川崎汽船株式会社はコンテナ船、自動車船、ばら積み船、タンカーなどさまざまな船舶を運行している総合海運会社です。
炭素・脱炭素化を機会とした成長戦略を推進しており、世界各地で海運事業を展開しています。自動車船事業やドライバルク事業は輸送需要の増加に伴い増収となっており、好調です。
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この記事の目次
川崎汽船株式会社とは?
川崎汽船株式会社は東京都千代田区に本社を構える日本の大手海運会社です。
東京証券取引所プライム市場上場会社であり、日経平均株価の構成銘柄の1つでもあります。日本郵船・商船三井に次いで国内3位の規模を誇っており、コンテナ船への依存が高いです。
コンテナ船のほかにも石炭・鉄鉱石などの不定期貨物船や自動車運搬船、LNGタンカー、石油タンカーなどを運航しています。また日本で初めて自動車専用船を導入した企業としても知られているのです。
企業理念と取り組み
川崎汽船株式会社の企業理念は「グローバルに信頼されるK」であり、海運業を主軸とする物流企業として、人々の豊かな暮らしに貢献しています。全てのステークホルダーから信頼されるパートナーとして、グローバル社会のインフラを支えることで持続的成長と企業価値の向上を目指しているのです。
川崎汽船株式会社がビジネスをする上で追求し続けているのは「安全運航」と「高い輸送品質」です。この2つは船という世界を駆け巡るプラットフォームを「いかに安全に」「いかに効率的に運行するか」において重要なポイントです。
また、世界中でビジネスを展開し続ける企業として、低炭素化・脱炭素化に向けた取り組みも積極的に推進しています。船を動かす燃料をこれまでの重油から水素やアンモニア等の代替燃料に転換することで、二酸化炭素排出量低減検討や取り組みを行っています。
排出された二酸化炭素を液化して安全なCO2貯留サイトへ運搬し、大気中のCO2を削減するプロジェクトなども進行中です。社会全体に対する環境負荷低減への最適解を選び、これからも成長との両立を遂げていくことを目指しています。
川崎汽船株式会社の提供する輸送サービス
川崎汽船株式会社では資源輸送、製品輸送、エネルギー輸送、海外資源開発などさまざまな輸送サービスを展開しています。
また陸上においては物流事業も展開中です。自動車業界、鉄鋼業界、エネルギー業界、化学・繊維業界、商社、小売業界など各種メーカーを顧客にしています。
輸送する品目は自動車、鉄鉱石、石炭、石油・原油、LNG、食品、衣料品、家具、家電、穀物、化学品、木材、鋼材、部品など幅広いです。
ここでは川崎汽船株式会社の提供する輸送サービスについて解説します。
コンテナ輸送
コンテナ輸送では、食料・衣服・家具・雑貨など生活に身近な消費財から、工業製品の部品や原材料まであらゆるものを輸送しています。コンテナ輸送はグローバル化が進む世界の日常生活を支えていると言っても過言ではありません。
輸送に利用するコンテナは世界で統一された規格を持っているため、そのままトラックや鉄道への積み替えが可能です。川崎汽船株式会社では海運会社として鉄道輸送やトラック輸送も手掛けているため、コンテナ輸送から鉄道・トラック輸送まで「Door to Door」の輸送を実現しています。
また世界のコンテナ目がキャリアと競うために、川崎汽船株式会社は2018年に商船三井、日本郵船とともに世界最大規模のコンテナ会社「Ocean Network Express(通称ONE)」を設立しました。これまで培ってきた3社のノウハウを集結させて、世界最高級のサービスを提供しています。
グローバルな輸送ネットワーク
川崎汽船株式会社は世界有数の海運業を母体とする総合物流企業グループとして、国内外に300社を超えるグループ会社を擁しています。グループの総合力と海外ネットワークを駆使してコンテナに収まらないオーバーサイズの貨物を海外から日本へ、日本から海外へ、海外から海外へ輸送しています。
コンテナサイズ以上の大型貨物輸送をプロジェクト貨物の梱包方法から海上輸送ルート、スケジュール策定まで安全な輸送方法をオーダーメイドで提案することが可能です。
引き取りから梱包、通関、船積、輸送、現地における陸揚げ、通関、内陸輸送、据付作業まで自社ネットワークを駆使して、一貫した体制で手配できます。特殊輸送に関しては、状況に合わせてスタッフがアテンドすることも可能です。
