転職の時期は何月が有利?転職データからタイミングを見極める第二新卒の転職

電話する女性 転職の知識

転職活動を有利に進めたいと考えた場合に一番気になるのは“企業の動向”、つまり「時期(タイミング)」です!

3月は転職市場が活発だ、7月は避けた方がいいなど、色々な意見が飛び交っています。

実際の転職データをもとに、「転職の時期」について考えていきます。

第二新卒の転職活動は在職中にするべき? 退職してからにするべき?

「競争率」という視点で転職の有利な時期を見極めるのは難しい!

スーツ姿の男女の横顔

中途採用の担当者が選ぶ「転職の時期」

中途採用担当者を対象としたアンケート結果

(データ参考:https://doda.jp/guide/saiyo/009.html)

こちらは、転職サイトDODAが中途採用担当者1,000人に対し「1年で中途採用活動が活発なのは何月か」というアンケートをとった際の集計結果です。1月を基準(1.0)に、一年を通しての変動をグラフにまとめています。

ピークを迎えるのは3月と9月、反対にもっとも落ち着いているのは12月を中心とした年末年始です。

それでは、中途採用が増える傾向にある3月や9月に向けて転職活動を進めれば、転職希望者はライバルが少なく有利になるのでしょうか?

転職希望者が選ぶ「転職の時期」との差異は?

転職求人倍率の年間の推移

(データ参考:https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/data/index.html#con01)

同じく、転職サイトDODAで随時発表されている転職求人倍率(※1)を年間でまとめたものがこちらになります。

(※1)求人倍率は「求人数(採用予定人数)÷ 転職希望者数」という算出式で求められる数値で、“売り手市場か否か”を見極めるヒントとなります。

先ほどのグラフと見比べると、数値が上下するリズムは似ていますが、倍率自体は常に2倍を上回っており、大きな変動は見られません。

つまり、企業の中途採用を出すタイミングで転職希望者も増えているわけなので、「競争率」という視点で“転職に有利な時期”を見極めるのは少々難しいかもしれません。

次の章からは、各時期に募集開始される求人の特徴についてお話ししていきます。

転職求人倍率から読み取れることは他にもたくさんあるので、求人倍率にご興味のある方は以下の記事をぜひ参考にしてください。

2018年の転職求人倍率は?最新情報から「転職市場」の動向を予測するヒント

【転職の時期:1月・2月・3月】新卒入社タイミングは「選択肢が広い」

三枚のカードを前に悩むスーツ姿の女性
  • 年始の1月はやや落ち着い落ち着き気味
  • 求人数は2月から徐々に増加
  • 3月はピークとなる時期

毎年3月末は、定年退職者だけでなく自己都合退職などの一般退職者も多くなります。

退職予定者は区切りの良い年度末・期末を目処として離職することが多く、更に出向・転籍などもこの時期に発生しやすいため、どうしても人員補充が必要となります。

更に前年度の新卒の退職希望も、この時期に多く発生します。

1年以上会社勤めをしていない場合は失業保険の受給資格が得られないことを考慮して、この時期まで退職を伸ばす新卒社員も少なくありません。

また、ボーナスうけとり後に退職願いを提出したとしても、時間的猶予があるためスムーズに引き継ぎ可能であったりと、カドが立ちにくいタイミングであることも理由の1つです。

第二新卒の求人で採用されない人に教えたい4つのコツ

【転職の時期:4月・5月・6月】第二新卒が馴染みやすいタイミング

並んで座っているリクルートスーツ姿の男女
  • 4月は3月に劣るものの十分活発
  • 5月はやや下降気味
  • 6月は新規求人が増える時期

4月、5月で入社となった場合は新卒社員の研修内容を一緒に受けられたり、自分以外にも新しいメンバーがたくさんいることで比較的馴染みやすい環境であったりと、非常にメリットが多い時期です。

4〜6月は年間で見ると中途採用が活発な時期ですが、その中で5月はGWを挟むこともあって、企業、転職希望者ともにフットワークが落ちる時期です。

しかし4月入社の新卒がやめた際の欠員補填など、企業の採用に対する積極性がまだ高い時期ではあるので、情報収集に力を入れるべきタイミングとも言えます。

また、5月で転職活動が完結しなかったとしても、再度中途採用の数が伸びる6月へ向けた準備期間として有用です。

第二新卒の転職でも新卒扱いされる時期と転職エージェントの選び方

【転職の時期:7月・8月・9月】企業の第2四半期決算時期

退職願を書いている様子
  • 7月から求人は減少傾向に
  • 8月に入るとさらに激減
  • 9月前後は「未経験」がKWに

3月末に決算を迎える企業が多いため、9月末は第2四半期の決算時期となります。

やはり3月末と同様に仕事に区切りがつけやすい時期なので、比較的退職者が多く出ます。その際の欠員補填など、採用募集枠が発生しやすいタイミングです。

業種によっては夏の人員確保に重きを置くため、第二新卒や未経験者に対する求人が増えます。

夏から秋にかけてはお盆やシルバーウィークを挟むこともあって休暇を取りやすく、応募書類の準備期間や面接の日程調整に充てることもでき、転職希望者の動きも活発になります。

視点を変えればライバルが多い時期とも言えますが、準備期間をしっかり確保したい方は9月入社を目標に動くことをおすすめします。

既卒採用を行う企業の探し方:第二新卒の転職

【転職の時期:10月・11月・12月】10月は引き続き好調だが、その後は…

レンダーと手帳と履歴書が机の上に並んでいる様子
  • 下半期突入の10月はハードル高め?
  • 11月は求人数が一気に落ち込む
  • 年末にかかる12月はスピード感に注意

多くの企業は4月を中心に採用計画を組んでおり、欠員が出ても夏で大体カバーできるよう動きます。

そのため、10月に発生する中途採用はイレギュラーな事態であることが多く、中途採用の際は下半期に向けて即戦力を求める傾向があります。

未経験であったりスキル不足を感じていたりする場合は、少々ハードルの高い求人が多い時期となるかもしれません。

逆に考えれば経験者、スキル習得者にとって自身のPRが響きやすい時期です。

下半期にかけて新プロジェクトが動いたり、人事異動による新体制に向けた採用が行われたりする可能性が高い時期でもあるので、中途採用の目的に合ったアプローチをできるよう注意しましょう。

第二新卒フリーターは再就職で有利?知るべきメリットデメリット

まとめ

屋外を歩いているスーツ姿の若い女性

転職には大体2〜3ヶ月ほどの期間が必要になると言われています。

新卒採用よりも情報入手や面接対策に手間がかかる印象がありますが、自分のペースに合わせて転職活動の時期を計画できるため、希望の仕事に出会える可能性を自ら高めていくことができます。

転職に至った経緯、今後の展望などを改めて見直し、自分にとって有利な転職の時期を見つけて行きましょう。

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