- 2023/08/18「取扱分野の解決事例」を追加しました。
この記事の目次
山越総合法律事務所とは
山越総合法律事務所とは、東京都千代田区にある弁護士事務所です。
代表弁護士の山越真人弁護士をはじめ、平岡卓朗弁護士、小西隆文弁護士、早坂慶邦弁護士が在籍しており、法的護衛のエキスパートとして様々な事案を受任しています。
山越総合法律事務所では3つの約束として、クライアントが成長拡大する視点に立った弁護活動を行うこと、相談内容に対して迅速に返答すること、クライアントが幸せになれる人生を創り出すことを掲げており、依頼者と顧問契約を締結して継続的な法的援助を行っています。
各弁護士(山越真人弁護士・平岡卓朗弁護士・小西隆文弁護士・早坂慶邦弁護士)の能力の高さが評判で、2023年現在、約140社もの会社と顧問契約を締結しています。
また、主な取扱分野は不動産取引(売買、賃貸、仲介)に関する事件や労働事件、相続や遺言等の家事事件ですが、顧問先企業で発生したその他事案についても幅広く対応することが可能です。
山越真人弁護士の事務所開設エピソード
まず、山越総合法律事務所の開設にまつわるエピソードをお聞きしました。
小学校の卒業文集にも、将来の夢として「弁護士になりたい」と記載していたほどで、その後も弁護士を目指して勉学に励み続けた結果、旧司法試験に合格し、夢だった弁護士としての道を歩み始めています。
幼少期からの夢が叶った山越真人弁護士は次なる目標として、自身の事務所を構え、自身を頼ってきてくれる依頼者様のために優秀な弁護士や事務員と幅広い案件に対応していきたいと考えるようになりました。
そして、その目標実現に向けて経験と実績を積んだ後、2016年に山越総合法律事務所を開設したのです。
山越総合法律事務所の取扱分野
約140社と顧問契約を締結
現在約140社の会社様から顧問契約をいただいており、顧問先様の属性は、宅建業者、建築業者、美容クリニック等、多岐にわたっています。
主たる取扱分野は上記の通りなのですが、会社様では債権回収事案、会社法関係の事案、役員や社員の方の相続、離婚、交通事故などの民事の事案が頻発しますので、そのような事案につきましても日々受任させていただき、対応させていただいています。
交渉、調停、訴訟等、あらゆる段階の案件を担当させていただいている他、会社様の代表者様や役員様の日々のお悩みの相談にも対応させていただくことが可能です。
不動産・労働・相続を得意とする理由
山越総合法律事務所が評判な理由を事例で紹介
様々な事案を解決していることからも、山越総合法律事務所が評判な理由がわかります。
完全勝訴した不動産売買の事案
山越総合法律事務所が不動産に関する事案を得意とする法律事務所だったからこそ実現できた結果であると言えるでしょう。
倒産危機を免れた労働の事案
この事案では、残業代請求の合計額が高額となったことに加え、同時に多数の社員が退職したことで業務が立ち行かずに倒産のおそれもある状況になってしまいました。
しかしながら、幣事務所が尽力した結果、残業代の支払い金額は請求額の数分の1に抑えることができ、会社の倒産も回避できる可能性が生じた、という事案がありました。
一時は倒産危機に陥ったものの、山越総合法律事務所の弁護士と会社の連携により、存続することができたようです。
想定以上の遺産相続が実現できた相続の事案
同事案で、幣事務所は、まずは遺言が無効であるということを争い、仮に有効であるとしても遺留分侵害請求をすることが可能であると争いました。
最終的には依頼者が当初想定していた以上の金額を取得していただくことができました。
遺言に書かれた内容によって一切相続ができない状況でも、相続に強い弁護士に依頼することで、相続することが出来る場合もあるようです。
山越総合法律事務所に寄せられる相談内容
その内容について取材しました。
法人からの相談実績
例えば宅建業者様であれば、契約書の特記事項の作成、チェック、重要事項説明義務や調査義務の範囲、契約の解除に関する紛争、不動産の明渡し、賃料の増減額、契約不適合責任に関するご相談など、宅建業務に関するご相談がなされます。
