北海道苫小牧市に本社を構え、住宅リフォームと不動産を二本柱とする地域密着の事業を展開している株式会社トマト。1971年の創業以来、地元の暮らしに寄り添い続け、信頼を築いてきました。
その長い歴史の中で、2021年にバトンを受け取ったのが、異業種から転身してきた元代表取締役の江島 大和氏です。前職は地方銀行の法人営業を担当し、金融の現場で培った目線と次世代を見据える柔軟な発想で、株式会社トマトに変革の風を吹き込んでいます。
※当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています。
この記事の目次
株式会社トマトとは

株式会社トマトは、北海道苫小牧市に拠点を置き、住宅リフォームや不動産関連事業を展開する地域密着型の企業です。お客様一人ひとりの要望に真摯に向き合い、安心して任せられる住まいづくりをサポートしています。
社員の働きやすさにも注力しており、完全週休二日制の導入や公平で透明性のある職場環境を実現しています。キャリア形成の仕組みも整っており、成長意欲のある方にとって魅力的な職場です。

今後も地域に根ざし、北海道全域へと事業を拡大する動きに注目が集まっています。
株式会社トマトリフォーム会社として50年


私たちがやっているのは、つくるのではなく、再び暮らせるようにすること。だからこそ、細やかな対応が欠かせません。
北海道苫小牧に本社を構える株式会社トマトは、1971年の創業以来、住宅リフォームと不動産の2本柱を軸に地域に根ざした事業を展開してきました。
胆振・日高全域と千歳市・恵庭市を主な営業エリアとし、地域密着型のリフォーム会社として累計18,000件を超える工事実績を誇ります。
新築住宅とは異なり、「今ある住まいをもっと快適に、長く住み続けられるようにする」ことを大切にしています。部分的な修繕からフルリノベーションまで幅広く対応し、暮らしに密着した提案を心がけているようです。
暮らしの変化に対応できる体制

直すだけではなく、売ることまで。家のことを丸ごと相談できるのが私たちの強みです。
株式会社トマトは、住まいを直す力と住まいを動かす力を併せ持つリフォーム会社で、住宅リフォームと不動産事業を一体で展開しているのが大きな特徴です。
リフォーム工事では、経年劣化した設備の交換から、建築確認申請が必要となるような大規模な増改築まで幅広く対応します。
一方で不動産事業では、中古住宅の買取・再販や土地物件の仲介にも対応し、住まいにまつわる「入り口から出口」までサポートしています。
リフォームと不動産、どちらも自社で完結できるからこそ、お客様のライフステージの変化に合わせた提案が可能です。住宅を、「直す」「活かす」「手放す」といった、人生のさまざまな場面で頼れる存在として、地域に根ざしています。
施工中の気配りと接客対応が鍵

工事中って、生活空間にお邪魔している感覚なんです。だから失礼がないように常に意識しています。
苫小牧・胆振の多くの住宅では、住みながらのリフォーム工事が一般的です。そうした状況の中では、施工中のコミュニケーションや対応力が、お客様の満足度を左右するといっても過言ではありません。
株式会社トマトでは、「建設業である前に、接客業であるべき」という方針のもと、社員や職人全員がお客様への接し方を大切にしています。工事前の挨拶や日々の報告、生活動線への配慮、清掃対応などの気遣いが評価されています。
初めての依頼から大規模なリフォームへ、さらには不動産売却の相談まで、長期的な関係につながっているのです。

丁寧な対応をしてくれたから、安心して任せられた!という声が多いのも納得です。
地域密着企業ならではの信頼関係

昔、株式会社トマトで工事させていただいた方の娘さんやお孫さんからもご連絡をいただくことがあります。ありがたいし嬉しいですよね。
創業50年以上の歴史を持つ株式会社トマトでは、同じご家族や身内の方から何度も依頼をいただくケースも多いです。
初めはご両親からの相談、そのあとはお子様、そしてお孫様へと受け継がれていく形で、三世代にわたるお付き合いが自然と育まれています。
このようなつながりは、工事が丁寧だったからという理由だけでは築けないでしょう。地域に根ざし、誠実に仕事を積み重ねてきたからこそ、信頼が蓄積されているのです。

また、口コミや紹介による新規依頼も多く、広告に頼らずとも仕事を確保しているのも強みといえます。
「地域からの評判が仕事につながる」を体現している企業といえるでしょう。
株式会社トマトが経験と提案力で選ばれる理由


価格では勝負していません。提案の質と人の力で信頼をいただいていると感じています。

株式会社トマトでは、大規模な販促や価格を全面に出したセールは見られません。それでも年間700件以上の工事依頼があり、地域に根ざした信頼を築いています。
この安定した売上の背景には、株式会社トマトの営業や現場対応における「人」の力がありました。
社員のスキルが最大の強み