川崎汽船株式会社の環境配慮型輸送
川崎汽船株式会社では環境配慮型輸送として次世代型環境対応LNG燃料自動船 ”CENTURY HIGHWAY GREEN”を採用しています。
ここでは川崎汽船株式会社の環境配慮型輸送について紹介します。
環境への配慮と持続可能な取り組み
川崎汽船株式会社では2025年に環境に関わる長期指針として「“K” LINE 環境ビジョン 2050 ~青い海を明日へつなぐ~」を策定しています。事業活動により生じるあらゆる環境負荷を最小化することを目指しているのです。
このビジョンでは「CO2排出効率2008 年比50%改善」と「社会の低炭素化に向けた新しいエネルギー輸送・供給の推進」、アクションプランとして「LNG燃料船の導入」などを掲げています。
導入企業例と削減事例
脱炭素戦略のアクションプランである次世代環境対応LNG燃料自動車専用船を対象に、株式会社みずほ銀行と三井住友信託銀行株式会社が実行するトランジション・ローンを活用したオペレーティング リースを導入しています。
トランジション・ローンとは、企業の脱炭素に向けた移行の取り組みに対して、効率的に資金供給を促進して、カーボンニュートラルな社会を実現するための融資枠組みです。
次世代環境対応LNG燃料自動車専用船はLNG燃料の使用によってCO2排出効率は約45%改善、硫黄酸化物の排出はほぼ100%削減、窒素酸化物の排出はLNG燃料使用とExhaust Gas Recirculation(EGR)の併用によって80~90%程度削減できます。
川崎汽船株式会社の強み
川崎汽船株式会社の強みについてまとめてみました。
強み1.安定した輸送サービスが魅力
川崎汽船株式会社は安定した輸送サービスが強みです。業界の先駆者として次世代の技術を積極的に取り込み、日本初となる自動車専用船や日本籍初の液化天然ガス運搬船の開発・運航を実現してきた実績があります。また環境保全においても世界最先端を走り続けており、安定した輸送サービスを提供できます。
また川崎汽船株式会社では法令で定められた以上の安全基準に対応しており、常に「重大事故ゼロ」を維持する世界トップクラスの安全運航体制を保持しているのです。所有する船はすべて、インハウスの専門会社が船種別に特化した高品質の船舶管理を行っています。
強み2.迅速な対応と信頼できるサポート
川崎汽船株式会社では高いレベルの輸送品質で、迅速な対応と信頼できるサポートが強みです。
船長・機関長、管理会社の監督、陸上サポート要員まで高度な海事技術を習得・伝承しており、顧客の信頼に高いレベルで応える業務品質を確保しています。
川崎汽船株式会社の評判口コミ
川崎汽船で働く社員からの評判を調査してみました。
社員による企業の評判口コミ投稿サイト「openwork」では、川崎汽船は約500件を超える多くの口コミが投稿されているにもかかわらず、評価スコアが3.5点となっています。
3.5点以上の企業は、openworkに掲載されている約6万7,000件(2023年6月時点)の上位3%だけです。
では、実際にどのような口コミが投稿されているのか紹介します。
実際に現場で働く社員の口コミを知ることで、職場環境が見えてくることでしょう。
有給休暇を消化しやすい
有給が30日近く(新人社員でも21日)付与され、休暇を消化しやすい環境です。在宅勤務も週2日まで可能でこれからもっと拡大する可能性がありそうです。
ワークライフバランスは部署によって差があるように感じます。
残業があることもありますが、定時が17時なので基本的には19時以降残ることは少なく、17時に帰れることもあります。
川崎汽船の口コミで多かったのが、休みを取りやすいという評判でした。
部署によって違いがあるようですが、多くの社員がプライベートも充実させることができる環境に満足しているようです。
子育てしながらでも働きやすい
産休育休制度やフレックス制度、時短勤務や在宅勤務など子育て世代に手厚いサポートがあり、女性も働きやすい環境です。福利厚生も充実しています。
ただ女性の管理職はあまりいません。
社内制度が充実しているので、子育てしている方でも復帰しやすく働きやすい環境が高く評価されています。長く安定した働き方ができる会社といえそうです。
