ウィルオブ・コンストラクションは、日本全国で建設業・施工管理技士に特化した人材派遣・紹介の総合人材サービス事業を展開している会社です。
国内の人口減少が進む中、建設業においてもベテラン層の大量退職による人手不足が予測されます。ウィルオブ・コンストラクションは、労働環境と賃金の改善、若手の育成といった建設業界の課題を解決し、さらに魅力的な業界に変えていくことを目指しています。
本記事では、ウィルオブ・コンストラクションのサービス内容や特色、事業の意義について詳しく紹介します。
※当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています。
この記事の目次
ウィルオブ・コンストラクションとは?

ウィルオブ・コンストラクションは、施工管理技士、CADオペレーター、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を中心とした建設技術者特化型の人材派遣・人材紹介を運営する建設業界向け人材サービスのリーディングカンパニーです。
施工管理技士向け求人サイト「施工管理求人ナビ」、施工管理技士向けコミュニティサイト「現場の神様」、メディアサイト「施工の神様」も運営し、建設業界の生の声を発信しています。
2018年に人材派遣・紹介事業など幅広い事業を展開するウィルグループの一員となってからは、東証プライム上場企業として事業規模を拡大中です。
建設業界に特化した理由
ウィルオブ・コンストラクションが建設業界に特化した総合人材サービスに乗り出したきっかけは、2011年3月の東日本大震災にさかのぼります。
被災地の早急な復旧・復興が求められた中、震災からわずか2ヶ月後の2011年5月に福島県郡山市で設立され、建設技術者派遣事業を開始したのが、ウィルオブ・コンストラクションの前身であるチームINQ合同会社です。
ウィルオブ・コンストラクションは2020年東京オリンピック・パラリンピックや高速道路の大規模リニューアル、都市再開発事業など、全国各地のプロジェクトにも参画し、人々の暮らしと経済の基盤であるインフラを守ってきました。
総合人材サービス事業を通しては、建設業界を若者も女性も夢を持って働けるようにすることを目指し、業界内に根付く旧来の「働くスタンダード」を変えることに挑戦しています。
独自のデータベースを活かした採用スキーム

ウィルオブ・コンストラクションが運営している「施工管理求人ナビ」は、全国的に人材不足が慢性化している土木・建築施工管理技士の求人サイトとして、日本最大級の豊富な求人数と登録者数を誇ります。
エントリーされている膨大な技術者のデータベースを分析した独自の採用スキームを活かし、求職者一人ひとりのキャリア形成を考慮しながら企業のスピーディなマッチングを実現しています。
自社ならではのデジタルマーケティングを駆使して適材適所の派遣を実現しているウィルオブ・コンストラクション。働く社員の就業継続率は極めて高く、ポジティブな口コミが多いことを知って入社を希望する人材も増えています。
ウィルオブ・コンストラクションの働き方

ウィルオブ・コンストラクションの社員は、建築や土木、管工事、電気工事、プラントの施工管理をはじめ、CAD/BIMなど建設業を支える幅広い業務に携わっています。
ウィルオブ・コンストラクションは人材派遣・紹介の総合人材サービス事業を展開していますが、働く人たちの雇用形態は非正規の派遣社員ではなく、正真正銘の正社員です。
採用後は、取引先の建設会社が請け負うプロジェクト現場で就業することとなりますが、就業規則や給与条件、福利厚生制度は、雇用元であるウィルオブ・コンストラクションのルールが適用されます。
また、配属先については、社員本人が希望する就業条件や勤務地をヒアリングし、各人の希望や適性に合ったプロジェクト先の候補を選定します。
その後、配属先プロジェクトの企業担当者と面談を実施し、詳しい業務内容や就業条件などに同意ができれば、正式に配属が決まります。
建設業界での就業経験は問われる?
結論から言えば、ウィルオブ・コンストラクションで働く技術社員の大半は、建設業界未経験です。出身業界はさまざまで、営業、接客・販売などのサービス業、医療・介護・福祉からの転職者が多く在籍しています。
技術社員の9割が文系出身者でもある中、プロジェクト先への配属前には、ウィルオブ・コンストラクションのベテラン講師によるオリジナル研修(入社時研修)を受講できます。
研修では、建設業界の基礎知識、パソコン研修(Word/Excel/PowerPoint)、ビジネスマナー、実習(測量/記録用の写真撮影)について学ぶことが可能です。
国家資格である施工管理技士を取得するための制度や手当も整えており、資格取得がキャリアアップにつながる体制を構築しています。
技術社員を支えるキャリアマネージャーとは?
キャリアマネージャーは、就業先で働く技術社員のキャリア形成や職場環境改善をサポートする立場で、就業後のキャリアやスキル、資格取得、人間関係について相談に乗ります。
悩みごとなどがある技術社員には適切なアドバイスを送り、職場の問題などを解消するためのサポートも惜しみません。
キャリアマネージャーは、技術社員の就業先を定期的に訪問していますが、電話やWeb面談などで、いつでも気軽に近況報告・相談ができます。就業先での心配事や不満がある場合は、必要に応じて3者面談を実施し、解決に取り組んでいます。

