【代表インタビュー】株式会社カーサービス山形 小川大輔氏|山形の自動車販売店の強みとは?「車を通じて地域発展に貢献する」取り組みと魅力

【代表インタビュー】株式会社カーサービス山形 小川大輔氏|山形の自動車販売店の強みとは?「車を通じて地域発展に貢献する」取り組みと魅力

自動車販売店の仕事は、車を売って直すことだけでしょうか。

今回お話を伺ったのは、山形県内で中古車・新車販売などの店舗を9店舗展開する株式会社カーサービス山形の代表取締役社長、小川大輔さんです。

山形で中古車販売店を探している方、評判や口コミだけでは分からない会社の考え方を知りたい方にもおすすめの内容です。

※本記事は、株式会社カーサービス山形 代表取締役社長・小川大輔さんへの取材をもとに作成しています。

この記事でわかること
  • 「車を通じて地域発展に貢献する」というミッションが生まれた背景
  • 全社員の救命講習や寄付活動など、カーサービス山形の強みと特徴
  • 就労支援や新規出店など、3年後・その先に向けた展望
小川 大輔|株式会社カーサービス山形 代表取締役社長

株式会社カーサービス山形 代表取締役社長。1980年に父が創業した同社を引き継ぎ、「車を通じて地域発展に貢献する会社」をミッションに掲げて、社員とともに車以外の分野での地域貢献にも取り組んでいる。
株式会社カーサービス山形
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山形の自動車販売店・カーサービス山形の強みは、車を売ることだけなのか

1980年に父が創業した会社を引き継いだ小川さんは、ここ1〜2年で「車を通じて地域発展に貢献する会社」へと舵を切りつつあります。

その取り組みは、車の販売だけにとどまりません。全店舗へのAED設置と全社員の救命講習、社員の寄付によるカーブミラーの寄贈、10年近く続く花笠まつりへの参加、そして就労支援への挑戦まで。

本記事では、ミッションが生まれた背景から、社員やお客様との向き合い方、これからの展望まで、カーサービス山形の強みや特徴を小川さんの言葉でお届けします。

「ただ車を売るだけでは、他と同じになる」掲げたミッションは”地域発展への貢献”

「ただ車を売るだけでは、他と同じになる」掲げたミッションは"地域発展への貢献"

カーサービス山形が社内で共有しているミッションは「車を通じて地域発展に貢献する会社」です。販売中心だった創業期から、少しずつ会社のあり方が変わってきました。

インタビュアー:まったく御社のことを知らない方に「どんな会社ですか」と聞かれたら、小川さんは一言でどうお答えになりますか?

小川氏:一番分かりやすいのは「自動車の販売」だと思います。ただ、ミッションとして掲げているのは「車を通じて地域発展に貢献する会社」だということで、これは会社の中で共有しているかなと思っています。

インタビュアー:車の販売だけでなく、地域発展への貢献を軸にされているんですね。そのミッションを掲げられたのには、何かきっかけがあったんですか?

小川氏:やっぱり、ただ車を販売したり直したりするだけでは、他と同じような自動車販売店になってしまうかなと思ったんです。

いかにこの山形県というところに役立つことができるか、そこが非常に重要だと思っています。

そこには雇用であったり、社会課題・地域課題みたいな部分もあります。ちっぽけな中小企業の中で、我々がどういう形で何ができるのか。

それを模索していくことが重要だと思って、ミッションを掲げているという思いですね。

インタビュアー:山形県の役に立てるかどうかが出発点なんですね!ホームページを拝見して、創業は1980年で、お父様が創業されたと伺いました。

今のミッションは、お父様の時代から続いているものなんですか?

小川氏:いや、違いますね。本当にここ最近です。父の時代、1980年から2003〜2004年ぐらいまでは「車選びの終着駅」というのが一つのキャッチフレーズで、やっぱり車の販売が大きなウエイトを占めていました。

父が亡くなって私が引き継いだ後も、同じように販売中心の会社でしたけども、2014年ぐらいから経営計画書を作り始めて、そこで事業定義を「カーサービス業」と定めました。「車で人の役に立つ」ということですね。

そしてここ1〜2年ぐらいは、社会課題を解決できる企業を目指すためにも、地域発展に貢献するにはどういうことができるかを考える企業に、今変わろうとしているところかなと思います。

インタビュアー:本当にここ数年で、ミッションを掲げて取り組まれているんですね。

小川氏:そうですね。

「徹底してやれるかどうか」全店舗にAEDを置き、全社員が救命講習へ

ミッションを掲げてからまだ日は浅いものの、社員からも声が上がり、車以外の部分での取り組みが動き始めています。

インタビュアー:新しくミッションを掲げられてから、具体的に変わったことはありますか?