また、労働分野は顧問先の会社様の属性を問わず、どの会社様からもご相談をいただくことがあります。
例えば、会社様から見て問題がある行動をしていると考えられる社員に対する対応、解雇や残業代の請求に関する案件など、多岐にわたるご相談をいただきます。
紛争の段階としても、交渉レベルのものから、調停、労働審判、訴訟のレベルに至っているものまで多数存在します。
個人からの相談実績
例えば、相続であれば、遺言書の作成、執行業務、遺産分割事案の対応、遺留分侵害請求事案の対応など多岐にわたります。
個人の方からの相談の場合、主として顧問先や知り合いの方からのご紹介を契機に受任させていただくことが多いです。
山越総合法律事務所で評判の所属弁護士
次項より、各弁護士について経歴や活動内容を紹介します。
また、一般的に弁護士に対するイメージとして、レスが遅い、敷居が高い、相談しにくい、というイメージがあると思いますが、幣事務所では逆に、レスが早い、敷居が低い、相談しやすいというイメージを持っていただくように尽力しています。
ご相談方法としても多岐にわたって対応をさせていただいており、面談、電話、メール、SNS、Zoom、FAXなどを利用してご相談をいただくことが可能です。
お客様にリラックスしていただけるよう、事務所の内装も明るい雰囲気を重視して施工しました。
山越真人弁護士とは
山越真人弁護士とは、山越総合法律事務所を立ち上げた人物であり、同事務所の代表弁護士です。
父親の影響で幼少期から弁護士を志し、早稲田大学を卒業した後に超難関資格とされる旧司法試験に合格し、現在も弁護士として活動しています。
勤務弁護士時代から、労働事件の使用者側の案件をはじめ、不動産案件、相続案件、離婚案件を専門に取り扱っており、弁護士活動においては「相談に来たクライアントには笑顔で帰って頂く。」という想いを大切にしていることから、敷居が低く相談しやすい弁護士であることが伺えます。
プロフィール
- 名前:山越真人
- 読み方:やまこし まさと
- 出身地:東京都
- 最終学歴:早稲田大学政治経済学部政治学科
- 所属:山越総合法律事務所/第二東京弁護士会
- 趣味:テニス/将棋
生い立ち・経歴
山越真人弁護士は東京都出身で、1998年に埼玉県立浦和高等学校を卒業しました。
高校卒業後には早稲田大学政治経済学部政治学科に進学し、2002年に同大学を卒業しています。
合格率3%を切る圧倒的な難易度で有名な旧司法試験に挑んだ際には、山越真人弁護士も大変な苦労をしたようですが、2005年に合格しました。
2007年に弁護士登録を行い第二東京弁護士会へ入会すると、田宮合同法律事務所に入所しました。
2013年には約5年所属した田宮合同法律事務所を退所し、共進総合法律事務所へ入所。2016年に同事務所を退所すると山越総合法律事務所を設立しました。
その他の活動実績
その他の活動としては、2008年~2011年まで桐蔭横浜大学法学部客員教授として活動した他、2018年~2021年まで東京相続診断士会副会長を務め、2015年以降は新宿区の法律相談員としても活動しています。
また、田宮合同法律事務所勤務時代には「上司ならこれだけは知っておきたい法律知識 [単行本]」、「Q&A 民法(債権関係)の改正に関する中間試案」の書籍執筆にも携わりました。
その他の山越真人弁護士の活動実績は以下の通りです。
- 日本弁護士連合会代議員(2008年~2009年)
- 第二東京弁護士会常議員(2012年~2013年)
- 第二東京弁護士会綱紀委員(2014年~2021年)
- 東京21倶楽部会員
- 一般社団法人継活推進協会会員
- 日本民事訴訟法学会会員
- 司法アクセス学会会員
- 財団法人日本法律家協会会員
※以下委員を歴任
- 第二東京弁護士会司法制度調査会
- 住宅紛争審査会運営委員会
- 高齢者・障がい者総合支援センター
- 労働問題検討委員会
平岡卓朗弁護士とは
平岡卓朗弁護士とは、山越総合法律事務所の所属弁護士で、使用者側労働案件や不動産案件を得意とする人物です。
東京都労働委員会事務局の審査調整課法務担当課長を歴任し、現在は東京労働局東京紛争調整委員会委員として、労使紛争の迅速な解決を目指す行政手続を行っていることから、高度な紛争解決・調整能力を持った弁護士であることが伺えます。
