面接で「将来のビジョン」について問われる理由:第二新卒の面接対策3

面接で「将来のビジョン」について問われる理由:第二新卒の面接対策3

採用面接で必ずと言って良いほど話題となるのが、将来の夢・ビジョンについての質問です。前職を早期退職した第二新卒は、自身のキャリアに具体的なビジョンを持ち、何らかの理由でそれが叶わないと判断した上で、転職を志したと考えられています。つまり、明確なビジョンを持っているることを、当たり前のように期待されているのです。

将来の夢を面接官が重視する理由とチェックしているポイント

将来の夢を面接官が重視する理由とチェックしているポイント

一般的に能力が高いと言われる人達は、漫然と日々を送るような事はありません。常に具体性のある目標設定をして確実に達成していきます。もちろん短期的な目標だけではなく、日々の生活に謀殺される中でも、中・長期的な目標をしっかりと立てて確実に前へ進めていくのです。

当然のことながら面接担当者も、採用する第二新卒生には、長く自社で活躍して欲しいと思っています。それは成果を出し続けることと同義ですから、長期的な目標設定のもと、確実に物事を遂行していく能力を問わざるをえないのです。

「夢」について問われれば、どうしても漠然としたイメージを語ってしまいがちですが、ここで問われているのは、間違っても寝ているときに見る夢の話ではありません。

  • 目標設定力があるか?
  • 前向きな姿勢があるか?
  • 目標に対し努力しているか?

といった、採用企業にとって非常に重要な要素をシビアに見ています。間違ってもここで漠然とした答えを返しては行けません。将来のビジョンに関する質問は、あくまでも被面接者に対する能力確認と心得てください。

第二新卒にこそ問われる5年後、10年後のキャリアビジョン

第二新卒にこそ問われる5年後、10年後のキャリアビジョン

その企業に入ることや、就きたい職業名が、自身の夢やキャリアビジョンになってはいないでしょうか?

非常に厳しい話ですがそれには理由があります。付け焼き刃でないビジョンの策定は、どうしても時間がかかるものです。就活が本格的に始まってから、自分の将来について考え始めたのでは間に合いません。ましてや早期退職者でなら、前職での経験・体験を元に、逡巡を乗り越えた上での転職活動であるはずです。子供の夢のような話を、自身のビジョンとして答えるわけには行かないのです。

付け焼き刃でないビジョンを語るには

3年後、5年後、10年後の、自身の将来像は見えているでしょうか?

もし明確なものが無いのであれば、ひたすら自分自身を見つめて考え抜いてください。確かに日々の生活に埋没せず、長期的なビジョンに従い、努力し続ける事はけっして楽な道ではありません。

しかしどのような形であれ、社会に出て成果を残せる人材となるためには、キャリアビジョンを明確にする必要があるのです。ましてやこの時代、目先のサラリーの多寡などは、同じところにとどまり続けていれば、簡単にひっくり返ってしまいます。

採用面接では自身のビジョンを会社の業務に重ね合わせて発言する

採用面接では自身のビジョンを会社の業務に重ね合わせて発言する

採用面接で語るべき自身の夢やビジョンは、あくまでも面接を受ける会社の業務にシンクロするものとしてください。

プライベートな夢について熱弁するような事は、間違ってもしてはいけません。

また目標は、出来るだけ具体的なものとし、抽象的な話は避けるべきです。就職活動においてはどのような局面でも、採用担当者から求職意識が弱い「ふわっとした人材」という印象を持たれないようにします。

また志望理由とビジョン、面接を受ける会社の事業の方向性などの整合性も重要です。考えなしに話を膨らませて、辻褄が合わなくならない様に気をつけてください。職業や応募先の会社に対しての研究が浅いと思われてしまいます。

採用面接では出来るだけポジティブなビジョンを語るべきです

ここは謙虚になりすぎず、ポジティブに考えてむしろ少し高めの目標設定で構いません。

そんなに都合よく行くのか?という否定に対しても、「目線を高く持つ」「チャンスが訪れたときに飛びつけるように準備をしておく」といった方向に切り返せる範囲であればなにも問題はありません。

先に述べたとおり、面接官が見ているのは、目標設定力、前向きな姿勢、目標に対し努力しているか?です。その成否が会社の運命に関わるような実務上の話ではなく、「このような努力をしています」という実績さえあれば、可能性や確実性を考えて小さくまとめる必要は無いのです。

自身の弱みについても必ず触れましょう

もちろんビジョンの中には、まだ出来ていないこと、上手く行っていないことといった、自信が弱みとする要素もかならず含まれるはずです。そしてそれらについて全く触れずにビジョンを描いてしまうと、対象に対する考察の浅さが露呈します。

自分が弱みとする部分があったとしても、ぜそうなのか?そして解決するために何を考え、いま現実に何に取り組んでいるのか。といった、客観的な分析を伝えることは、むしろ面接官に良いイメージを与えます。ネガティブな事柄に対する対処方法から、面接官は被面接者の客観性と努力を続けられる粘り強さを測れるからです。

まとめ

このように、採用面接で質問される「将来の夢やビジョン」と言うテーマの中には、様々な意図が隠されていることがお分かりいただけたかと思います。面接官が望む答えを返せるようになるためには、考え抜いたビジョンについて、現実的に着手しているという事実が必要なのです。

今からでも遅くはありません。そして自分を見つめることに費やした時間は、採用されるか否かにかかわらず、必ずあなたの人生の財産となります。頑張りましょう!

面接で「将来のビジョン」について問われる理由:第二新卒の面接対策3

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