小川氏:まだミッションを掲げて1〜2年なので、行動がそこまで変わったかどうかは分かりません。

ただ、会社としてやっていかなくてはいけないことは、私からのトップダウンだけじゃなくて、社員からもいろんな話が出て、今動いているかなと思います。

例えば、本社がある山形市上山家町という地域の方々と防災協定を結んで、一時避難場所になったりしています。

あとは全店舗にAEDを設置して、全社員が救命講習を受けています。万が一、会社の目の前で事故が起きたり、お客様が倒れたりしたときに救助できるようにしています。

インタビュアー:全社員ですか!?

小川氏:はい。そういう形で、車以外の部分でどう貢献できるかを考えたりしていますね。

インタビュアー:講習を受けるだけでも時間がかかりますし、何かあったときに対応できるレベルとなると、社員の皆さんに地域に貢献しようという気持ちがないと浸透しないのでは、と思いました。今日伺った中で一番驚いたポイントです!

小川氏:いざというときに、人の心臓をマッサージするというのは、果たしてできるかどうか分かりません。

でも何もしないよりかは、救急車が来るまでの間に何かできるんじゃないかなと。

AEDも、目の前の道路で何かあったらすぐ持っていけるようにしています。この地域で何かあったときに救助できる体制は作っておきたいと思っていますね。

インタビュアー:すごく素敵なお取り組みですね!

こうした取り組みは、同業の中でも珍しいのではないですか?

小川氏:AEDや講習の部分は、やろうと思えば誰でもできるかなと思います。ただ、それを徹底してやれるかどうか、というところではないかなと思いますね。

インタビュアー:「やれるかどうか」ではなく「徹底できるかどうか」なんですね。

山形でBYDのディーラーとして、「電気の使い方」まで提案する

小川さんは、中国の電気自動車メーカー・BYDのディーラーを始めたことで、お客様の暮らしそのものを変える提案ができるようになったと話します。

インタビュアー:車の提案の仕方で変わってきたこともありますか?

小川氏:BYDという中国の電気自動車メーカーのディーラーを始めましたので、電気の使い方も提案できるようにしています。

再生可能エネルギーで車を走らせる、そんな提案もできるような形で、お客様と商談をしたりしていますね。

再生可能エネルギーで電気を作って、その電気で車を走らせれば、お客様にとっては電気代の支払いが減りますし、ガソリン代の支払いも減ってきます。

そうなると、その分、娯楽だったり生活の環境だったり、お客様の生活や暮らしを変えられるような提案ができるんじゃないか。そういう武器を持ち始めた、というところじゃないですかね。

インタビュアー:電気代やガソリン代が減ることで、暮らしそのものが変わる提案になるんですね。BYDの取り組みは、山形県内でも先駆けになるのでしょうか。

小川氏:BYDの場合は、確かに我々しか持っていない権利がありますので、先を行っている部分だと思います。

インタビュアー:そうなんですね!

コーヒー1杯10円の寄付がカーブミラーに。会社に”横串”を刺す仕組み

カーサービス山形の特徴の一つが、店舗ごとの縦の組織とは別に、会社全体をつなぐ仕組みを用意していることです。その一つが、社員の寄付による地域への還元です。

インタビュアー:同業の方から見て「そこまでやるの?」と驚かれそうな取り組みはありますか?

小川氏:多分、同業でやっていないことはたくさんあるかなと思います。うちの場合は店舗が9店舗あるので、組織としては店長、マネージャー、一般社員という縦割りの組織があります。

それに対して、会社全体として横串を刺すために委員会活動があったり、趣味が同じ人たちが集まるクラブ活動を会社で支援したりしています。

その他、例えばお客様にコーヒーやお茶をお出ししていますけど、それは社員も飲んでいいですよ、と言っています。ただ、いくらでもいいので寄付のお金を出してほしい、と。

インタビュアー:なるほど、寄付ですか?