ただ、あまり女性の管理職はいないそうです。少しずつ増えてきているといった意見もあるので、今後変わっていくかもしれません。
世界を舞台に仕事ができる
研修が充実していて、若いうちから仕事を任せられるので成長できる環境。
海上職は各国の輸出入や日本のインフラを担う仕事なので、とてもやりがいを感じる。また、様々な国の人と関わることができ世界を舞台に仕事ができるので、そういった仕事をしたい人には良い環境だと思う。
社会インフラに携わることができる仕事のため、やりがいを感じて働けるとの評判が多くありました。
グローバルに仕事をしたい方や、学びの多い仕事、規模の大きい仕事に就きたい方におすすめの職場といえます。
風通しが良い社風
雰囲気が良く、明るく元気な人、気さくな人が多いです。
古き良き企業文化の会社です。評価は年功序列ですし、トップダウンで話はでてきますが、風通しはとても良い社風で、個性を発揮できる職場だと思います。
上司に対しても「さん」付けで呼ぶ文化が昔からあります。
川崎汽船は歴史の長い日本企業だけに、古い企業文化については賛否両論あるようです。ただ、共通しているのは風通しが良い社風で、優秀な人材が揃っている点が評価されていました。
また、「◯◯部長」ではなく、上司にも「◯◯さん」という文化があり、社員同士の関係も良いと評価する声が多く、馴染みやすく働きやすい職場だそうです。
川崎汽船株式会社の評判口コミまとめ
川崎汽船の評判口コミを調査してみて分かったのは、休暇や社内制度、福利厚生、社内の雰囲気など働きやすい環境だと満足している人がとても多かったいうことです。また、日本のインフラを担うグローバルな仕事にやりがいをもっている方が多く良い評判でした。
一方で、企業文化については、良いと感じる人とネガティブに感じる人とに二分しているようです。
求人に応募する際は、自分に合うかどうか良く検討してみましょう。
川崎汽船株式会社グループ会社とは
川崎汽船株式会社ではグループ会社のサービスネットワークを組み合わせて、海上貨物輸送だけではなく航空・海上貨物フォワーディングや陸上輸送、倉庫事業、貨物混載事業など総合物流事業を展開しています。
ここでは、川崎汽船株式会社も国内グループ会社と海外グループ会社をそれぞれ紹介します。
川崎汽船株式会社の国内グループ会社
国内の物流会社が結集し、それぞれの会社が持っているノウハウ、アセット、物流網を活用した横断的サービスを提供しています。北は北海道から南は九州・沖縄まで、海上・航空フォワーディング、通関、配送、仕分け、保管まであらゆる物流業務を展開しているのです。
国内グループ会社をいくつかご紹介します。
ケイライン ロジスティックス株式会社
ケイライン ロジスティックス株式会社は国際航空貨物、国際海上貨物を扱う総合物流企業です。
これまで培ったノウハウを活かして、ニーズに合わせて複合一貫輸送やフォワーディング、輸出・輸入通関申告サービスを提供しています。
川崎近海汽船株式会社
川崎近海汽船株式会社は幅広い海上輸送サービスを提供している会社です。
国際物流を担う近海部門、国内の複合一貫輸送網で活躍する内航部門、産業と暮らしを支えているフェリー部門、日本の領海・EEZでの支援船事業に従事するオフショア支援船部門を中心に活躍しています。
株式会社ダイトーコーポレーション
株式会社ダイトーコーポレーションは東京湾を軸にして、海と陸の接点となり港湾、通関、倉庫、曳船事業等をはじめ安全で効率的・高品質なサービスを提供している会社です。
事業内容は港湾、内航、フォワーディング、通関、曳船、倉庫、陸送などです。
日東物流株式会社
日東物流株式会社は阪神港や瀬戸内海東部を中心に、倉庫、通関、コンテナ船・自動車船・ばら積み船・重量物等の港湾荷役や、プラント輸送・据付、内航輸送、陸上輸送等の領域で活躍している会社です。
常に安全・確実・迅速な総合物流サービスを提供しています。
川崎汽船株式会社の海外グループ会社
海外グループ会社は成長市場であるアジア圏において、自動車・インフラ関連設備・食品・電機など製造業を中心に地域密着型の総合物流サービスを提供している会社です。
海外グループ会社をいくつかご紹介します。
Air Tiger Express Companies, Inc.(アメリカ)