図面だけで判断せず、この家、この人、この生活に合わせて考えるのが私たちのやり方です。
株式会社トマトが掲げる最大の強みは、商品力や価格ではなく、社員一人ひとりの提案力にあります。
リフォームという仕事は、同じように見える案件でもお客様の家の状況や希望によって必要な工法が大きく変わります。そのため、経験と知識のバランスが重要です。
株式会社トマトでは、多くの現場経験を積んだ社員が、ヒアリングから提案、施工管理まで一貫して対応します。お客様の生活背景を考えたうえで、「この家、この人」に合わせたぴったりな提案をすることで信頼につながっているのです。
勉強会で全社の提案力を底上げ
高いスキルを組織として維持するために、株式会社トマトでは役員を中心にした勉強会を定期的に実施しています。
実際の事例を持ち寄り、成功例や難しかった案件について話し合うことで、現場ごとの知見を社内に循環させる仕組みが根づいています。
若手社員でもノウハウを吸収しやすく、入社から間もない時期でも着実に成長できる環境が整っています。こうした取り組みが、現場ごとのバラつきを減らし、同じレベルのサービスを提供できる体制へと繋げています。

これってどう提案したらいい?と気軽に相談できる空気感です。だから独りで抱え込まなくて良い環境があります。
イベントとショールームで反響営業

顔が見える営業が基本。でもSNSなどで知ってもらうきっかけも大事になってきています。
営業活動では、過度なプッシュ型営業ではなく、お客様に知っていただく機会をつくるスタイルを採用しています。
主な取り組みとしては、新聞の折込チラシやリフォームイベントの開催、さらにショールームでの相談対応などが挙げられます。
イベントでは、住宅設備メーカーと連携して展示会を行うほか、暮らしに関するお悩み相談をできる場を用意しています。
また、ショールームでは実際の商品に触れられるため、「どんな仕上がりになるかわからない」という不安を解消する機会にもなります。
近年では、ホームページやSNSを通じた発信情報にも力を入れており、来店やお問い合わせの導線として活用しています。こうした施策が、地域との接点を自然に増やし、「信頼できそう」「相談してみたい」という第一歩につながっているのです。
- 公式HP:https://www.kk-tomato.jp/
- 公式SNS:Instagram
株式会社トマトの売上の根幹には、価格や宣伝に頼らない人対人の信頼があります。一件一件の案件に対して、丁寧なヒアリングと豊富な提案で真摯に向き合い、工事を通じて頼られる存在です。

創業から50年も続けてきたからこそ、地域で選ばれ続ける企業となったのでしょう。
誠実さと人柄を重視した採用方針


どんなに経験が豊富でも、誠実さがないと長くは活躍できません。それが当社の考え方です。
株式会社トマトでは、採用活動を行う際に最も重視しているのが、「誠実さ」と「人柄の良さ」です。
住宅リフォームという仕事は、作業のように感じますが、現場に立つすべての社員が、お客様、職人、協力業者、社内の同僚など多くの人と関わり合いながら業務を遂行します。
そのため、どれだけ経験や技術が長けていても、誠実さを持ち合わせていない人はチームの中で浮いてしまい、結果的に信頼を得られず退職していったケースもあったそうです。
反対に、未経験からスタートであっても、地道に周囲との信頼を築く姿勢を貫いて成長している社員も多く在籍しています。
「誰かのために汗をかける人」が活躍できる環境が、トマトという会社の本質を表しています。
人柄が仕事の質に直結する理由

知識やスキルは後からでも身につきます。でも誠実さは誤魔化しがききません。
現場では、図面通りに作業が進まないことも多々あります。特に住宅リフォームは既存の建物に手を加える工事であるため、解体して初めてわかる問題点が現れることも少なくありません。
そうした状況で問われるのは、どれだけお客様に正直に向き合えるか、関係各所とスムーズに連携できるかという人としての対応力です。
そしてその土台となるのが、誠実な人柄です。
信頼関係を築いたうえでこそ、「今回はこうしましょう」と提案した時に、スムーズに話が進みます。誠実な姿勢は、目に見えない部分で着実に仕事のしやすさや満足度を高めていく、重要な資質となっているのです。
株式会社トマトが採用活動を強化する理由とは


これまでの社内の当たり前を疑い、革新的な挑戦への原動力となる即戦力人材はもちろんのこと、将来の当社を支える30歳以下の若手人材も積極的に募り続けます。
株式会社トマトが採用活動を強化している背景には、北海道全域を視野に入れた長期ビジョンの存在があります。現代表が就任した令和3年、社内外に発表されたのが「日胆地区のリーディングカンパニーから、北海道のリーディングカンパニーへ」という明確な方向性がありました。
その実現には、既存のノウハウや文化を継承するだけでなく、これまでの当たり前を疑い新たな挑戦を進める推進力が必要です。
そこで株式会社トマトでは、経験豊富な即戦力の人材と、将来を支える若手層の両方を積極的に採用しています。

採用は人手不足を補う役割と、会社の未来をつくる「人づくり」の一環として位置付けているようです。そのため、経験・未経験にかかわらず、「変化を前向きに捉え、行動できるかどうか」が評価されるポイントとなっています。
中途入社の社員が語るリアルな評価