小川氏:はい、例えばコーヒーを1杯飲んだら、10円でもいいので。その寄付を集めて、当社が店舗を持っている山形市、天童市、鶴岡市、酒田市にふるさと納税をしたり、カーブミラーを寄付したりしています。

そういう形で、交通安全の啓発活動みたいなこともやっていますね。

インタビュアー:本当に地域貢献、社会貢献を体現されているんですね!

小川氏:そうですね。先日もプレスリリースを出させてもらったんですが、社員が出してくれたお金で、酒田市にカーブミラーを2基寄付しました。

インタビュアー:社員の皆さんのコーヒー1杯が、地域の交通安全につながっているんですね!

地域コミュニケーションにも参加。先輩が後輩に教える花笠まつり

カーサービス山形は、山形の夏の風物詩・花笠まつりに10年ほど参加を続けています。若手社員も含めて毎年50〜60名が参加し、練習では先輩が新入社員に踊りを教える姿も見られるそうです。

小川さんは、こうした社風こそが会社の強みであり魅力だと話します。

インタビュアー:クラブ活動のお話がありましたが、花笠まつりにも長く参加されていると拝見しました。

小川氏:会社の35周年のときに「じゃあ花笠まつりに出てみよう」という形で始めました。コロナの期間に1〜2回中止があったと思うので、10年間ぐらい続けているという感じですかね。

インタビュアー:もう10年近く続いているんですね。全社員で参加されているんですか?

小川氏:一応有志という形でやってもらっていて、40〜50人ぐらいが踊り手です。

あと暑いので、うちわを配ったり、あおいだり、飲料水を配ったりするサポートメンバーが10名ぐらい。大体50〜60名ぐらいが参加しています。

インタビュアー:50〜60名も参加されているんですね!

YouTubeの生配信で今年の様子を拝見しました。地域のイベントへの参加は、若い世代だと嫌がる方も多い中で、皆さんがとても楽しそうに参加されていたのが印象的でした。

小川氏:いや、嫌がる社員もいっぱいいますよ、現実は(笑)。

ただ、それが社風になっているのが、一つ会社の強みかなと思っています。

社員同士のコミュニケーション能力だったり、それを上げるためのイベントや会社の行事だったり、そういうものは重視してやっていますので。

あと、花笠にせっかく出るんだったら恥ずかしい踊りはしたくないよね、という話をして、練習もしてもらっています。去年や一昨年に出た先輩たちが、新入社員に踊りを教えてあげている姿も見えますし。

そういうところがうちの会社の良さで、それに共感してくれているからこそかなと思っています。

経営理念に「にこっと」というキーワードが入っているものですから、そういうのを皆さん意識してやってくれているのかなと思います。

インタビュアー:Instagramに載っていた練習風景でも、先輩が後輩に教えている様子が楽しそうだったので、今のお話と結びつきました。

小川氏:ありがとうございます。

「50分無駄話、10分商談」怒ってくれるお客様ほど長い付き合いに

社内で大切にしているコミュニケーションは、お客様との関係にも表れていると小川さんは話します。業績が伸びるスタッフには、ある共通点があるそうです。

インタビュアー:お客様との関わりの中で、印象に残っているエピソードはありますか?

小川氏:私はあまり現場に出ないようにしているんです。知り合いの経営者の方や、友人・知人からのご紹介で出ていって、お客様と対話することはありますけど。変わった面白いエピソードですか?

インタビュアー:「印象的だったな」というものでも大丈夫です。

小川氏:エピソードと言っていいか分かりませんが、お客様との商談で盛り上がっている商談の特徴としては、例えば1時間の商談があるとしたら、約50分が無駄話で、10分が商談。

そういうスタッフの方が、お客様とのやり取りが非常にうまくいっていて、業績にも反映しているなと感じるんです。

逆に、50分が車の商談で10分が世間話という子の方が、なかなか数字が上がってこない。社内でコミュニケーションをしているからこそ、お客様とも同じようなコミュニケーションができる。

そういうスタッフが非常に増えてきているのではないかと思いますね。

インタビュアー:確かに。その通りですね!

