山田エスクロー信託とは?評判/信用度/業務など直撃取材と調査まとめ!

山田エスクロー信託とは? 取材企業記事一覧
編集部
山田エスクロー信託は、山田グループの信託会社として2005年に設立されました。

横浜市に本社を置き、支社・支店は北海道から沖縄まで全国に42拠点展開しています。(2021年10月1日現在)

今回は、信託業務を行う山田エスクロー信託のご担当者様に業務内容や強み、アピールできるポイントを取材し、さらに編集部の独自調査で会社の信用度や信託、評判についてなどを調べています。
山田エスクロー信託に関心のある方や就職を検討している方にとって有益な情報となっているので、ぜひ参考にして下さい。

当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています。

山田エスクロー信託ってどんな会社?

山田エスクロー信託
編集部
山田エスクロー信託は、横浜駅から徒歩6分の神奈川県横浜市西区北幸1-11-15横浜STビル15階に本拠を構える信託会社です。

資本金は2億円で、加盟団体は一般社団法人信託協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会となっています。

管理型信託会社

編集部
山田エスクロー信託は、金銭信託を中心に、有価証券信託、金銭債権信託、不動産信託を取り扱う管理型信託会社です。

最近の展開

編集部
2020年2月からの動きを見てみると、地域拠点となる6つの支社・支店をオープンし、順調に事業エリアを拡大しています。

また、各種金融機関との業務提携や、民事信託コンサルティング業務等にも力を入れています。

信託活用事例

編集部
山田エスクロー信託の信託活用事例としては、下記の取引に関係する金銭を信託で保全する「不動産売買」「不動産賃貸」「M&A取引」「シルバービジネス関連」「高齢者向け住宅」などがあります。

山田エスクロー信託の業務内容・サービスについて

山田エスクロー信託の業務内容
編集部
山田エスクロー信託は、どのような事業を行っている会社ですか?

メインの事業は管理型信託業

担当者様
山田エスクロー信託の本業は管理型信託業です。

信託事業は、信託財産の対象を金銭・有価証券・金銭債権・不動産としています。

M&Aや不動産取引などで資金決済の安全を確保するためのエスクロー信託や、有料老人ホームの入居保証金等を保全するための資金管理信託などが活用例です。

個人向けでは遺言代用信託や暦年贈与信託などがあります。

兼業業務として相続関連業務、不動産仲介・鑑定業務、事務代行業務なども

担当者様
また、兼業業務としては、相続関連業務、不動産仲介・鑑定業務、事務代行業務、M&Aアドバイザリー業務、物品預かり業務などを取り扱っています。

相続関連業務は遺言信託・遺産整理・民事信託コンサルティング業務で、主たる顧客は高齢者層です。

不動産仲介・鑑定業務は、信託及び相続関連業務から派生した案件を取り扱っています。

営業スタイルについて

山田エスクロー信託の営業方法
編集部
山田エスクロー信託ではどのような営業スタイルで売上を出しているのでしょうか。
営業方法や販促方法を教えてください。

数多くの業務提携契約が強み

担当者様
全国の地銀・信金など77の金融機関との相続関連の業務提携契約(2021年10月1日現在)をはじめとして、税理士事務所、コンサルティング会社、ハウスメーカーなどとの業務提携契約により顧客紹介を受けています。

山田エスクロー信託の特色はオーダーメイドサービスの提供

担当者様
既存の信託商品のほか、お客様のニーズに応じて、様々な信託スキームを構築し、オーダーメイドで信託サービスを提携します。

そもそもエスクローとは?

