健康住宅は、健康と省エネ、耐震を重視した高性能住宅が評判の住宅メーカーです。
国内において高性能住宅という概念がまだ知られていない時代から外断熱工法などを取り入れ、同業他社との差別化を図ってきました。
※当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています。
健康住宅株式会社 畑中社長にインタビュー
健康住宅の住まいには、どのような特徴がありますか。
1998年の創業から提供し続けているのは、「夏はヒンヤリ、冬はポカポカ」な高性能住宅です。
健康住宅の住まいは外気温が室温に影響しない設計で、室温の損失が小さい窓性能を発揮するトリプルサッシを採用して結露を防いでいます。
また、「命も財産も守り、住み続けることができる住宅」を目指し、新しい制震技術「MIRAIE」を導入しました。しなやかな軸組み工法と高強度の2×4工法を組み合わせた独自の工法で、家族全員の安全・安心に繋がるとご好評いただいています。
もちろん、住まう人の健康こそが大事という考えも重視し、天然素材の使用にこだわっています。構造材はヒノキの無垢材で、家中がオール浄水です。
単に高性能というだけでなく、機能的なデザインも追求しているのを健康住宅の強みとしています。
創業の経緯を教えてください。
健康住宅は1998年8月に創業しました。
創業者は父がかつて経営していた、まるは住宅の元社員です。父の会社は年商100億円を達成するほどの規模でしたが、バブル経済の崩壊によって経営が困難となり、100人ほどいた社員数も17人まで減少してしまいました。
健康住宅は、まるは住宅に残ってくれた社員を救うために設立された会社です。創業当初は借金に悩まされたのですが、注文住宅を中心に手掛ける中、お客様から前渡し金を受け取り、資金を確保しながら建築を進める、安全なビジネスモデルを確立することができました。
また、同業他社との差別化を図った商品を創出するため、九州でいち早く外断熱工法を採用し、お客様からの評判と競争力を高めることができました。
そうして業績が向上した結果、まるは住宅の債務を引き継いだ上で、経営基盤を安定させることに成功したのです。
畑中社長は、もともと住宅業界を志していたのですか。
父の後を継ごうと考えていたので、東京から福岡に帰ってきました。しかし、父が経営していた会社で従事した仕事は、朝から晩までの飛び込み営業でした。
契約はたまに取れていたものの、そんな毎日には苦しさしか感じませんでした。玄関のチャイムを押すこともできなくなったほどで、福岡に帰ってきたことを後悔して「こんな会社はない方が良い」とまで思っていました。
そんなある日、前日に住宅をお引き渡ししたばかりのお客様が、おとぎ話の主人公のようにニコニコしながら歩いているのを見かけました。マイホームを初めて手に入れたそのお客様は、仕事を終えて新居に帰るところでした。
その嬉しそうな表情を目にした瞬間、「自分はこんなに素晴らしい商売をしている」ということに気付かされました。目の前の世界が一瞬にしてカラフルになったような感覚で、それからは飛び込み営業も全く苦痛ではなくなりました。
あの日の出来事は、私の人生観を大きく変えることとなり、一気に高まったテンションは40年以上経った今も全く変わりません。
経営者として、どのような理念を大切にしていますか。
「正道を行く」という大きな理念のもと、お客様に家づくりを通した感動を提供し、社員全員で物心両面の幸せを追求することを大切にしています。
現在の理念は、社員の意見を取り入れるためにインタビューなどを行った上で練ったもので、何度かの改訂を経て短く簡潔な形にまとめました。
健康住宅が創業した当初は、経営理念という概念すら知りませんでした。まるは住宅には経営理念が存在しなかったので、その重要性自体を理解していなかったのです。しかし、経営に関する研修を受ける中で経営理念の必要性を感じ、経営のノウハウを学びながら理念を作成することに決めました。
社員に対しては、どのような人物像を求めていますか。
性格の明るさは重要で、笑顔やポジティブな態度が求められます。スキルがどれだけ高くても、お客様に暗い印象を与えてしまってはいけません。
学び続ける姿勢も不可欠で、特に自己啓発や財務についての知識を深めることが重要としています。
また、社員には謙虚な姿勢で人の気持ちを理解し、人の喜びや悲しみに寄り添える「グッドピープル」であってほしいとも思っています。健気さとひたむきさを持ち、自分磨きを怠ることなく周囲に応援される礼儀正しい人を求めています。
人生の目的は幸せを追求することです。だから、社員には一度きりの人生を大切にして幸せになってほしいと思っています。幸せになるためには、自分の人生の目的を常に意識しながら業務に取り組むことが重要と思っています。
