柳田康友(Cell Exosome Therapeutics)の経歴/活動実績/採用情報を調査!

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編集部
柳田康友さんは再生医療の未来を切り拓くCell Exosome Therapeutics(セル エクソソーム セラピューティクス)株式会社の代表取締役を務める人物です。これまで、起業家、実業家、経営者、エンタメ界でのプロデューサーなど様々な経歴があり、その輝かしい活動実績は多くの関わった人から評価されています。

経済でもエンターテイメントでも、どの分野でも成功し活躍できる柳田康友さんが今、全力を注いでいるのはCell Exosome Therapeutics株式会社で取り組んでいる再生医療事業です。

本稿では、柳田康友さんのプロフィールや人物像、経歴などを徹底調査して、どのような人なのかを紹介していきます。
また、Cell Exosome Therapeutics株式会社の理念や研究内容、さらには採用情報まで網羅しているので、柳田康友さんとCell Exosome Therapeutics株式会社について詳しく知ることができる内容となっています。

当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています。

柳田康友とは?

柳田康友とは

柳田康友さんとは、Cell Exosome Therapeutics(セル エクソソーム セラピューティクス)株式会社(CET)など複数の会社の役員を務め、これまでに起業家やエンタメ界でのプロデューサーとして活動するなど、様々な顔を持つ人物として知られています。

設立した会社は、物流・倉庫業の旭インベストメント株式会社や経営コンサルティング業のライトキャピタル株式会社、アミューズメントマシンの企画や開発などを行う株式会社ジャパンアミューズメントエージェンシーがあり、コンサルタント業を得意にしつつ、他業種でも結果を残せる手腕があることがわかります。

エンターテイメント界での活躍は、その手腕を買われて全体を統括するプロデューサーに就いていました。エグゼクティブ・プロデューサーという立場では、ファイナルファンタジーシリーズのキャラクターデザインを担当した天野喜孝さんの映画初監督作品『DEVA ZAN』や、松本零士原作のSFアニメ『銀河鉄道物語 劇場版シリーズ』に参画しています。

現在は、再生医療事業を手掛けるベンチャー企業のCell Exosome Therapeutics株式会社(CET)、関連会社のMacrobiosis(マクロバイオシス)株式会社での活動が主軸になっていて、日本のこれからの再生医療の発展に柳田康友さんが大きく寄与するのではと期待されています。

プロフィール

  • 名前:柳田 康友(やなぎた やすとも)
  • 生年月日:1964年(昭和39年)11月29日
  • 出身地:宮崎県
  • 現職:Cell Exosome Therapeutics株式会社代表取締役、ライトキャピタル株式会社代表取締役、Macrobiosis株式会社代表取締役

人物像

柳田康友さんがどのような人物でどんな趣味を持ち、どのような考え方をしているのかを探るためにSNSやブログなどを調べましたが、本人のアカウントを見つけても投稿が無く、ネット上から人物像を探ることは難しかったです。現在58歳(2023年5月時点)でネットでの発信というスタイルより、リアルで対面を重んじる考えの方かもしれません。

会社での活動に目を向けてみると、社員への差し入れをサプライズでしたり、毎年クリスマスプレゼントを正社員、派遣社員、嘱託社員に別け隔てなく配るなど、社員思いの人であることがわかりました。また、会社のトップに君臨してもトップダウンというタイプではなく、現場の担当者と直接話したり、プライベートでも趣味を通じて交流したりと“対話”を重視する考えがあるようです。

柳田康友の経歴

柳田康友の経歴
編集部
柳田康友さんは、設立した会社などでの多くの役員歴があるので、その華々しい経歴を紹介します。

複数の会社での役員経歴

最初の役員経歴は、1994年に自分で設立した旭インベストメント株式会社の代表取締役になります。

1999年には、アミューズメントマシンの企画・開発、それと芸能人の肖像を使用した商品の企画・製造などを行う株式会社ジャパンアミューズメントエージェンシーの代表取締役に就任します。

2004年にはアミューズメント業を手掛ける株式会社コモンウェルス・エンターテインメントの取締役に就任し、3つの会社の役員を務めることになりますが、翌2005年には株式会社ジャパンアミューズメントエージェンシーの取締役を退任しています。

この頃には、複数の取締役を務めるその手腕を買われて、エンターテイメント界にも活躍の場を広げています。

2006年から2010年にかけては、アニメ作品などのエグゼクティブ・プロデューサーとしても活躍します。(詳しくは次の項で紹介します)

各社におけるその後ですが、2010年には株式会社コモンウェルス・エンターテインメントの取締役を退任しますが、新たにライトキャピタル株式会社を設立して代表取締役に就任(現任)、そして2014年には旭インベストメント株式会社を清算しています。

現在は、2018年に就任したMacrobiosis株式会社の代表取締役と、2019年に就任したCell Exosome Therapeutics株式会社の代表取締役として、再生医療の研究開発に携わっています。

