- 2023/9/7「日本デイケアセンターの評判口コミ」に社員の口コミを2件追加しました。
- 2024/5/10「日本デイケアセンターが運営する学童クラブについて」を追加しました。
この記事の目次
日本デイケアセンターとは
日本デイケアセンターとは、東京都千代田区に本社を置き、総合児童福祉サービスやベビーシッター、家庭教師などの人材派遣のほか、介護施設を運営している会社です。
創業ビジネスは総合児童福祉サービスで、創業以来約30年にわたって児童福祉施設の開設及び管理運営を行ってきました。
市区町村の施設を民間事業者が運営する公設民営保育にいち早く参入したのも日本デイケアセンターで、区認可の小規模保育所や東京都認証保育所の「らる」を運営しています。
豊富な総合児童福祉サービスの実績と保育のノウハウを持つ日本デイケアセンターでは、高齢者向けのデイサービス施設の運営も行っており、子どもからお年寄りまでが豊かに暮らせる社会づくりに貢献しています。
理念
日本デイケアセンターは、「人生の様々な場面それぞれに合わせた、総合的な教育やケアサービスを行うことにより、お客さまの自己実現を支援し、豊かな社会づくりに貢献する。」という理念のもと、すべての人々が生き生きと働ける環境設備の支援を目指しています。
また、基本的な保育理念に「自己実現の支援」「エデュケアマインド」「らるの精神」を掲げ、総合的な教育とトータルケアサービスを提供することを使命としています。
日本デイケアセンターの事業内容
保育事業
保育に関する事業では、公設民営保育にいち早く参入したり、スマート保育(小規模保育所)第1号の事業者としてスマート保育所を開設したりと、総合児童福祉サービスのパイオニアとして常に時代の先を行くサービスを提供してきました。
これらの実績が認められて、2020年には財務省本庁舎内保育所の運営委託事業者に選定され、財務省本庁舎内にて千代田区認可の事業所内保育所を運営しています。
また、日本デイケアセンターは保育所の他にも、東京都を中心に学童クラブ、放課後クラブ、児童館などの開設や管理運営を行っており、子どもたちが豊かな心情や感性を育んでいくことを目指しています。
介護事業
1991年の創業以来、総合児童福祉サービスを提供してきた日本デイケアセンターですが、事業分野を拡大して介護事業へ本格進出し、介護施設を運営しています。
2012年に開設した「LuLLデイサービス草加」は、高齢者福祉先進国であるフィンランドの施設を参考にしたプログラムを取り入れるなど、新しいコンセプト作りに取り組んでいます。
また、訪問介護サービスでは、要介護1~5認定の方への身体介護や生活援助を行い、要支援1、2認定の方に対しては身体介護と生活保護を一体的に行っています。
人材派遣事業
個人のお客様向けトータルライフケアサービスとして、子どもからお年寄りまで、家族全員の生活に安心と笑顔を届けるサービスを提供しています。
子育て支援を行うベビーシッターの派遣をはじめ、家事代行、家庭教師、通所介護、訪問介護など、多様なニーズに対応した人材派遣が可能です。
日本デイケアセンターは、全国保育サービス協会発足当時からの正会員であり、教会の基本理念を遵守したベビーシッターサービスを行っているため、安心して利用できます。
また、家事代行サービスでは家事支援のほか、お年寄りの生活支援にも対応しています。
日本デイケアセンターの評判口コミ
裁量の幅が広く成長できる
ある程度個人の裁量の幅が広いので、慣れれば比較的仕事はしやすい環境です。周囲との連携を図りつつ、積極性をもって臨めば評価もされやすくなります。
仕事を通じて、知っているようで全く知られていない児童福祉を詳しく理解できるので、将来保育所や就学児童に関する仕事に就きたい方や、起業を考えている方にとって成長できる良い会社です。
働きながら児童福祉に関する理解を深められるため、将来保育や児童福祉の事業を起こしたい人が成長するのに打ってつけな環境のようです。
様々な施設で良いところを吸収できる
主任の下のポジションを任されてからは、より責任感を持って仕事ができていますし、保育補助の仕事でも子どもたちと関わる時間をくれるので、保育士としての関わり方なども学ぶことができます。
フォローアップし合える人間関係
また、社員同士の関係性がすごく良いと感じました。お互いのことを考えながら、しっかりとフォローアップができています。