また、経営コンサルタントの国家資格である中小企業診断士試験にも合格しており、2022年に中小企業診断士登録しています。
プロフィール
- 名前:平岡卓朗
- 読み方:ひらおか たくろう
- 出身地:不明
- 最終学歴:明治大学専門職大学院法務研究科法務専攻
- 所属:山越総合法律事務所/第二東京弁護士会
生い立ち・経歴
平岡卓朗弁護士は2003年に神奈川県立横須賀高校を卒業した後、中央大学法学部法律学科に入学しました。中央大学卒業後には明治大学専門職大学院に進学し、2009年に法務研究科法務専攻を修了しています。
大学院を修了した年の司法試験に合格すると、2010年に弁護士登録を行って第二東京弁護士会へ入会し、2017年まで田宮合同法律事務所に所属していました。
2017年からは東京都労働委員会事務局の審査調整課法務担当課長(特定任期付職員)として2年間活動しています。これにより一時登録を抹消していた弁護士登録を2019年に再度行い、同年7月に山越総合法律事務所へ入所しました。
その他の活動実績
その他の活動としては、2011年~2012年まで日本弁護士連合会代議員、2015年~2016年まで第二東京弁護士会常議員を歴任した他、2021年からは東京労働局東京紛争調整委員会委員としても活動しています。また、2022年2月には中小企業診断士登録も行っています。
平岡卓朗弁護士のその他の活動実績は以下の通りです。
- 日本民事訴訟法学会会員
- 司法アクセス学会会員
- 日本労働法学会会員
小西隆文弁護士とは
小西隆文弁護士とは、山越総合法律事務所の所属弁護士で、不動産、相続、企業法務全般を得意とする人物です。
弁護士登録後に所属した田宮合同法律事務所では、大手ディベロッパーや不動産仲介会社等の顧問弁護士として、不動産に関連する幅広い事案を経験しています。
また、英語による法的サービスの提供も可能で、不動産に関連する法制度を英語で解説するWebサイトの運営を行ったり、日本サッカー協会の裁定委員会委員を務めたり、第二東京弁護士会弁護士業務妨害対策委員会の副委員長を務めたりと、多彩な才能を活かして多岐にわたる活動を行っています。
プロフィール
- 名前:小西隆文
- 読み方:こにし たかふみ
- 出身地:不明
- 最終学歴:東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻
- 所属:山越総合法律事務所/第二東京弁護士会
生い立ち・経歴
小西隆文弁護士は2003年に京都府の洛南高等学校を卒業した後、東京大学へ進学しました。2007年に東京大学法学部第一類を卒業すると、東京大学大学院へ進学し、2009年に法学政治学研究科法曹養成専攻(東京大学ロースクール)を修了しています。
2010年の司法試験に合格し、2011年に弁護士登録をした小西隆文弁護士ですが、東京大学法学部在学中に「東京大学法律相談所」に所属し、東京大学法律相談所出身の弁護士の指導を受けながら市民に対する相談活動に関与していたことが、弁護士を目指したきっかけの一つとなっているようです。
2012年~2020年まで田宮合同法律事務所で所属弁護士として活動すると、2020年4月に小西法律事務所を設立しました。同年12月には同事務所を閉鎖し、2021年より山越総合法律事務所に入所していますが、独自で英文による不動産法解説サイト「Legal Advice Japan」の運営も行っています。
その他の活動実績
その他の活動実績としては、2017年に文部科学省において再就職等の問題が社会問題化した際に、調査班員として文部科学省OBの再就職の実態調査に関与しました。
2022年には粉飾決算による上場廃止事件に関して、役員責任調査委員会に委員補助者として参画しています。
また、2018年より第二東京弁護士会綱紀委員、2021年より関東弁護士連合会弁護士業務妨害対策委員会委員、2022年より公益財団法人日本サッカー協会(JFA)裁定委員会委員及び第二東京弁護士会スポーツ法政策研究会会員、2023年より第二東京弁護士会弁護士業務妨害対策委員会副委員長に就任するなど、その活動は多岐にわたります。