エグゼクティブ・プロデューサーとしての顔も持つ柳田康友

経営者、実業家としてグループをまとめ上げる手腕が評価され、柳田康友さんはエンターテイメント界にも活躍の場を広げた時期がありました。

2006年には松本零士原作のSFアニメのTVシリーズ『銀河鉄道物語 〜永遠への分岐点〜』、2007年にはOVAシリーズ『銀河鉄道物語~忘れられた時の惑星~』でエグゼクティブ・プロデューサーを務めます。
さらに、天野喜孝さんの世界観が存分に詰め込まれた映画初監督作品『DEVA ZAN』にも参画しました。『DEVA ZAN』は現在も根強いファンを持つ作品です。

柳田康友が創業したCell Exosome Therapeuticsについて

Cell Exosome Therapeuticsについて

これまでに、コンサルティングの会社などを手掛けてきた柳田康友さんですが、新たに創業した会社は再生医療に携わるベンチャー企業のCell Exosome Therapeutics株式会社でした。

なぜ、選んだ業界が再生医療だったかというと、再生医療は無限の可能性を秘めた分野であり、研究が成功すれば現在治療法がない方々を救い、誰もが「健やかに生きる」ことができる可能性を秘めているからだと考えられます。

企業理念として、『健やかに生きたいと願うすべての人へ、再生医療という新しい治療の可能性を開拓し、誰もが見てみたいと思う、まだ見ぬ再生医療の明日を実現することが、CETの最大のミッションです。』と宣言しています。

企業ステートメントの最後は『To Your Body あなたの体に語りかける。』という言葉で締めくくられていて、人間の体、細胞についての研究をする会社としての探究心を感じられます。

企業ロゴに込められた想い

Cell Exosome Therapeutics株式会社の企業ロゴ

Cell Exosome Therapeutics株式会社の企業ロゴは、ぱっと見で会社の頭文字の「C」をデザインしたものだと分かります。
大きなCが2つ並び、さらに細胞を思わせる大きなドットが一つあしらわれ、キャッチコピーの「TYBあなたの体に語りかける」が明確にイメージできるものとなっています。

このロゴは「細胞の再生、人体への働きかけ、回復への希望、再生への喜びを表現」しているもので、再生医療を探求していきたい・それによって健やかに生きたいと願う方に再生医療の可能性を掲げたいという気持ちが伝わってきます。

また、カラーリングについては、左に配された大きなCが明るいスカイブルーで、真ん中のCは少し青が強くなり、大きなドットは深い青になっています。
これは、明るい青で再生の喜び、新鮮さ、希望に満ちた明るい気持ちを表現し、青色の深みが増していく様子は、細胞が徐々に体の深部へ働きかける様子をイメージしています。

主な事業内容

Cell Exosome Therapeutics株式会社は、ヒト間葉系幹細胞を用いた再生医療の事業化を目指している会社です。

主な事業内容としては、「臍帯由来間葉系幹細胞の安定製造技術の開発」「オリジナル培養液の開発」「自動大量培養系開発」「大学との共同研究」となります。

臍帯由来間葉系幹細胞の研究開発

臍帯由来間葉系幹細胞の研究開発

再生医療とは、病気や怪我などの機能不全を細胞等を用いて改善を目指す新しい医療を指します。

Cell Exosome Therapeutics株式会社が力を入れているのは、ドナーへの肉体的負担の少ない、臍帯由来間葉系幹細胞(臍帯由来MSC)を使った再生医療です。
間葉系幹細胞は、炎症部位や組織損傷部位に対して、免疫抑制効果や組織修復能があるとされています。

CETでは、臍帯由来間葉系幹細胞(臍帯由来MSC)の細胞製造プロセスを構築し、他家(同種)細胞移植の臨床適用に向けた技術開発や実用化に向けた取り組みを行っています。
具体的にCETの臍帯由来MSCでは、安全性試験や一般毒性試験等の確認も行い、下肢虚血モデル等による有効性試験を実施しています。
臍帯由来MSC投与による血流改善や血管新生への影響を評価し、患者さんに対する治療のプロトコルや治療効果の評価方法に合わせて細胞や動物試験を行っています。

豊富な設備を備えた研究室が評判

研究設備

Cell Exosome Therapeutics株式会社では、効率的な研究を行うために研究設備にしっかり投資していて、研究室のレベルが高くなっています。

設備の一例としては、ELISAの解析を全自動で行える「Simoa HD-1(Quanterix)」、蛍光と抗体を用いて細胞の特徴解析ができる「Spectral Cell Analyzer SA3800(SONY)」、小型のリアルタイムPCR装置「Mic magnetic induction cycler(Bio molecular system)」、複数検体を同時に処理して多検体から核酸を抽出できる「Maxwell RSC Instrument(Promega)」などが稼働しています。

Cell Exosome Therapeutics(柳田康友)の活動実績

Cell Exosome Therapeutics(柳田康友)の活動実績
編集部
柳田康友さんが設立したCell Exosome Therapeutics株式会社は、2019年の設立から現時点で4年しか経っていない若い会社ですが、すでに論文掲載やセミナー共催といった活動実績を残しています。