小川氏:だから私も、たまに「小川さんと1時間話すと、50分無駄話で10分しかまともな話ができないもんね」なんて言われるんです(笑)。

インタビュアー:お客様からですか?(笑)

小川氏:お客様だったり、取引業者さんだったり。そういうことはよくある話ですね。

インタビュアー:小川さんの”話好き”は、お客様や取引先の間でも評判なんですね(笑)。

車を買いに来られる方も、性能だけでなく、その車でどこに遊びに行けるか、家族とどんな時間を過ごせるかといった先の未来を期待して来られていると思います。

そういう話ができる営業の方なら、車選びが楽しくなりそうですね。

小川氏:あと、若いうちに苦労しろという話はよくありますけど、若い頃や初めて商談した後に、お客様から怒られたり、クレームをいただいたりしたお客様との方が、長くお付き合いできるなと感じる部分があります。

本当にひどい苦情や、当社に非がある場合は別かもしれないですけども、お客様も親心でと言ったら変かもしれませんが、そういう形で怒ってくれるお客様との付き合いは非常に長くなる。

本音でぶつかり合える関係、という感じかなと思いますね。

インタビュアー:確かに、どの業界でも共通していることかもしれませんね。

表面上の話をするだけより、嫌なことも嬉しいことも感情を共有できる関係の方が、長くお付き合いいただけている印象があります。

そうした本音の関係が、地域での口コミにもつながっていくのかもしれませんね。

就労支援、中古車輸出、女性管理職。売上93億円から200億円へ

現在、幹部社員が中心となって3年後までの中期経営計画を作っているところだといいます。小川さんの頭には、車の販売にとどまらない事業のアイデアがいくつもありました。

インタビュアー:3年後に向けて、カーサービス山形をどんな会社にしていきたいですか?

小川氏:たくさんあるんですけど、今、3年後までの中期経営計画を、幹部社員15名ぐらいが2グループに分かれて作ってもらっているところです。

会社として2030年までにこういうことをやりたい、というのは10年前に掲げている部分もあって、それに向けたこの3年間のロードマップを今考えてもらっています。

インタビュアー:幹部の皆さんで計画づくりをされているんですね。

小川氏:それだけじゃなくて、やりたいことはたくさんあります。

先ほど言った通り、車を通じて地域発展に貢献するには何ができるかと考えると、まだ具体的な部分では全然ないですけど、就労支援のA型をやってみたり、海外に直接中古車を輸出してみたり。

そういうことは事業としてやっていきたいね、という話をしています。

それと、女性が活躍できる自動車販売店というものもやりたいので、女性管理職の誕生も、この3年間の間には実現したいと思っています。

その他、山形県の中には我々がまだ店舗を出せていない空白地帯もあります。人口が減少して、消滅する可能性がある地域だと言われている山形県ではあるものの、そこに住んでいる県民の方が困らないようにしたい。

多少コストがかかって、採算が合わない部分もあるかもしれませんが、それも地域発展に貢献する一つの手段でしょうから、空白地帯を埋めていきたいという思いもありますね。

今言った事業がうまく動き始めれば、今93億円ぐらいの売上ですけども、あっという間に200億円というところまで目指せるんじゃないかと思っています。

インタビュアー:素敵な将来のお話、ありがとうございます!

「地域になくてはならない会社に」就労支援と、東京ドームの夢

小川さんが構想する就労支援は、自動車販売店の仕事と自然につながっていました。そして話は、社内の野球部が掲げる大きな目標にも広がります。

インタビュアー:1つだけ、個人的に気になったところなんですが、就労支援とは具体的にどう関わっていく構想なんですか?

小川氏:就労支援A型の事業所を作って、身体障害の方もそうでしょうけど、知的障害の方々が働く場所であったり、その親御さんたちが安心して、自分の子どもを働かせられるような就労支援を我々がする。

そして、私たちの会社の中でも雇用できるようであれば雇用したいと思っています。

例えば車のクリーニングであったり、中古タイヤの販売もしているので、タイヤにはまった石の石取りだったり。

そういう難しくない仕事を、障害のある方々を雇用してやっていければ、なかなか仕事をすることが難しい方々に社会で活躍してもらえる。

それもまた地域発展に貢献できる部分かなと思います。

インタビュアー:自動車販売のお仕事と、すごくつながりそうですね!

小川氏:なので、自動車の販売会社として、やることはもちろんやっていかなきゃいけないと思いますけど、そのプラスアルファの部分ですね。

社会的弱者と言われる方々を私たちがうまく雇用できるようになれば、その親御さんたちも我々のことを応援してくれるような形になってくる。

地域になくてはならない会社に変わってくるんじゃないかな、というのもあります。

インタビュアー:すごくワクワクする未来だなと思いました!