多くの社員は、建築士やインテリアコーディネーターなどの資格取得を目指して頑張っています。会社としても資格取得のサポート体制を整えており、社員からの評判も良好です。
採用面接で重視していることはありますか。
家づくりはもちろん、デザインや間取り、インテリア、照明など住宅に関連するさまざまな要素に対して興味を持ち、工夫することが好きかということを重視しています。
一生懸命に頑張る意欲や勉強好きかということも重視しますが、家づくりへの情熱が最も重要なポイントです。
面接では性格の明るさや、コンプライアンス、ルールを守れる方かどうかということも見ています。
これらの条件を踏まえ、健康住宅の理念に共感し、その意味を掘り下げて考えられる人物を採用したいと考えています。
高性能住宅の提供にこだわり続ける住宅メーカーとして、どのような目標を掲げていますか。
健康住宅は、業界に先駆けて高性能住宅を手掛けてきました。
全国には約6,500万軒の住宅があり、うち約30%は断熱材が入っていない無断熱住宅です。断熱性能が十分でないことで結露や劣化が進みますが、現在のZEH基準は欧州では低すぎるとされている上、新築住宅の中でも高性能住宅の割合は限られているのが実情です。
日本では高齢者が浴室で亡くなることが多いのですが、これは浴室の内外の温度差によるヒートショックが原因とされています。日本の住宅性能は先進国の中でも非常に低く、この問題を解決する必要があると考えています。
近年の新築住宅着工件数は減少していますが、自分の家を手に入れることが大きな幸せであることに変わりはありません。住宅の性能を向上させることができれば、日本の電力需給にも大きな影響を与えられる可能性があるため、高性能住宅の普及に努めていきます。
これからも、福岡の高性能住宅の歴史を創ってきたという実績・評判を大切にし、新たに開発されるシステムや工法を取り入れながら、住宅性能のレベルを上げ続けていこうと考えています。
ユーザーの評判・口コミを紹介!
では、健康住宅の家に住んでいるユーザーから寄せられた評判・口コミについて紹介します。
住んで健康になる、さまざまなこだわりに惹かれました。 営業、設計部門、インテリアコーディネーターの皆様と、とても良い雰囲気で打ち合わせを進められたことは、今でも家づくりの良い思い出です。
また、土日の打ち合わせの際には託児所も完備されており、打ち合わせに集中することができました。
「住んで健康になれる家」に重きを置いて家づくりを検討されていらっしゃる方にとてもおすすめのハウスメーカー様だと思います。
お風呂・キッチンの水は浄水ですので、お肌にとっても優しく水を使用することができます。全館空調システムでは部屋を締め切っていても新鮮な空気がいつも部屋の中を巡っていて、わざわざ窓を開けなくても1日中新鮮な空気を味わえて気持ちよく過ごすことができます。
毎年、定期点検していただき、ありがとうございます。
ちょっとした質問や気になることを、お会いしたときに確認できたり、いいアドバイスをいただけたり、いつもとても丁寧な対応に感謝しかありません。本当にありがとうございます。
打ち合わせの段階から入居後の暮らし、さらには定期点検まで、ユーザーの満足度の高さが伝わる評判・口コミが多く見られます。
まとめ
健康住宅は、ユーザーに感動を与える高性能住宅を提供し、日本の住宅環境改善を目指している会社です。畑中社長の下、社員が一丸となって理想の家づくりに取り組んでいます。
健康住宅の家に住んでいるユーザーからもポジティブな評判・口コミが多数寄せられ、「正道を行く」という健康住宅の実直な姿勢が受け入れられていると感じます。
健康住宅は社員が主体となり、今後もより多くのユーザーに高性能住宅を提供していくことでしょう。
働く立場であっても住まう立場であっても、健康住宅は大きな安心感と満足感を得られる会社と言えます。
会社概要
商号 | 健康住宅株式会社 |
所在地 | 〒814-0104 福岡市城南区別府5丁目25-21 |
設立年月日 | 1998年8月1日 |
資本金 | 40百万円(2024年7月末 グループ合計) |
社員数 | 98名(2024年7月末 グループ合計) |
代表取締役 | 畑中 直 (2024年7月末) |
事業内容 | 高性能住宅、自然素材住宅の設計・施工・管理 及びそれに伴うアフターメンテナンス全般 |
有資格者 | 一級建築士:8名 二級建築士:11名 一級建築施工管理技士:1名 一級土木施工管理技士:1名 二級建築施工管理技士:3名 インテリアコーディネーター免許取得者:5名 宅地建物取引士:7名 |
免許 | 建設業「県知事(特-5)092965号」 一級建築士事務所「県知事1-12078号」 宅建業「福岡県知事(9)第10914号」 |
今回は健康住宅を率いる立場で業界をリードする畑中直社長にインタビューを行い、住まいへのこだわりや経営理念、社員に求める人物像などを伺いました。