三田国際学園の学園長「大橋清貫」氏を取材!都内私立中学受験者数2位の教育理念と今後の方針

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編集部
三田国際学園をご存じですが?

都内の私立中学校の受験者数第2位ということもあり「名前を聞いたことはある」という人は多いのではないでしょうか。

しかし、実際にどのような教育をしているかはよく知らないという方もいるはず。

今回はそのような方々のために、三田国際学園の学園長である大橋清貫氏に直撃取材。学校の特徴から教育理念、教育に対する思いまで語っていただきました。

本記事は三田国際学園の大橋清貫氏に完全独占取材した内容を基に記事としています。

三田国際学園とは

三田国際高等学校の制服

三田国際高等学校の制服

大橋清貫氏
三田国際学園は東京都世田谷区にある中高一貫の私立学校です。

「世界標準」の教育を目指し、めまぐるしく変化する時代の中、社会で活躍できるよう、自分で考え、道を切り開ける人材を創出しております。

人材育成のために必要なのが「世界標準」の教育です。国際共通語である「英語」はもちろん、それを使って思いを伝え合う「コミュニケーション能力」、科学を理解する「サイエンスリテラシー」、情報を使いこなす「ICTリテラシー」、自分たちの頭を使って「考える力」

これら5つを磨くための教育を提供しております。

歴史

大橋清貫氏
創設者の「戸板関子」は、明治35(1902)年、現在の芝公園の一角に戸板裁縫学園を創立。その後、生徒数が増えたことから1916年、三田四国町に「三田高等女学校」を開校するに至り、今年で102年目を迎えます。1946年には、戦後の新制度により創設者の名前をとって「戸板中学校・女子高等学校」と改組し、創設から100年以上、伝統的な女子校として評価されてきました。

私自身は2005年より港区にある学校法人順心広尾学園の理事長・校長として学校改革を進め、2期8年間の任期を終えた後、2013年にこの学校に教育監修理事として就任しました。

それからは、来る次の時代に向けて中高教育の理想を掲げ、2015年に三田国際学園中学校・高等学校と改称し、共学化をスタート

これからの時代に活躍できる人材を育てていく「世界標準」の学校を目指して改革を進め、現在は有難いことに東京都有数の人気校となり、2年連続で受験者数は2位となりました。1位は私の前任校の広尾学園ですが、両校が1位2位なのは私としては嬉しい限りです。

学園長としての想い

学園長の写真

引用元:http://www.mita-is.ed.jp/about/message.html

保護者様との面談を通して

大橋清貫氏
私のライフワークは、新しく入学してきた生徒さんの保護者様と面談することです。

今まで2,000組以上の保護者様と入学後に、1時間程度の面談を行っていて、「何故入学していただけたのか」、「何を期待されているのか」、「入学後生徒さんのどこが変わったか」など時間をかけてヒアリングしてきました。

私自身、学習塾、予備校の経営者としての期間が長かったので、大学合格実績が学校の人気に直結すると考えていた時期もありました。ところが、保護者様とお会いしてお話を伺っていると、大学合格実績を期待していないわけではありませんが、それよりももっと期待していることがあることを知りました。

それは、「社会に出てから、活躍できるようになってもらいたい」という願いでした。

有名大学に合格すること、その出身者であることはもちろん喜ばしいことですが、もはやそれだけでは必ずしも人生の保険にはならないとおっしゃる方が多いです。特にお父様を中心に、企業の第一線でご活躍されている保護者様は、「有名大学の出身であっても、仕事ができるかできないかはその人個人による」ということを痛感されていて、「活躍できる人材はある種の条件が整っている」とおっしゃっていたのです。

学校説明会について

大橋清貫氏
活躍できる人材に共通する条件を養っていくのが、これからの学校の役割であり、三田国際学園の教育の中心です。学校説明会で大学合格実績の話はほとんどしません。それでも非常に多くの保護者様に足を運んでいただいております。

ちなみに学校説明会は毎度本校の体育館で行っておりますが、今年の第1回説明会はエントリーをオープンして数日で午前・午後の部ともに満席となり、夕方の部を設けました。今までにも午前の部での満席はよくありましたが、午後の部まですぐに満席ということはなかなかありませんでした。しかし今回は午後も満席で、さらに勢いが増していると感じています。