Air Tiger Express Companies, Inc.は世界各地に100カ所を超える支店・代理店があり、中国からアメリカ向けの総合物流サービスを提供している会社です。
“K” Line (Thailand) Ltd(タイ)
川崎汽船株式会社はバンコクを中心に総合物流施設を多数所有している会社です。輸出入通関、陸上輸送、倉庫、機械据付工事、コンテナデポ、船舶代理店業など多様なニーズに対応してくれます。
CLK Cold Storage Company Limited(ベトナム)
ベトナムにあるCLK Cold Storage Company Limitedは、最新鋭の省エネ機能を備えた冷凍・冷蔵庫を有しており、日本式の高品質・付加価値の高いサービスを提供しています。
MD Distripark Manila, Inc.(フィリピン)
MD Distripark Manila, Inc.はフィリピン発の本格的な自営物流センターを運営している会社です。フォワーディングや保税貨物取扱を行うグループ会社とともに、さまざまな貨物の一貫物流を実現しています。
川崎汽船株式会社の採用情報
川崎汽船株式会社では陸上職・海上職の採用を募集しています。
ここでは川崎汽船株式会社の求める人物像や、年収、福利厚生など採用情報について紹介します。
求める人物像
川崎汽船株式会社で活躍する人材は3つの要素が必要です。ここでは求める人物像について解説します。
求める人物像1.「チームワークを重視できること」
川崎汽船株式会社ではチームワークを重視して働ける人材を求めています。海運業は世界を舞台にして、多様な方々と関わるビジネスです。複数の国や地域をまたいでおり、仕事で関わる人たちもさまざまな国籍の人達です。
そのため多様な文化的価値観を持っており、相手と自分の個性を尊重しながらチーム一丸となって働かなければなりません。チームワークを重視できる人材を求めています。
求める人物像2 「最後までやり抜くこと」
川崎汽船株式会社は競合他社の中でも売上の規模に比べて従業員数が少ないです。そのため広範囲の仕事を与えられた場合でも、それを自分ごととして最後までやり抜ける人材を求めています。
与えられる責任と裁量はおおきいため、プレッシャーに負けることなく前向きに取り組むことができる人材が活躍しています。
求める人物像3「キャリアを磨き上げていくことに面白みを感じられること」
川崎汽船株式会社の仕事は中長期的な時間軸が当たり前です。例えば商売道具である船舶へ投資した場合でも、発注から数年後に完成し、それを10年~20年と長い期間使用します。
求める人物像としても中長期的な目線でビジネスに取り組むことができ、キャリアを築き上げていくことに面白みを感じられるかどうかが重要です。
川崎汽船株式会社のキャリアパス
川崎汽船株式会社では入社から10年間を「人材育成期間」と捉えています。
基礎を大切にすることはもちろん、年次を重ねても常に新しい自己の可能性に気づいてそれを磨くための充実した研修制度やジョブローテーションを構築しています。多角的な視点を得ながら成長することが可能です。
川崎汽船株式会社のキャリアパスのゴールは海運のビジネス経営ができる海運のプロフェッショナル人材を輩出することとしています。そのために若いうちから幅広い知見を貯められるように、ジョブローテンションを通じて経験を積んで、海外での経験を重ねることでキャリアを見出していくことが可能です。
また川崎汽船株式会社では「風通しのよい組織環境・風土」を大切にしています。そのような環境の中でコミュニケーションを実現することで、ビジネス遂行や決断のスピードアップに繋げることもできます。
年収例
川崎汽船株式会社の新卒採用の年収例をまとめました。
陸上職・海上職それぞれの新卒採用での年収は以下の通りです。
- 給与:296,400円(2024年4月実績)
- 諸手当:通勤交通費全額支給、都市勤務手当他
- 昇給:年1回(目標達成度により業績評価に応じる)
- 賞与:年2回(7・12月)
- 給与:三等航海士・機関士296,400円(2024年4月実績)
- 諸手当:乗船手当、航海日当、その他各種手当
- 昇給:年1回(人事考課制度に基づく査定により決定)
- 賞与:年2回(7・12月)
- 給与:養成期間中:272,100円