車を届けるだけではなく、今日のお話で一貫していた地域貢献を、障害のある方やご家族にまで広げようとされているのは驚きでした。

小川氏:あと、もう一個あって。うちの野球好きの常務が、都市対抗野球に出たいと言っていましたね。東京ドームに行きたい、と。

インタビュアー:社内に野球チームがあるんですか?

小川氏:一応クラブ活動で野球部があって、今は軟式野球で、山形ではそれなりの強豪として見てもらっています。

それを硬式にして、東京ドームの都市対抗野球に出るというのが10年後にできたらいいな、ということは常務が言っていますね。

インタビュアー:予選を勝ち上がっていくと、東京ドームで全国大会があるんですね。

小川氏:そうです。東北から2チーム、関東から4チームといった形で全国から集まってきて、大会があるんです。

インタビュアー:すごく大きな目標ですね。10年後と言わず、もっと早く実現される日を楽しみにしています!本日は貴重なお話、ありがとうございました!

小川氏:こちらこそありがとうございました。

カーサービス山形についてのQ&A

カーサービス山形は、どんな会社ですか?

山形県内で中古車・新車販売などの店舗を9店舗展開する自動車販売会社です。小川さんによると、一番分かりやすく言えば「自動車の販売」ですが、社内では「車を通じて地域発展に貢献する会社」というミッションを共有しています。

カーサービス山形の強みは何ですか?

小川さんは、社員同士のコミュニケーションを重視する社風を会社の強みに挙げています。委員会活動やクラブ活動、会社の行事を大切にしており、社内でコミュニケーションをしているからこそ、お客様とも同じようにコミュニケーションができるスタッフが増えてきていると話しています。

カーサービス山形の特徴は何ですか?

車以外の分野でも地域に貢献しようとしている点です。本社のある地域の方々と防災協定を結んで一時避難場所となっているほか、全店舗へのAED設置と全社員の救命講習受講を進めています。また、社員がコーヒーなどを飲んだ際の寄付を集め、店舗のある市へのふるさと納税やカーブミラーの寄付を行っています。

山形で自動車販売店を選ぶとき、カーサービス山形の魅力は何ですか?

小川さんの話からは、車の先にある暮らしまで見据えた提案が挙げられます。BYDのディーラーとして、再生可能エネルギーで作った電気で車を走らせる「電気の使い方」を提案しており、電気代やガソリン代の支払いが減ることで、お客様の暮らしを変えるような提案ができるといいます。

今後、どんな事業に取り組む予定ですか?

小川さんによると、まだ具体的な段階ではないものの、就労支援A型の事業所や中古車の海外への直接輸出、県内の空白地帯への出店などを構想しています。また、3年以内に女性管理職の誕生を実現したいと話しています。

まとめ:カーサービス山形の強みは、車の先にある「地域の暮らし」を見据える姿勢

カーサービス山形の強みと魅力は、3つの軸に整理できます。

1つ目は、「車を通じて地域発展に貢献する」というミッションです。防災協定や全社員の救命講習、社員の寄付によるカーブミラーの寄贈など、車以外の分野でも地域との関わりを広げています。

2つ目は、社員同士のコミュニケーションを大切にする社風です。小川さん自身も、これを会社の強みに挙げています。委員会やクラブ活動、花笠まつりへの参加を通じて育まれる関係性が、「50分無駄話、10分商談」というお客様との向き合い方にもつながっています。

3つ目は、地域になくてはならない会社を目指す挑戦です。就労支援や空白地帯への出店など、採算だけでは測れない取り組みも視野に入れています。

取材の中で、救命講習について「やろうと思えば誰でもできる。徹底してやれるかどうか」と淡々と話されていたのが印象的でした。

会社概要

社名株式会社カーサービス山形
代表者代表取締役社長 小川 大輔
所在地山形県山形市上山家町字下宿766-6
創業1980年
設立1984年(株式会社に組織変更)
事業内容中古車販売、新車販売、オークション売買、車両整備、自動車保険、車両リース、板金塗装、車買取、レンタカー、カー用品販売、クルマのサブスクリプション
公式URLhttps://www.cs-yamagata.co.jp/