また、社員同士でフォローアップし合える良好な人間関係が築けていることも、働きやすさに繋がっています。
働きながら保育士資格取得を目指せる
ユーキャンや試験費用を会社で負担してくれたり研修があったり、保育士資格取得の為の支援をして頂ける制度があります。
充実の支援制度により、専門的な勉強はしてこなかったけれど保育士になりたいという意欲のある方に、チャンスが与えられる会社です。
大きな働きがいを感じられる
若手社員の教育方針については配属される園によってさまざまで、若手はベテランの方のサポート業務がメインのところもあれば、若手を育ててベテランの方がサポートしてくれるところもありました。
資格取得等、本社のサポートもありますが、成長スピードは配属先にも左右されると思います。
教育制度として、日本デイケアセンター本社でも研修制度やセミナー等が設けられていますが、現場での成長スピードは配属先ごとの方針に左右されることもあるようです。
将来性のある会社で安心
保育所委託運営の豊富な経験とノウハウがあり、少子化の中でも役所仕事を委託していることから、比較的将来の不安なく働くことができています。
また、少子化問題が叫ばれる昨今において保育業界に不安を感じる人もいるようですが、日本デイケアセンターではさらなる児童福祉施設の拡充を進めているため、将来性のある会社としても評判です。
日本デイケアセンターの評判口コミまとめ
特に保育士資格取得を目指す保育補助の方は、様々な保育・児童施設でのサポート業務をしながら効率良く保育士の仕事が学べると評判です。
社員がお互いのことを思いやり、上司にしっかり評価してもらえる組織体制が、社員の働きやすさやモチベーション維持・向上につながっているようです。
業務を通じて保育や児童福祉の知識を深め、見識を広げることで、将来の選択肢が広がるのも、日本デイケアセンターで働く魅力のひとつとなっています。
日本デイケアセンターの特徴
女性の社会進出を支援する取り組み
会社としても女性の社会進出を促進できる役割を持っておりますので、当社が模範となり女性の社会進出を支援したいと思っております。
そして2020年には、「すべての女性が輝く社会作り」という政府が掲げる方針のもと、財務省本庁舎内保育所の運営委託事業者に選定されました。
これは日本デイケアセンターの認可・認証保育園や学童クラブ・放課後子ども教室、事業所内保育所等での運営実績が評価された結果と言えます。
様々な形態の児童福祉施設を運営
また、公立認可保育園の民営化など、学童クラブの指定管理事業における民間委託事業者のパイオニアとして、様々な実績を残しています。
東京都を中心に運営する施設数は、北海道から九州まで約180施設に及び、公設民営認可保育園、東京都認証保育所、スマート保育所(小規模認可園)、病院内保育室、学童クラブ、放課後クラブ、児童館、複合型コミュニティ施設と、様々な形態の児童福祉施設を運営していることが、日本デイケアセンターの特徴です。
多様な課題・ニーズに応える保育支援
院内保育所の設置による病院のより良い運営をサポート
日本には現在、約60万人の潜在看護師数がおり、そのうち約20万人が再就職を希望しているという日本看護協会の調査データがありますが、「子育てと仕事の両立が難しい」「最新の医療技術についていけない」等の理由から、再就職に踏みきれず、多くの潜在的労働力がくすぶっている状況です。
こういった状況の中、日本デイケアセンターが院内保育所の設置を行うことで、看護師が子育てをしながら安心して働けるようになり、さらにワークライフバランスが実現することで、一人ひとりが最大限の能力を発揮できる環境を作っています。
病院で働く女性医師や看護師の方々が安心して働き続けられる環境を整え、病院様のより良い運営をサポートしております。
企業内保育所の設置による人材・求人への効果
企業内保育所の設置により、女性従業員の方が安心して産休・育休から復帰できるだけでなく、企業側も計画的な人員配置、優秀な人材の確保、離職者の低下が実現できます。
日本デイケアセンターでは、既存社員にも求人にも効果が期待できる取り組みを支援しております。
待機児童解消への社会的責任を果たす
日本政府は、2013年度から2017年度までに約40万人分の保育の受け皿を確保し「待機児童ゼロ」を目指すというプランを発表しました。
このプランに対し、豊富な保育のノウハウを培ってきた日本デイケアセンターは、待機児童解消への社会的責任を付託されたものだと認識しております。