小西隆文弁護士のその他の活動実績は以下の通りです。
- 日本弁護士連合会代議員(2012年~2013年)
- 第二東京弁護士会紛議調停委員会委員(2012年~2014年)
- 第二東京弁護士会弁護士業務妨害対策委員会委員(2012年~2023年)
- 第二東京弁護士会常議員(2016年~2017年)
早坂慶邦弁護士とは
早坂慶邦弁護士とは、山越総合法律事務所の所属弁護士で、同事務所が得意とする分野をはじめ、システム開発や著作権、景品表示、医療過誤等、様々な法律問題を取り扱っています。
弁護士を目指す決定的なきっかけというわけではないようですが、小中学生の頃に訴訟大国で過ごした経験や、法学部在学中に読んだ「法学の基礎」が、少なからず現在の弁護士としての活動に影響しているようです。
英語圏に住んでいた頃にはプログラミングにも興味を持っており、様々なOS下でプログラミングを実践していたことからITやAIに関しても深い理解を持つ人物であることが伺えます。
プロフィール
- 名前:早坂慶邦
- 読み方:はやさか よしくに
- 出身地:不明
- 最終学歴:慶應義塾大学大学院法務研究科
- 所属:山越総合法律事務所/第二東京弁護士会
生い立ち・経歴
早坂慶邦弁護士は、小中学生時代を英語圏の国々で過ごしながら育ちました。学生時代にはプログラミングに興味を持ち、コンピュータ愛好家向けの雑誌「Nibble」を購読してプログラミングをしたり、学校の掲示板システムのセキュリティ保守に携わったりしていたそうです。
慶應義塾高等学校に進学してからは日本で過ごし、1998年に慶應義塾大学法学部法律学科を卒業しています。2009年には慶應義塾大学大学院法務研究科を修了すると、翌年の司法試験に合格して2012年に弁護士登録し、共進総合法律事務所へ入所しました。
そして2019年に共進総合法律事務所を退所した後、山越総合法律事務所へ入所しています。
その他の活動実績
その他の活動実績としては、2012年~2015年まで高齢者・障がい者総合支援センター運営委員会幹事を歴任した他、早坂慶邦弁護士が司法修習中だった2011年に東日本大震災が発生したことがきっかけで、弁護士登録後には文部科学省の原子力損害賠償紛争解決センターの法人・事業者申立て担当部門に所属(主任和解仲介専門官)しており、東京電力福島第一・第二原子力発電所事故による損害賠償の請求の和解仲介業務に7年ほど携わりました。
2019年に出版された医療介護労務研究会編「医療・介護をめぐる労務相談」の書籍執筆にも携わり、原子力損害賠償紛争解決センター編「令和2年5月版原子力損害賠償事例集」の取りまとめにも関与しています。
まとめ
山越総合法律事務所には高学歴で優秀な経歴を持つ弁護士ばかりが所属しており、顧問契約を結んでおけば、何らかの問題が発生した際にも相談することができて安心です。
各弁護士が得意とする取扱分野では豊富な解決実績もあるようで、「私のところに相談に来たクライアントには笑顔で帰って頂く。」という山越真人弁護士の想いが実現できている様子が容易に想像できます。
今後も法的護衛のエキスパートたちによって、様々な事案が解決に導かれることでしょう。
事務所概要
事務所名 | 山越総合法律事務所 |
代表弁護士 | 山越真人 |
住所 | 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-7-20 平河町辻田ビル6階 |
交通アクセス | ・東京メトロ南北線/有楽町線/半蔵門線【永田町駅】4番出口徒歩5分 ・東京メトロ半蔵門線【半蔵門駅】1番出口徒歩3分 |
主な取扱分野は不動産・労働・相続ですが、民事事件、商事事件、家事事件など、企業や個人から寄せられた様々な法律相談に対応しています。
本稿では、山越総合法律事務所の評判が高い理由を探るべく、解決事例や相談実績、事務所の特長等を取材し、山越真人弁護士、平岡卓朗弁護士、小西隆文弁護士、早坂慶邦弁護士の優秀な経歴等についても調査してまとめましたので、山越総合法律事務所や各所属弁護士について詳しい情報を知ることができます。