退職理由としてNGな事例と志望動機|第二新卒の面接対策7

退職理由として語るべきでない事例と志望動機:第二新卒の面接対策7

新卒者が就職した後の離職率を平均すると、大卒でさえ3年で30%が退職しています。概ね毎年10%程度が辞めていくという現実から、企業としては事業のエンジンとなる人材を確実に確保する必要に迫られ、近年第二新卒が強く求められるという状況となっています。

ここでは人事担当者が第二新卒に何を求めているのか?取りたくない求職者について。また退職理由として好ましくない事例についてまとめてみました。

第二新卒にとって重要な前職を辞めた理由と採用企業への志望理由

第二新卒にとって重要な前職を辞めた理由と採用企業への志望理由

やはり採用担当としてどうしても沸き起る懸念点が、「またすぐに辞めるのではないか?」という部分です。これは短期間で前職を辞めて自社の面接に来ているという現実がある以上致し方ありません。しかしまずはこのハードルを乗り越えなくては採用への道は開けないということです。

どのような企業でも日々の業務には必ず何らかのストレスはかかりますから、間違っても退職理由が忍耐力や根気のなさであっては困ります。ストレス耐性が極端に低い人材は、どんなに潜在能力があったとしても使いみちが限られるからです。このため第二新卒が面接時に求められるのは、簡単に辞めない人材であるということの裏付けです。

企業への強い志望動機と熱意を感させる事が重要です。

前職で発揮しれなかった能力も自社であれば発揮できそうだと、採用担当者が希望を持てる材料が必要です。異なる職種への転職であれば、キャリアチェンジを退職理由としやすいですが、当然そこには新しい職種に対しての適性を感じさせる必要があります。

このため採用先企業の業務の中で、自分の長所をいかせるという根拠を明確に述べたうえで、自分により合致した仕事への転職が退職理由であり、採用企業こそが自分の力をより伸ばし発揮できる場所だと結論付ける必要があります。

詳しくは面接で「将来のビジョン」について問われる理由:第二新卒の面接対策3の「採用面接では自身のビジョンを会社の業務に重ね合わせて発言する」を参考にしてください。

口にしてはいけない面接官に嫌がられる退職理由

口にしてはいけない面接官に嫌がられる退職理由

ここでは実際の転職原因で、採用面接で求職者の口から退職理由として語られることの多いものから、人事担当者の心象を悪くする退職理由についてあげていきます。

人間関係や社風が自分に合わなかった

どんな組織にでも嫌な人間は少なからずいます。またどんなに酷い状況であったとしても、これは外部の人に納得させるのが非常に難しい問題です。まして退職した会社の悪口を、これから就職する会社の人事担当に話すメリットは何一つありません。退職理由を人間関係とするのは「また同じことが起こるのではないか?」と思われるだけなので絶対に避けるべきです。

残業が多い、休日が取れない

これらも非常にセンシティブな問題です。その理由が会社の体制によるものなのか、求職者個人の能力の不足によるものなのか、採用担当としては判断できる材料がありません。誰にでも納得行く内容で語れない限りあまり触れるべきで内容と言えます。

やりたい仕事が出来ない、仕事内容が思っていたものと違った

基本的に企業活動では会社の都合が最も優先され、必ずしもベストとは言えない判断も当然起こります。本人が望まない担当業務や職種への異動は、大なり小なりどのような企業でも常にあるものです。まして入社から何年も経っていない若手社員が、100%満足行くポジションに従事できることはまずありません。「会社の決定事項に従わない使いにくい人材」と判断されやすいため、そのまま退職理由として述べるのは好ましくありません。

給料が低かった

一部の外資系を除き、あまりストレートに言うべきではないのが給与の問題です。年功序列で個人に対する業績の評価がなされない。実力に応じたポジションに付けない。といった事実があるうえで、面接先が転職理由と条件的に合致し、モチベーションを高く持てる職場であれば正直に伝えてもよいでしょう。

会社の将来性が不安になった

これも具体的な理由がない場合は逃げ腰なイメージとなりやすいものです。会社の方針が後ろ向きで業績を伸ばしていく方向性にない。提案に対しても前向きな反応が得られないなど、自身のポジティブなエネルギーの発揮しどころを求めて転職するといった流れであればよいでしょう。これらに共通するのは、退職理由がネガティブな物になりがちだということです。

まとめ

第二新卒の退職理由まとめ

前職で日々の業務を行っていく中で、芽生えてきた自分の目指そうとする方向性が業務の範疇になかった。といった形で、あくまでも前向きなエネルギーの向き先として、転職理由を述べることで、誰にでも納得のいきやすい転職理由となります。もちろんそれの裏付けとなる行動を同時に提示することが必要になりますので、しっかりと理由付けはする必要があります。

その方法や考え方については面接で重視される「志望理由」について:第二新卒の面接対策2を参考にしてみてください。

第二新卒の面接対策1~10をチェック!

  1. 面接の合否は人柄と性格
  2. 志望動機は先を見据えた理由に
  3. ビジョンについて問われる理由
  4. 自己PRで選ぶべきエピソード
  5. 職務経歴の書き方と重点
  6. 有利な求人が出る時期を見極め
  7. 退職理由としてNGな事例と志望動機
  8. リスクがあれど圧迫面接をする理由
  9. 圧迫面接の心構えと対応方法
  10. 圧迫面接の実例集
退職理由として語るべきでない事例と志望動機:第二新卒の面接対策7

この記事が参考になったらシェアして「みんなに教えよう」