さらに2015年度からは、保育や地域の子育て支援の拡充や質の向上を進め、すべての子どもたちがより豊かに成長するための「子ども・子育て支援新制度」がスタートしました。
日本デイケアセンターでは、地域ごとに多様化するニーズや課題に応えるべく、全国の自治体と協力しながら、ご提案と具現化に向けたサポートを行っております。
保育施設らるを運営
日本デイケアセンターは、東京都内にて東京都認証保育所、区認可小規模保育所、区認可事業所内保育所を運営しており、それぞれの保育施設には「らる」という名前がつけられています。
この「らる」は、「Lullaby(子守歌)」からとった造語で、保護者に代わって子どもたちが健やかに育つようにお預かりするという「まごころ」が名前に込められています。
また、日本デイケアセンターでは、子守歌(Lullaby)を歌う時の愛情の働きかけや信頼を「Lull(らる)」と呼び、その精神を大切にしています。
らるでは、保護者にとって「もっとも信頼できる人でありたい」という理念のもと、日々の保育に努めています。
らるのこだわり
保育方針の「あかるく・たくましく・ 集中できる、子ども。」のもと、らるは独自のこだわりを持って子どもの成長をサポートしています。
歌に合わせて楽しく遊ぶことで、子どもたちの潜在的な基礎能力の発達を促す教育であるリトミックや、子どもの自主性をサポートするモンテッソーリ教育を導入しているほか、簡単な英語の音楽に合わせて歌いながら、楽しく学べる英語学習を行っています。
また、食材にこだわった給食は手作りで、園の内装・床の木質化にもこだわっており、木のぬくもりとあたたかみのある空間で、成長することができます。
日本デイケアセンターが運営する学童クラブについて
日本デイケアセンターは、2003年に民間企業として日本初の受託運営による学童保育を開始しました。
学童クラブとは、小学校1年生から6年生までの児童を対象に、働きながら子育てをする親に変わって、放課後や休日に保育する施設のことです。
共働き家庭や一人親家庭の強い想いによって誕生し、1998年に放課後児童健全育成事業として法制化されました。
2010年には、日本デイケアセンターが運営する「東京都千代田区いずみ学童クラブ」を、当時の天皇皇后両陛下が視察したこともあります。
2024年現在、東京都・千葉県・三重県にて計16ヵ所の学童クラブを受託運営しています。
保育士の求人サイト「保育のしごと.net」
日本デイケアセンターは、保育士の求人サイト「保育のしごと.net」の運営も行っています。
30年以上にわたって保育事業に携わってきた日本デイケアセンターだからこそ実現できた保育の現場と連携した独自のサービスで、求職者の就業から就業後のキャリアアップまでサポートしています。
首都圏を中心に、直接運営する施設が130ヵ所以上あるため、安心できる仕事を確実に紹介してもらうことができます。
また、未経験者やブランクのある方でも、経験豊かなコーディネーターによるサポートと、就業に向けた様々なセミナーが用意されているため、就業への不安を解消できます。
日本デイケアセンターの新卒採用・求人情報
そこで、採用活動を行う背景や求める人物像、採用面接で重要視されること、年収・福利厚生等の求人情報について取材しました。
採用活動を行う背景
だからこそ保育業界を盛り上げ、一世帯でも多くの問題を少しでも早く解決したいと考えています。また、保育の問題解決は、日本の労働力不足解消の助けにもなると考えています。
このような人の役に立つ社会貢献性の高い仕事を、みなさんにもっと興味を持っていただきたいと思いますし、多くの人がお互いに助け合い、今の人手不足という現状を打破したいと考えています。
保育業界は命を扱う責任の重い仕事です。そのため苦労や大変なこと、悩むことも多くあり、決して楽なお仕事とは言えません。しかしながら、そのような困難を体感し、仲間と力を合わせて乗り越えることによって、自身の成長を肌で感じることができます。
たくさんの子どもたちから多くの笑顔をもらえる保育の仕事は、たいへん大きなやりがいがあります。他では得難いこのやりがいを感じながら、日本デイケアセンターで大きく成長していただきたいと思っています。
入社して欲しい人物像
保育の仕事は「子どもが好きであること」が大前提となる仕事であり、当社では子どもが好きであれば資格がなくとも受け入れています。