編集部
エスクローという言葉は聞き慣れない専門用語なのですが、どのような意味があるのか調べました。

エスクローとはどのようなサービスなのか

編集部
エスクローとは、商取引の際に、契約当事者の間に入り、代金決済と商品や物件の授受の確実な実行など、取引の安全性を確保する仲介サービスのことで、日本語に訳すと「第三者寄託」となります。

コンビニで商品を購入するような、支払いと商品の受け取りが同じタイミングの場合にエスクローサービス会社は必要ありません。

しかし、取扱商品の特性や地理的な事情など、何らかの都合で支払いと商品の受け取りにタイムラグが生じる場合があります。そのような場合に、取引の安全性を保つためには、代金決済が確実に行われる仕組みが必要です。

エスクローはそのような仕組みの一つです。

山田エスクロー信託は日本初の本格的なエスクロー業務の提供者

編集部
エスクローは、一定の要件に基づく取引の決済方式で、アメリカの特に不動産取引分野で発達してきた制度です。

山田エスクロー信託の手掛けるエスクローは、信託機能を活用した決済機能を有する日本初となる本格的なエスクロー業務となります。

決済資金保管(エスクロー口座)の安全性

編集部
購入資金を信託会社に預けている間に万が一信託会社が倒産するようなことがあっても、信託財産として信託法で保護されているので安心です。

信託ってなに?

信託
編集部
信託という言葉、「信じて託す」という言葉の構成からなんとなく意味が想像できるのですが、法律や金融界で使う場合はどのような意味を持つのでしょうか。

信託とは

編集部
信託とは、委託者の大切な財産(金銭や不動産など)を信託契約などの信託行為によって信頼できる人・会社組織(受託者)に託し、受託者は委託者が設定した信託目的に従って受益者のためにその財産(信託財産)の管理・運用・処分などを行う制度です。

信託には大きく分けて3つの種類があります。

1つ目は、個人の財産の管理、財産の承継といった「個人のための信託」、2つ目はビジネスでの利用といった「法人のための信託」、3つ目は障がい者の財産の管理、社会貢献、寄附といった「公益・福祉のための信託」です。

信託を利用できる機関の種類

編集部
信託は、法律により金融庁の認可などを得て信託業務を行う「信託銀行」や「信託会社」、「信託契約代理店」で利用できます。

信託銀行と信託会社の違い

編集部
信託銀行と信託会社の違いは、「設立根拠法の違い・業務範囲の違い・商号規制」の3つです。

設立根拠法の違い

編集部
設立根拠法の違いは、信託会社が「信託業法」で免許もしくは登録を受けているのに対し、
信託銀行は「銀行法」で設立され「兼営法」で認可を受けています。

業務範囲の違い

編集部
業務範囲の違いは、信託会社は「信託業務」を本業に「兼業業務」(例えば相続関連業務、不動産仲介業務など)を執り行います。一方信託銀行は、「信託業務」のほかにも貸付や預金などの「銀行業務」、不動産業務、証券代行業務、遺言関連業務などの「併営業務」を行えます。

商号規制

編集部
そして商号規制は、信託会社は商号(社名)に必ず「信託」の文字を使うと法律で決められています。

一方、銀行は商号中に信託の文字を使うことは法律で定められていないため、信託業務を行っていても、商号に信託の文字が入っていない銀行もあります。

どんな人から依頼・相談がきているの?

山田エスクロー信託の顧客
編集部
山田エスクロー信託の顧客やターゲット層、ニーズのある信託はどのようなものがあるのでしょうか。

事業承継を検討する企業からの相談・依頼

担当者様
現在、事業承継ニーズをとらえたM&Aが活況であり、瑕疵担保留保金保全や役員退職金保全のための信託が人気です。

有料老人ホームからの相談・依頼

担当者様
2021年4月に義務化発効した平成18年3月末日以前に開設された有料老人ホームの入居一時金保全信託もあります。

山田グループ各社からの依頼

担当者様
当社以外の山田グループの各企業に仕事をご依頼いただいたお客様から、当社にご依頼を頂くことや、業界紙などへの掲載広告や当社ホームページをご覧いただいたお客様からの直接のご相談などがございます。

山田エスクロー信託は信用できるの?評判は?

