就活面接で行われる圧迫面接とは:第二新卒の面接対策8

就活面接で行われる圧迫面接とは:第二新卒の面接対策8

第二新卒の方であれば、アメリカで考案され各国に広がった「圧迫面接」という面接手法を耳にしたことがあると思います。ここでは圧迫面接を企業が行なうその意図や、就活生から採用面接時に何を引き出すために行なうのかなど、圧迫面接が行われる理由や背景についてまとめていきます。

リスクある圧迫面接をあえて行う企業の立場

リスクある圧迫面接をあえて行う企業の立場

圧迫面接とは、面接官から被面接者に対して威圧的な態度や無関心な素振りを見せる、答えにくい質門を次々とぶつけるなど、極端に理不尽な面接を行う事をいいます。そのような状況で応募者が示す反応を見るためのあまり紳士的でない面接手法です。

度が過ぎた圧迫面接により被面接者が心身に障害を受ける例や訴訟問題となった例があります。また面接官が有罪判決を受け、企業側が被害者に対する損害賠償を命じられたケースもあります。更に圧迫面接を問題視した地域の学校が、当該企業の求人票を受け取らず事実上撤退に至った企業もあるほどのものなのです。

社会的な問題となる可能性があるダーティな手法と承知の上で、現在も数多くの企業が圧迫面接を行っています。なぜなら、一旦採用した社員を企業側から退職させることは非常に難しいためです。企業側にしてみれば、見込み違いでお互いに不幸な関係を長い間続けるわけにはいかないのです。

第二新卒の皆さんは、企業が採用を真剣に考えているからこそ、大きなリスクを取ってまで行なっているのが圧迫面接だと理解して下さい。腹が立つ、気分が悪いといった感情を通り越せば採用はより近づいてきます。

圧迫面接は必ずしもブラック企業だけが行なうものではない

圧迫面接は必ずしもブラック企業だけが行なうものではない

どのような企業でも想定外のトラブルの発生や、取引先からのクレーム対応はついて回ります。このため大きな負荷を与えられた状態で、落ち着いた態度で正しい判断を行え能力はとても重要なものなのです。

精神的なプレッシャーに対する耐性や、状況に応じた適応能力を持っているかを判断するために行うため、ホワイト企業であったとしても、圧迫面接が行われるケースはあると心得てください。

実際に圧迫面接が行われるケースとその意図

実際に圧迫面接が行われるケースとその意図

面接応募者の本心を探るために行なうケース

通常の質問への回答に破綻がない、悪く言えば当たり障りのない模範解答を繰り返す応募者に対して行われることが多いものです。高圧的な態度を取ったり否定的な意見を繰り返すことで相手の動揺を誘って本音の部分を引き出そうとします。

気が弱そうな応募者に対して行なう

営業職など、業務中に交渉ごとが必要なポジションの募集で行われることが多いものです。会社にしてみれば、お客さんに簡単に押し込まれ条件の悪い仕事をとってくるような営業マンの採用は避けなくては行けません。「いいやつだけどだいじょうぶかな?」といった、精神面での不安を感じたときなど、応募者の性格的な強さをはかる目的で行われます。

集団面接で一人を集中攻撃する

集団面接時にその集団の中で特に話や受け答えが上手な、リーダー的ポジションとみられる応募者に対し、集中的に攻撃を仕掛けるといったケースです。全ての回答に否定的な態度を取られたり、あからさまに関心がない態度を取るなどがあります。

わざと怒らせるために行なう

いわゆるゆとり世代に多く見られる、嫌なことがあると簡単にキレて投げ出す、精神的に弱い傾向を懸念している時に行われることが多いものです。答に対して「なんで?」と返し続けられたり、人格否定を行なうなどのケースもあります。

これらいずれのケースにも共通するのが、有力な候補者として認識している応募者に対して行われるという点です。企業側は採用を考えていない候補者に対して圧迫面接は行いません。時間を無駄にしないために、関心のない候補者はむしろ当たり障りない話でさっさと終わらせます。

まとめ

このように圧迫面接に遭遇してしまった場合には、質門内容や回答内容自体にはあまり意味がなく、その状況に追い込まれたときの被面接者の態度や感情の動き方が重要だとお分かりいただけたと思います。次の圧迫面接への心構えと対応方法:第二新卒の面接対策9で具体的な心構えと対処法をまとめていきます。

就活面接で行われる圧迫面接とは:第二新卒の面接対策8

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