従来、学校説明会への参加はお母様が中心ですが、本校の場合はお父様も多くいらっしゃいます。当然ご夫婦での参加も多いですが、お母様だけというパターンは少ないです。

ダイヤモンド社やプレジデント社などの経済誌系のメディアに取り上げていいただくことも多いです。本来学校なので、受験情報誌に取り扱っていただくのが普通ですが、本校のようなケースは珍しいですね。

取材いただいたときは、視点がまさに「改革に成功した学校」というポジションで「なぜ経営回復したのか」という点にフォーカスされていました。

脱線してしまいましたが、話を説明会に戻します。

説明会での説明の中心になっているのが、本校の考える社会で活躍するために必要な5つのスキルについてです。本校では「受験勉強」「大学合格実績」とは言いません。

国際共通語である「英語」、それを使って思いを伝え合う「コミュニケーション能力」、科学を理解する「サイエンスリテラシー」、情報を使いこなす「ICTリテラシー」、そして、それらの確かな知識とスキルに裏付けられた『考える力』。これら5つのスキルを育てる教育をどのように実践しているかを説明します。

使える英語を習得する

大橋清貫氏
英語に関しては、コミュニケーションツールとして使える英語の習得を目標にしています。一般の学校ではネイティブスピーカーの先生は派遣会社から数人来て、授業だけして帰ることが多いですが、本校では21名が常勤しています。

そのため、学校全体の英語環境が高いです。それまで中学受験の勉強をしていて、これから英語を勉強する中学1年生には、中1で英検3級の取得、その後中学生の間に2級に挑戦するレベルにまで到達できるよう指導しています。

また、海外大学を希望する生徒も多いのが本校の特徴です。ご理解のある保護者様が多く、そういった方々のニーズにも応えることができていると思っています。

教育理念

大橋清貫氏
「知好楽」を掲げています。

孔子の教えに由来する「知好楽」は“人生に於ける全てのことは知ることから始め、それを好きになり、最後に楽しむ境地に至ったときこそ、初めて自分のものになり、豊かなものとなる”という教えです。

生徒たちが中等教育の間に養うべきものは、大学受験を突破するための“18歳の瞬間最大学力”ではなく、長い人生を戦っていく基礎力です。

かつては大学や社会に出てから学ぶことが多かったですが、今はこれだけボーダレスでグローバルな社会。本校では生徒たちは大学や大学院を卒業した後、社会に入って、今まで経験したことがないような競争の中に入っていくことを前提に教育を考えております。

社会に出て活躍できる教育とは

大橋清貫氏
社会に出て活躍する人に共通する資質をコンピテンシーと呼びます。その基礎力を中高時代に養いたいと考えていて、学校教育の中核に据えています。このような取り組みを行っている学校は珍しいです。

例えば「英語に力をいれています、コンピューター教育に力をいれています、ITに力をいれています」という学校はたくさんありますが、コンピテンシー教育に力をいれている学校は少ないです。しかし、問題解決能力やリーダーシップ、共創など身に付けてほしい能力を「12のコンピテンシー」として学校説明会のときにお話しすると保護者様は十分にご理解くださいます。

また生徒には「6年間のうちにこれらのコンピテンシーの中のいくつか、もしくはどれかひとつだけでもいいので、得意な状態で卒業してください」と伝えています。

例えば“中学生だけれど、コミュニケーション能力に長けている”、“リーダーシップにはものすごく自信がある”、“社会参画して、ボランティアもできる”といった具合に、「これだけは自信があります!」という状態で卒業してほしいのです。これを本校の教育理念、目標に掲げています。

「相互通行型授業」とは

教員研修の風景

教員研修の風景

大橋清貫氏
「相互通行型授業」、聞き慣れた言葉でアクティブラーニングと言われて、最近ではどこの学校でも力を入れ始めていますが、本校では生徒自らが考えて議論していく「相互通行型授業」にいち早く取り組み始めました。