編集部
お金や財産を信じて託すのに、はたして山田エスクロー信託は十分に信用できる会社なのでしょうか。
また、山田エスクロー信託の評判についても調べました。

山田エスクロー信託の評判

編集部
山田エクスロー信託は、お客様のご要望・ご計画に応じて適切な信託スキームを考案している管理型信託会社です。
同社は、管理型信託会社として2021年10月1日時点で更新を4回しています。

信託の手数料についても、信託銀行よりも安く設定されていると高評価を得ています。

社員からの山田エスクロー信託の評判

編集部
社員様への聞き取りでは、「案件ごとにきめ細かく一定のプロセスに乗せて仕上げることによって、安心・安全・確実を実践しているスタイルは、提携先からも高い評価を得ている実感がある」という反応を聞くことができました。

山田エスクロー信託が今後さらに強化していくことは?

家族のバトン
編集部
山田エスクロー信託が業務として強化を図る分野などはありますか?

全国的に認知度が上がっている相続関連業務の民事信託

担当者様
相続関連業務では、認知症対策として成年後見制度の使い勝手の悪さを代替する民事信託が、全国的に認知度が上がっています。

相続関連事業の一つとして、民事信託コンサルティング業務に力を入れていきたいと考えています。

当社が取扱う民事信託コンサルティング業務「家族のバトン」では、ご家族への想いをかなえる安全・確実な民事信託の仕組みづくりのアドバイス、信託契約書の作成に必要な情報提供、ご希望に応じた契約書のひな型の提示や文書化などの支援をさせていただきます。

山田エスクロー信託で働くメリット

山田エスクロー信託で働くメリット
編集部
山田エスクロー信託の社員として働く場合、どのようなメリット、成長できる部分があるのでしょうか。

業務に関連する資格

担当者様
業務に関連する資格としては、司法書士、行政書士、宅建取引士、のほか相続関連資格などがあげられます。

未開の信託業務で経験を積める

担当者様
信託業務は、2004年12月に信託業法が改正され、信託会社が銀行以外に信託業を営む事ができるようになって日が浅い業務です。

まだまだ未開の地があり、大きな可能性を秘めた分野のため、創意工夫や柔軟性をもった新鮮な感覚で挑戦する価値のある業務だと言えます。

大相続時代の相続関連業務において知識を深め経験を積める

担当者様
相続関連業務は、団塊の世代が後期高齢者に差し掛かりつつあり、大相続時代とも言われていて、マーケットは拡大傾向にあります。

法律、金融、保険、税務、登記など幅広い知識を求められる上に、ご高齢の方とのやり取りも多く、業務特有の難しさがあり業務経験の多寡がサービスの質にも大きく影響すると思われます。

当社では、当該業務に精通したベテラン社員からOJTなどを通じて丁寧な指導が受けられます。

まとめ

編集部
以上が山田エスクロー信託の担当者様に直接取材した内容と、編集部が独自調査した要素をまとめたものです。

山田グループの一員として信用度が高く、信託会社としての評判も良い会社であることがわかりました。

業務においても、未開の分野、マーケット拡大期で積める経験は非常に大きなメリットです。

山田エスクロー信託に信託業務をお願いしたいと思っている方にとっても、会社で働きたいと思っている方にとっても、非常に魅力的な企業であることは間違いないといえるでしょう。

会社概要

名称株式会社 山田エスクロー信託
所在地〒220-0004
神奈川県横浜市西区北幸1丁目11番15号
横浜STビル15階
設立2005年2月21日
代表取締役社長篠笛 弘一
資本金2億円(平成29年3月31日現在)
事業内容
  • 管理型信託業務
    金銭信託/有価証券信託/金銭債権信託/不動産信託
  • 兼業業務
    不動産代理・仲介業/不動産鑑定業/物品預り業/遺言書作成に関する相談業務/事務代行業/遺言執行業務・遺産整理業務/M&A仲介・アドバイザリー業務/民事信託コンサルティング業務/法定相続人及び推定相続人の特定のための戸籍等取得代行業務/死後事務業務/任意後見業務
  • 第二種金融商品取引業