このように、キャリアマネージャーは、全国各地の就業先で働く技術社員の悩みや不安を一緒に乗り越えてくれる心強い存在なのです。
ウィルオブ・コンストラクションのスキル・キャリアアップ支援

ウィルオブ・コンストラクションは、技術社員の資格取得支援に力を入れています。
国家資格の各種施工管理技士など建設業界のさまざまな専門資格に対しては、50種類を超える資格手当があり、各種施工管理技士の1級・2級・技士補に合格すると、祝い金が支給されます。
一人ひとりが着実にキャリアを構築できるよう、建設業界に精通した講師による多様な研修プログラムを充実させており、建設系・技術系資格の受験対策を手がけるCIC日本建設センターと提携して、各種施工管理技士の受験講座を受講するための費用補助制度も設けています。
資格取得がスキル・キャリアアップにつながる環境が整っている中、社内の月平均資格取得数は83個に上ります。
この他、入社2年目以降の社員を対象とした「キャリアチェンジ制度」も設けています。技術職から総合職への転換希望者を受け入れる制度で、現場経験を活かしたキャリア設計を目指すことができます。
ウィルグループでは、中期経営計画で「働く人をエキスパートにするキャリアパスの”最大化”と”最適化”」を掲げ、職のミスマッチ解消を図っており、一人ひとりの社員が思い描くキャリアを形成できる環境を充実させています。
ウィルオブ・コンストラクションが求める人物像

先述した通り、ウィルオブ・コンストラクションが採用時に重視しているのは、大学の出身学部でも建設業界での経験でもありません。
ウィルオブ・コンストラクションは、建設業界に根付く常識を打破し、業界のスタンダードを変えようとしている企業です。そのため、あらゆる変化を恐れることなく、ポジティブな気持ちで物事に取り組める人材を募集しています。
「根拠なき自信を持つ方」「経験がないことにも思い切って挑戦できるアグレッシブな方」「未来の自分の成長にワクワク感を持てる方」を歓迎し、多くのチャンスを提供する方針を打ち出しています。
さまざまな職種の人が働く建設現場では、高いコミュニケーション能力が求められることから、「人と話すのが好き」「チームで仕事がしたい」という方も活躍の機会を得やすいといえるでしょう。

このような方針に共感し、「建設業界で成功を収めたい」と考える方は、ウィルオブ・コンストラクションへの入社を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ウィルオブ・コンストラクションが目指しているのは、「今日より明日、建設業界がより良くなる未来」です。
人材の確保と真摯なサポート・教育はもちろん、働く人々の声にも耳を傾けながら幅広い事業を展開しています。
建設会社と同じ目線、同じ立場、同じ歩幅で業界の人手不足に本気で立ち向かい、業界の明るい未来を切り開こうとしています。
その手始めとして取り組んでいるのが、すべての社員が自己成長を実感できる環境づくりです。
社員一人ひとりが自身のキャリアを自由自在に描き、能力を最大限に発揮できる世界を創り上げた先に、新たな価値観やスタンダードが生まれ、建設業界における“ムーンショット”が実現すると確信しているからこその取り組みです。
ウィルオブ・コンストラクションは、これからも建設業界における人材領域のインフラとして、すべての建設技術者がワクワクするような、魅力ある建設業界の創造に挑戦していくことでしょう。

「建設業界で誇りを持って働きたい」「街づくりにかかわりながら日本の社会に貢献したい」という志を持つ方にとって、ウィルオブ・コンストラクションは働きがいのある会社です。
専門性を磨けば、ビッグプロジェクトへの参画や独立を果たすことも可能になります。希望のキャリアを目指せる環境で、あなたの夢を叶えてみませんか?
会社概要
社名 | 株式会社ウィルオブ・コンストラクション |
代表者 | 田中 謙 |
設立 | 2011年5月10日 |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 新宿三井ビルディング55F |
資本金 | 9,838万円 |
売上高 | 142億9,100万円(2025年3月期) |
事業内容 | ・建設技術者の人材派遣事業 ・建設技術者の人材紹介事業 ・メディア事業 |
「建設業界の価値観・スタンダードを我々が変える」をミッションとして、人手不足の課題を解決するべく建設業界全体の発展に貢献し続けています。