第二新卒が見落としがちな会社訪問や面接時のマナー

第二新卒が見落としがちな会社訪問や面接時のマナー

第二新卒のみなさんは、数年前の新卒時に、志望企業に訪問し面接を経験されていると思います。同じ採用面接ではあるのですが、企業側の見ているポイントは、新卒と第二新卒に対してでは大きく異なるものです。ここでは第二新卒が見落としがちな、面接時のマナーについておさらいしていきましょう。

会社訪問時・面接開始時のマナー

会社訪問時・面接開始時のマナー

第二新卒として転職活動をする場合、あなたはすでにビジネス経験のある社会人と見なされています。新卒のときの就職活動とはちがい、社会人経験のあるビジネスパーソンとして厳しい目で見られることを肝に銘じておきましょう。

新卒の就職活動では面接に訪れる応募者が多いため、入口に「面接会場はこちら」といった案内が掲示されるなど、応募者に配慮されていることも多いものです。

しかし、中途採用では応募者がわずか数名ということもめずらしくありません。募集企業側は日常業務の合間に採用面接を行うため、新卒のときのような手厚い配慮がないのが当たり前だと思ってください。第二新卒の面接は、企業側にとって新卒採用のような一大イベントではないのです。

訪問時には、「採用選考に伺いました〇〇と申します」と、名前と来社目的を自分からはっきりと伝えます。

面接開始後も、「本日はお時間をいただきありがとうございます」など、業務の時間を割いて面接をしていただいていることに感謝の意を伝えましょう。

初めてうかがう取引先に対して、失礼のないように接する意識といえば、第二新卒の方にはわかりやすいかもしれません。

面接のために時間を取ってもらっていることをきちんと認識し、相手の忙しさや時間の貴重さに対して気を回せるかどうかは、ビジネスパーソンとしての資質を判断するための重要な指標です。

ここで、戦力として有益な人材であるか、単に短期間で前の会社を辞めてきているだけの人材か判断されると考えてください。

第二新卒が面接に着ていく服装の注意点

第二新卒が面接に着ていく服装の注意点

第二新卒がよくやってしまう失敗の1つに、スーツの選び方があります。新卒の就職活動で着ていたリクルートスーツは、社会人としての経験の浅さや未熟さを強調することにつながるため、面接に着ていくのは避けましょう。

とはいえ、ふだんの仕事で着ているスーツをそのまま着ていくのがベストというわけではありません。

太めのストライプが入っているデザインや極端に細身のスーツは、派手な印象を与えやすいため避けてグレーかネイビーなどダーク系のスーツを選ぶようにします。

ふだんカラーシャツを着ている人でも、面接では白いワイシャツを身につけるのが基本です。

シャツの色は青でもよいと言われていますが、その場合でも薄い青までが許容と考えたほうがいいでしょう。濃い色や派手な色のシャツはNGです。男性の場合、ネクタイはなるべくオーソドックスなデザインのものを選び、色も派手すぎないものを選ぶようにしましょう。

靴の選び方も重要です。種類はもちろん革靴で、形はプレーントゥ、紐靴タイプを履くのが基本です。極端に爪先が尖っているデザインや、目立つ金具が付いているものは避けましょう。女性の場合、高すぎるヒールはやめておいたほうが無難です。

面接での言葉づかい・言葉の選び方

面接での言葉づかい・言葉の選び方

新卒の就職活動についてのノウハウ本などを見ると、面接での言葉遣いが詳しく解説されています。

新卒採用では応募者が学生のため、学生同士の会話とは異なる、オフィシャルな場での振る舞いができるかどうかが重視されるためです。

しかし、第二新卒の場合は基本的に中途採用と同じように見られることから、言葉遣いがていねいであればいいというものでもありません。

実際に仕事をする上で、受け答えが的確で言葉にムダがないことは重要です。

変にていねいすぎる言い方で回りくどくなり、何が言いたいのか伝わらないようでは逆効果です。正しい敬語の使い方など最低限のマナーを押さえた上で、相手に伝わる的確な言い回しをするように努めます。

また、言葉の選び方も非常に重要です。

第二新卒は既に就業経験があるため、業界内での用語や職場で独自に使われている用語が身についているものです。

異業種に応募する場合はもちろんのこと、同業種であっても会社が変われば伝わらない用語もあるはずです。初めて話す相手に分かりやすい言葉を選んで話すようにしましょう。

反対に、就業中の職場で独自に使われている言葉ばかり使って話すタイプの人は、「この人はお客様に対して説明する場合も、分かりにくい表現で迷惑をかけるにちがいない」と判断される恐れがあります。

面接で質問に答えるときの注意点

第二新卒は社会人経験者ですので、ビジネスパーソンとしての常識がすでに一定以上身についている人と見なされます。つまり、ビジネスマナーが身についているのは当然であり、企業側が面接で確認したいのはより実務的なスキルや経験です。

たとえば、第二新卒が面接で「これまでどのような仕事を経験してきましたか」と問われた場合、仕事の内容や成果を具体的に聞かれていると考えるべきです。あくまでも話の中心は客観的な事実や、数値化して示すことのできる成果に重きが置かれるように注意しましょう。

仕事をする上で心がけていることや、どのように働いていくことが理想かといった話がNGというわけではありませんが、「〜したいと思っています」「〜べきだと考えています」といった抽象的な話し方は、学生が就職活動で話す志望動機とあまり変わらない印象を与えます。

また、面接での質問に答える場合は、「聞かれたことに答える」が基本です。ときどき、聞かれたことに答えず自分の考えばかり話し続ける人がいます。独りよがりな印象を与えやすい上に、企業側は知りたい情報が得られず、お互いにとってメリットがありません。一方的な話し方にならないように気をつけましょう。

面接で質問をするときの注意点

面接時のよくある悩みとして、面接担当者から「何か質問はありますか」と聞かれる場面が挙げられます。

何か1つは質問を用意しておいたほうがいいと言われますが、的を射た質問でなければかえって逆効果です。企業のホームページに掲載されていることや、その会社の製品について調べていれば分かることを面接の場で聞くのは、「企業研究をきちんとしていません」と告白するようなものでとても失礼なことです。

ベストなのは、面接当日の受け答えの流れの中で、もっと詳しく知りたいと思ったことや、確認しておきたいことについての質問です。

面接担当者が「そのことについては、たしかに説明が足りていなかったかもしれない」と感じるようなら、あなたの注意深さや判断力を評価してもらえる要素となるかもしれません。

また、そもそも応募した会社について興味を持っていなければ、聞きたいことは出てこないはずですので、的確な質問の裏には「貴社にそれだけ興味があるのです」というメッセージが隠れていることになります。

質問は「しなくてはならないもの」「何かひねり出さなくてはいけないもの」ではなく、応募先の会社への興味を計るバロメーターと考えるといいでしょう。本当に入りたい企業や仕事であれば、聞きたいことは自然と出てくるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?既に社会人経験を送っているために、逆に見落としがちな点もあったのではないでしょうか?第二新卒者の面接は、採用後に外部に出しても恥ずかしくない人材であることを見極められていると考えて、気を引き締めて取り組んでいきましょう。

第二新卒が見落としがちな会社訪問や面接時のマナー

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