三等航海士・機関士登用後:296,400円(ともに2024年4月実績) - 諸手当:三級海技士資格取得後、乗船手当、航海日当、その他各種手当てあり
- 賞与:年2回(7・12月) ※海上職自社養成コース在籍中は海上職員候補生就業規則による
福利厚生
川崎汽船株式会社の福利厚生は以下の通りです。
川崎汽船株式会社では社員1人ひとりが新しいアイデアを生み出すためには、オフィス環境はもちろん心身の健康が大切と考えています。そこで社員やその家族の生活、健康増進に向けた福利厚生制度を充実させているのです。
賃貸や持ち家など住宅形態に関わらずに住居費用は会社がサポートしています。また会社による借り上げ社宅制度、男女別の独身寮も完備しています。
オフィス内にはホッと一息つける社員の憩いの場「KLINE CAFE」をオープンしました。淹れたてのコーヒー、スムージーやソフトドリンク、夜にはビールやオードブルも楽しめるので便利です。
社内には診療所を設置しており、風邪などの診察の他、循環器・消化器などの専門家による受診が可能です。また人間ドックも診療所内で受診できるため、健康診断がスムーズに行えます。さらに診療所内にはマッサージ室も設置しています。
その他にも有給休暇以外のさまざまな休暇制度や、妊娠・出産・育児への手厚いサポート、資格取得手当、財形形成など働きやすさを重視した福利厚生が多いです。
また川崎汽船株式会社ではさまざまなクラブ活動も積極的に行っています。音楽部、サッカー部、野球部は頻繁に活動を行っています。
今後の展望
川崎汽船株式会社の長期経営ビジョンは「持続的成長と企業価値向上に向けて、自社・社会のスムーズなエネルギー転換にコミットし、低炭素・脱炭素社会の実現に向けた活動を推進する」ことです。
川崎汽船株式会社ならではの強みである「環境・技術」「安全・品質管理」「デジタル化推進」という専門機能を磨き上げ、自社・社会の低炭素・脱炭素化を推進していきます。
低炭素・脱炭素社会への貢献に関しては独自の目標を設定しています。2030年目標はIMO目標であるCO2排出効率40%改善を上回る50%を目指しており、2050年目標はIMO目標である排出総量半減に対しGHG排出量ネットゼロに挑戦しているのです。
社会の低炭素・脱炭素化に貢献する新ビジネスの展開・拡大を推進し、顧客のエネルギーミックス転換による低炭素・脱炭素化をサポートします。
まとめ
川崎汽船株式会社は国境のない海を舞台にして、巨大な船を駆使してあらゆる物を輸送している海運会社です。ありとあらゆる輸送を海運が担っており、産業の基盤となっています。そのため川崎汽船株式会社は関わる業界の幅や社会接点が多いです。
世界中のほぼすべての会社と密接に紐づいている海上輸送は世界人口の増加に伴って過去3年間で3倍の規模に拡大しています。今後も世界経済発展とともにさらなる成長が見込まれる市場です。
その点からも川崎汽船株式会社は今後ますます大きく成長していくことが予想されます。
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会社概要
社名 | 川崎汽船株式会社 |
設立 | 1919年4月5日 |
資本金 | 754億5,764万円 |
社長 | 明珍 幸一 |
従業員数 | 単体:898名 (陸員680名、海員218名) 連結:5,629名 |
所在地 | ■本社 東京都千代田区内幸町二丁目1番1号(飯野ビルディング) ■本店 神戸市中央区海岸通8番 (神港ビルヂング) ■名古屋支店 名古屋市中村区那古野一丁目47番1号 (名古屋国際センタービル) ■関西支店 神戸市中央区海岸通8番(神港ビルヂング) ■海外駐在員事務所 台北、マニラ、デュバイ ■海外法人 韓国、中国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インド、豪州、英国、ドイツ、ベルギー、フランス、米国、メキシコ、ペルー、チリ、ブラジル、南アフリカ |
事業内容 | 海上運送業、陸上運送業、航空運送業、海陸空通し運送業、港湾運送業等 |
HP | https://www.kline.co.jp/ja/index.html |
この記事では、川崎汽船株式会社の評判や口コミを解説していきます。またどんな会社なのか、年収や福利厚生、採用情報なども紹介します。