論文掲載

CETの研究の成果が掲載されたのは、2022年の10月が最初でした。
Circulation Journal(一般社団法人 日本循環器学会)のオンライン版に「Regenerative Effect of Umbilical Cord-Derived Mesenchymal Stromal Cells in a Rat Model of Established Limb Ischemia」という題名で掲載されました。

また、CETの取締役が責任著者を務めた論文も、2023年3月のオープンアクセスジャーナル「Life」で掲載されています。
この論文「Greener Grass: The Modern History of Epithelial Stem Cell Innovation」はCETの取締役の妹尾誠さんが論文の責任著者を務め、科学研究の国際的な査読付きオープンアクセスジャーナルである「Life」の幹細胞特集号2023年3月3日発行に掲載されました。
この論文では皮膚再生医療の50年間にわたる歴史について振り返るとともに、妹尾誠さんが率いる研究グループなどの躍進の歴史を紹介しています。

また、CETの取締役の妹尾誠さんは2023年3月20日には、国際専門科学誌「Scientific Reports」に、論文「Inhibition of TGF-β signaling enables long-term proliferation of mouse primary epithelial stem/progenitor cells of the tympanic membrane and the middle ear mucosa」(責任著者:妹尾 誠)でも掲載されています。
この論文ではこれまで不可能だった耳の鼓膜を生み出す上皮幹細胞を選択的かつ大量に培養することが可能となったことを紹介しています。

セミナー共催

学会でのセミナー共催は不定期に実施されています。

2021年に開催された第2回日本フットケア・足病医学会年次学術集会 スイーツセミナーは、「PADに対する細胞再生治療:有効性を高めるための最適な患者群の模索および細胞ソースの検証」という議題で行われました。

その他にも、第50回日本血管外科学会学術総会 ランチョンセミナー、第3回日本フットケア・足病医学会年次学術集会 アーリーランチョンセミナー、第53回日本心臓血管外科学会学術総会 ランチョンセミナーなどを共催し、研究成果を発表しています。

Cell Exosome Therapeuticsの採用情報

Cell Exosome Therapeuticsの採用情報
編集部
Cell Exosome Therapeutics株式会社では現在、複数の職種で採用活動を行っているので、待遇・福利厚生や職場環境といった情報を紹介します。

募集職種

編集部
募集職種は以下のとおりです。最新の情報はCETホームページにてご確認ください。
  • 自社細胞製造施設(CPF)における品質保証責任者
    自社所有のCPF にて、特定細胞加工物・再生医療等製品の品質保証に関する業務に携わる仕事です。
  • 自社細胞製造施設(CPF)における細胞製造員(リーダークラス)
    自社所有のCPF にて、細胞加工に関する製造作業、並びに標準操作手順書(SOP)の作成/改訂作業、並びに部員の教育やその体制構築全般が任されます。
  • 細胞製造員(培養士)
    自社所有の施設CPF にて、細胞加工に関する製造作業、並びに標準操作手順書(SOP)の作成/改訂作業を行います。
  • 社内SE
    社内システム/社内インフラ・ネットワークエンジニアとして、社内システム開発・運用保守、IPOに向けた基幹システムの導入・保守に携わります。

待遇・福利厚生

給与待遇は経験・スキルを考慮のうえ職種により異なります。

福利厚生は共通で、産前産後・育児・介護休業制度、健康診断、社会保険(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険)、交通費(月額5万円を上限として実費支給)となっています。

職場環境

本社所在地は東京都渋⾕区東2-16-9で、住所では渋谷ですが、渋谷駅、恵比寿駅、代官山駅からでも徒歩圏内の立地です。
ビル内に研究室を含む複数のオフィスフロアがあり、開放的なワーキングスペースで、落ち着いて仕事ができます。

また、2022年10月時点で振替・代休取得率100%、有休消化率61%、平均残業時間は10~30時間となっており、比較的働きやすい環境です。

まとめ

編集部
以上が柳田康友さん個人についての経歴などの情報と、Cell Exosome Therapeutics株式会社の活動実績・採用情報などについての紹介でした。

柳田康友さんはこれまでに経済界やエンタメ界で活躍してきましたが、新たに再生医療という研究開発・事業化という道を選ぶことになりました。

Cell Exosome Therapeutics株式会社では早くも論文が掲載や、セミナーを随時共催して順調に実績を残しています。

たくさんの人を救う再生医療を安全かつ安価に提供するために、一緒に働くスタッフも募集しているので、興味のある方はぜひ応募を検討してみてください。

会社概要

商号 Cell Exosome Therapeutics株式会社
設⽴年⽉⽇ 2019年4⽉8⽇
代表取締役 柳田康友
資本金 5,000万円
所在地 〒150-0011
東京都渋⾕区東2-16-9 7階
事業内容 再生医療関連事業
社員数 32名 ※役員を除く (2023年5月時点)
CPF施設番号 FA3210001