本校では相互通行型授業を全ての教科・教員が担当しています。企業様では研修が多いですが、学校には研修という文化があまりありません。
先生は学校に来て、教科書をもらって、それでは授業をやってという流れが一般的で、一度教室に入ってしまうと、全てがその先生の力量次第になります。

中には校長先生といえど、先生方が何をしているかわからないという学校も少なくないです。ただ本校は、研修を行っているため、私を含め全先生が各々のしていることを理解できています。

生徒は中学受験の時にはとにかくたくさん覚えて、正確に答えることが求められていて、その競争に明け暮れていたはずです。
しかし本校では、そもそも正解が存在しないような問題がテストに出てきます。

英語での試験はエッセイライティングも多く出題されます。エッセイの続きを書きなさいという問題には唯一の正解がありません。また理科の問題は、事象の原因を自分で考えて推論していく問題であるため、知識集約の勉強だけをやっていても、解答できません。自分自身の答えを求められる問題が多いのです。

もちろん従来の知識が全く必要ないわけではありませんが、生徒は興味を持ったことについて自分で調べたり勉強したりするようになるので、大学合格実績は後からついてくると考えています。

先日は情報番組の『news every.』でも本校の英語教育を取り上げていただきました。本校の英語教育は高く評価いただいていて、そこに憧れて入学する生徒も大勢います。夕方の時間ですが、意外と多くの保護者様にご覧いただいているようで、説明会の参加者が増加傾向にあるのも、そういったことが一つの理由かもしれません。

高校の方は中学の学びを軸に更にアカデミックな学びを展開しています。

例えば高校の国語の授業では羅生門を元に「正義」をテーマにした授業がありますが、従来の受け身の授業ではなく生徒一人ひとりがよく考え積極的な学びが見られる相互通行型授業です。生徒が自分の考えをもって、それをプレゼンテーションすることが大事で、その過程でコミュニケーション能力が養われます。

今後の三田国際学園

教員研修の風景

教員研修の風景

大橋清貫氏
中高時代に社会に出てから活躍できる力や基礎力を身に付けたいと思う方に是非ご入学いただきたいです。

この学校を卒業した生徒たちには、本校での学びを生かして自分の夢を叶えてほしいのです。そのためにも海外大学も含めて自分の夢が叶う大学や大学院へと進学してほしいです。海外大学への希望者は多いですから。

三田国際学園が新しい日本の中高教育のモデルのひとつになることを目標としています。

行事やイベント情報

MIF2017正面

MIF2017

大橋清貫氏
三田国際学園の年間行事やイベントをご案内致します。

4月

  • 入学式
  • 始業式
  • オリエンテーション合宿 ※中1、高1

5月

  • 開校記念日(5月1日)
  • Global Village ※中2
  • 中間試験
  • 生徒総会

6月

  • 英語検定
  • 体育祭
  • 授業公開

7月

  • 期末試験
  • 終業式
  • 夏期講習(前期)
  • 修学旅行(シンガポール) ※高2・SSC
  • 学習合宿 ※高3
  • エンパワーメントプログラム ※高1・SEC

8月

  • 短期留学 ※高2
  • 夏期講習(後期)

9月

  • 始業式
  • Global Peace Study(広島・京都) ※中3

10月

  • 英語検定
  • 中間試験
  • MITA International Festival(学園祭)

11月

  • 修学旅行(シンガポール) ※高2・本科

12月

  • 期末試験
  • 終業式
  • 冬期講習

1月

  • 始業式
  • 英語検定

2月

  • 音楽会

3月

  • 卒業式
  • 学年末試験
  • 修了式
  • 学習合宿 ※高2

まとめ

編集部
三田国際学園の教育理念について理解は深まりましたか?

今や2番目に受験者数が多い三田国際学園。大勢の受験者が集まるのには、社会に出て活躍するための基礎能力を中高6年間で身につけてほしいという大橋学園長の強い思いと学習プログラムに多くの方々が共感しているからです。

今や大学受験を乗り越えるだけでは、社会の一員として活躍できる保証はありません。夢を叶える力を身につけたい方は、三田国際学園への入学を検討してみてくださいね。

会社概要

名称三田国際学園中学校・高等学校
所在地〒158-0097
東京都世田谷区用賀2-16-1
学園長大橋清貫