資格取得支援制度もあるので、現段階で知識や技術がなくとも、後から学べば問題ありません。
日本デイケアセンターは子どもたちの成長を間近で一緒に体験することによって、自身の成長を実感できる職場です。
命を扱う重みを理解し、子どもの成長に責任を持てる方であれば、どなたでも大歓迎です。
採用面接で重要視するポイント
そのため、地頭がどうかというよりは、人物重視の採用を行っております。
具体的には、自立・自律している、自ら考えて創意工夫ができる、発生した問題を敏感に感じられる高いアンテナを持ち解決策を模索できる、「報・連・相」をきちんとできる、自分の権限内で判断できない事項について上司に判断を仰げる、子どもの世話が好き、といった方を求めています。
将来を担う子ども達が単に好きであるということだけでなく、子ども達の養護と教育や育成に積極的に関わりたいと考える方を歓迎しております。
入社するメリット
また、入社後、保育士資格取得のための社内教育制度もあります。
日本デイケアセンターの事業は待機児童問題、小1の壁、女性の就労といった日本が直面している問題に役立てる、社会貢献性の高い仕事です。
間近で「子どもたちの成長」を体験することによって、自分自身の成長も実感していただきたいと考えています。
給与・福利厚生等の採用データ
- 総合職〈正社員〉
大学院・大学卒:月給223,050円(一律手当含む) - 一般職〈正社員〉
大学院・大学卒:月給188,500円(一律手当含む)
短大卒:月給181,200円(一律手当含む) - 本社保育補助職〈正社員〉
大学院・大学・短大・専門卒:月給181,200円 - 保育士〈正社員〉
大学院・大学・短大・専門卒:月給212,700円(固定残業代と一律手当含む) - 児童指導員〈契約社員〉
大学院・大学・短大・専門卒 月給:211,170円(固定残業代と一律手当含む)
夜勤手当/通勤手当/住宅手当/資格手当/キャリアアップ支援、処遇改善手当等、行政からの補助金制度あり(保育士・保育補助職)/定期健康診断/産前産後・育児休暇制度/本社8階に健康増進ルーム(フィットネス施設)あり
- 平均勤続年数:5.0年(2019年12月31日時点)
- 平均年齢 40.0歳(2020年2月6日時点)
- 有給休暇の平均取得日数 11.0日(2018年度実績)※2019年度より社内働き方改革を推奨
- 女性役員 33.0%(2020年2月6日時点)
- 女性管理職 12.8%(2020年2月6日時点)
まとめ
今回の取材で、総合児童福祉サービス企業として豊富な実績を持ち、政府からも厚い信頼を寄せられている会社であることが分かりました。
昨今では保育士による不祥事が相次ぎ、保育園に対して不信感や不安を抱える保護者が増えていますが、日本デイケアセンターの保育施設なら、安心して大切な子どもを預けることができそうです。
また、新卒採用では、保育士だけでなく保育補助の求人募集もしており、働きながら保育士資格取得を目指せるため、子どもが好きで保育の仕事に興味がある方は、日本デイケアセンターで働くことも検討してみると良いでしょう。
会社概要
名称 | 株式会社日本デイケアセンター |
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本社所在地 | 〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-2-3 NSビル4F |
設立 | 平成3年4月12日 |
代表取締役社長 | 斉藤 加代子 |
従業員数 | 社員570名・パート社員970名・登録スタッフ95名(平成31年5月時点) |
事業内容 | 病院内保育ルーム事業 行政サポート事業 人材派遣事業 法人サービス事業 教育事業 トータルケアサービス事業 |
保育園に勤める社員の口コミでは、自己成長できて働きやすい環境が評判となっており、積極的な事業拡大を目指す日本デイケアセンターは、新卒採用や求人募集にも力を入れています。
本稿では、そんな日本デイケアセンターの社員の方々に、会社の評判口コミや特徴、サービス内容、採用・求人情報について取材することができました。
また、日本デイケアセンターが運営する保育施設「らる」や保育士の求人サイトについても紹介していますので、子どもを安心して預けられる保育園を探している方や、保育に関する仕事に就きたい方にとって、有益な内容となっております。