転職を経験した社員が、実際に感じた入社理由や職場環境、仕事のやりがいについて語ってくれました。

ここでは、リアルな評判を紹介しながら、株式会社トマトの働きやすさや魅力に迫ります。
社長の人柄と明確なビジョンに惹かれて
入社前に社長と直接お話しする機会がありました。会社のビジョンがしっかりしていて、熱意を持って語っている姿に心を打たれました。
社長自身が若くエネルギッシュで、同じ方向を向いて仕事ができると感じたのが決め手です。若手を積極的に迎えようとする姿勢にも共感し、私もこの環境で働きたいと思いました。
株式会社トマトの代表取締役の江島 大和氏の言葉に、熱を感じられたのが伝わってきます。こちらの社員は社長の言葉から会社の未来像とそれに対する本気度を感じ取ったといいます。
若い力を育てたいという想いがはっきり伝わったことで、自分がその一員として活躍できる未来を描けたことが入社の大きな後押しになったようです。
実感する働きやすさと成長
前職では残業が当たり前で、夜遅くまで働いていました。ノルマを達成しても正当な評価が得られず、将来のビジョンも描けない毎日でした。体力的にも精神的にも限界を感じ、思い切って転職を決断しました。今思えば、あのタイミングで環境を変えてよかったと心から思っています。
働く時間が長いだけでなく、成果が正当に評価されない環境にいた社員が、転職を機に「評価される喜び」や「日々の成長実感」に出会えたという評価です。
楽になったということではなく、明確な目標があることがモチベーションに直結し、ポジティブな連鎖が生まれている様子が伝わってきます。
風通しの良さと自分らしく働ける
ベテラン社員が多いので、分からないことがあってもすぐに相談できます。皆さん親身になって教えてくれるので、現場でも安心して働けますし、新しいパターンの仕事にも挑戦しやすいです。休日の取りやすさもありがたく、プライベートとのバランスもとりやすいですね。
意見が出しやすく、上下の距離感が近いという点は、働くうえでの心理的安全性にも繋がります。
また、経験豊富なベテランから学べる環境と、柔軟な働き方ができる制度面のサポートが両立していることで、日々の業務にも前向きに取り組めていることがうかがえます。
株式会社トマトの働きやすさについて

住宅リフォームという専門性の高い業種で活躍し続ける株式会社トマト。企業の魅力のひとつが、社員が安定して長く働ける環境にあります。給与や勤続年数、福利厚生の整備はもちろん、成長を支える評価制度などがあります。

ここでは、人事制度改革や平均データを交えながら株式会社トマトの魅力について深掘りしていきます。
従業員の平均年収は約500万円
株式会社トマトの従業員の平均年収は500万円と、地域内の住宅、リフォーム業界では比較的高水準です。さらに取締役の平均年収は約1,000万円と全国的にも優れた待遇が実現されています。
株式会社トマトでは、令和6年6月から新たな人事評価制度が導入されており、「どのような姿勢で業務に取り組むか」が昇給額に直結します。努力がしっかりと報われる評価体制が整備され、給与面でも公平性と納得感を感じられる環境が構築されています。
平均勤続年数は5年でも定着率が高い
平均勤続年数は約5年とされていますが、これは新規採用を本格化させたことによるものです。元は役員主体で経営されていたため、一般従業員の構成比が近年で大きく変わりました。
そうした背景を踏まえると、5年という数字は浅いというより、成長過程とも言えるでしょう。
実際の離職率は低く、採用前の情報開示をすることで、入社後のミスマッチも起きにくい環境が整っています。株式会社トマトでは、労働条件や給与体系だけでなく、社内の人間関係や現場の雰囲気まで、できる限り透明に伝えることを徹底しています。
働きやすさと公平性を両立した福利厚生
株式会社トマトでは、2024年に就業規則を大幅に改正し、完全週休二日制を確立しています。土日休みを基本としながら、社内の閑散に応じてシフトの調整が可能で、家族との時間やプライベートを大切にした働き方が実現できます。
さらに、サービス残業の排除にも注力しており、勤怠管理を徹底することで無理のない業務運営を支えています。
有給休暇についても、社員の都合に合わせて取得しやすい環境が整っており、「休みが取りにくい」といったストレスは感じないそうです。
まとめ
株式会社トマトは、北海道苫小牧を拠点にリフォーム・不動産事業を展開する企業です。代表取締役・江島 大和氏の誠実な人柄と明確なビジョンのもと、人柄重視の採用方針や、社員の挑戦を後押しする制度づくりを進めています。
若手育成にも注力し、未経験からでも成長できる環境が整っているのも企業の強みです。
また、完全週休二日制や明確な評価制度など、働きやすい職場づくりにも取り組んでおり、社内外からの信頼も厚い企業といえるでしょう。

地域に根ざしながら成長を続ける株式会社トマトは、今後も注目すべき存在です。
会社概要
会社名 | 株式会社トマト |
設立 | 昭和46年(1971年) |
資本金 | 20,000,000円 |
代表者 | 代表取締役社長 江島大和 |
所在地 | 北海道苫小牧市三光2丁目1-24 |
年商 | 1,042,871,725円(令和6年5月期) |
年間工事件数 | 708件(令和6年5月期) |
地域に根ざしながらも、未来に挑むその姿勢には、業界の常識にとらわれない若き経営者ならではの視点がありました。