
レクトゥールは、完全予約制のサロンです。現在はホームページも公開されていないので大変貴重な記事となります。レクトゥールへ興味がある方は当サイトのお問合せフォームよりご連絡ください。
この記事の目次
レクトゥールの五十嵐さんに取材協力いただきました!


またオーダースーツへのこだわりに関しては誰よりも知識を持っていて、時間をかけて作り上げた独自のスーツづくりに関するお話も満載です。
ネクタイ1本の販売から始まった!南麻布の隠れ家オーダースーツ「レクトゥール」の設立と歴史


最初はネクタイ一本から商売を始めましたね。
それこそ最初はカフェでお客様と打ち合わせをしながら、こういう洋服にはこういうネクタイがいいですよ!というところから始まりましたね。
そこからスーツも扱うようになり自分のオリジナルのスーツを作ってサロンをオープンしました。それが2016年5月とかの話です。
ネクタイ一本とかでもお客様からしたら自分のために色々考えてくれて、自分のために商品やサービスを提供してくれる、いわゆるワンツーワンの個人と個人のパーソナルなお付き合いの中のサービスに需要をすごく感じて、お客さんもありがたみを感じてくれていると感じました。
それでなんとなく実感が湧いていたんです。
あ、これはいけるんじゃないかと。それで商品を横に伸ばしていった経緯があります。
お客様に寄り添った商品とサービスの展開(完全予約制)


ご予約いただいてから、ご来店頂くスタイルなんで一般の人がフラッと入れるような形ではないんですよ。ご予約いただくことで、予め色々と準備できますし、いろんなことを考えながら接客をすることができるんです。
とにかくゆっくり試着や商品を選べる環境にしたい!


そういうのを一切なしにして、できるだけお客様に寄り添ったものを提供していきたいと思って、まずは完全予約制にしました。
そのアポイントの間は誰も入ってこないという、じっくりいろんな話をしながらゆっくりお品物を選んでいただきたいという思いがございます。
在庫を持たないで完全受注生産にすることでサービスの質を重視!


在庫をたくさん持ってしまうとやっぱ在庫を減らすこと、如何にたくさん売っていくかという視点に変わってしまいベクトルが変わってしまう。
お客様ありきで、そのお客様のライフスタイルに合ったものを純粋な気持ちで提案したいということから完全予約制の完全受注生産でお客様に寄り添うかたちを徹底しております。
販売員の社会的地位向上を目指しています!


本当のプロフェッショナルでお客様から必要とされている販売員に関してはちょっと違う評価の仕方があってもいいんじゃないかと思っております。
プロフェッショナルな販売員には正当な対価を与える環境に!


売上がきちんと取れるということは、お金というのはどれだけの人から自分が必要とされているかと言う対価だと思うので。
たくさんの人から必要とされているのであれば、それだけいっぱいお金をもらえるというのは当然です。売上げをちゃんと出したスタッフにはちゃんと儲けられる仕組みを作っております。
今だとほとんどの販売員が固定給だと思います。ご存知の通りアパレル業界は少ないお給料の中でも、その会社の服を自腹で買ってマネキンのようにならなくてはいけない環境です。そこにスタープレイヤーを出してスタープレイヤーが稼げる仕組みを提供していきたいと思っております。
レクトゥールが自信を持って提供する「こだわりのオーダースーツ」

色々なスーツを着て培った経験


国内の既製服から7万円ぐらいのセレクトのオリジナルのスーツ、12万円のオーダースーツ、インポートの既製服 、国外のフルオーダー(ジャケットで50万)とか。
あとは、70万円ぐらいするスーツとかも全部着たんですよ。
確かに雰囲気も独特で、着心地もよく、すごくいいものですが、最初の1着目にはハードルが高くなってしまいます。
そこに結びつく、お買い求めやすい価格帯の本格仕立服というのを入門編と言うか導入編として作りたいなと思ったのがレクトゥールのスーツです。
職人さんと細かい打合せで作り上げる




例えば襟ひとつでも、ただカットしてくっつけて合成するだけだと服として仕上がった時に襟元が吹いちゃったりするんです。
これを一枚一枚職人さんが重たいアイロンで肘を曲げてカーブした襟元とかにすると吸いついてきてピタッとしてて、なだらかで丸みを帯びた襟ができるんです。
そういった手間をかけることでどんな人が着てもふわっと丸みを帯びて、ボリュームが縦に伸びると正面から見た時に細く見えるのですが、でも実際はゆとりがあるので着心地がいいんですよ。
各所に職人さんの独自の手間のかける技がすごくかけてあって、それを一つの服にまとめて一つの作品と仕上げております。メリハリのある服に仕上がるんですよ。かなり職人さんと細かく打合せして作品として仕上げております。
ストレスを感じさせない着心地


着心地はジャケットを着る上ですごい大事な部分であって、実は多くのお客様がジャケットって堅苦しいとか、いちいち着ていられないなーって思うじゃないですか。しかしちゃんと仕立てたジャケットはすごく軽く着ることができるんです。ナチュラルに洋服として楽に着れるような着心地を目指しております。


着心地を極めるためにトップファクトリーと提携して僕の要望も入れることによってかなり軽い着心地というものを実現することができています。
アームホールの形状だったりとか縫い方だったりとか、そのあたりはかなり細かいところまで綿密に打ち合わせしてやっているところなので、お客様から非常に高いご好評をいただいております。すごい楽に着れるというお声を頂きますね。作業するときも特にジャケットは脱がないで良いと言っていただけます。
オーダースーツの仕立ての流れ


僕らも服をお任せいただく上でお客様のことを知らないといけないので、気軽にお話をしながら日頃のライフスタイルやどんなところに着ていく洋服を着ていく環境なのかヒアリングさせていただいております。
またどんな服をトライしてみたいチャレンジしてみたいというお話からまずはさせて頂いておりますね。
レクトゥールも取り扱い生地は3000種類ぐらいあるのでそこからお客様に選んでいただくというのは非常に大変だと思います。従ってご予算とかヒアリングの中でお仕事柄も含めて決めていきます。


生地が決まれば次はデザインですね。
その方らしさを入れられるデザインを決めたり裏地ボタンを決めたり採寸させて頂いたりします。
その次にご希望の方には仮縫いというものを選べまして、未完成の状態で服を着ていただいてフィッティングして調整を行い、本縫いに移るという流れです。
- お話をさせていただく。
- 生地を選ぶ。
- デザイン選ぶ。
- 裏地ボタン選ぶ。
- 採寸させていただく。
- 仮縫いを挟む挟まないを決める。
- 最終のフィッティング。
- 納品。


100%口コミでお客様の満足度が高い理由とは


実は僕らから何か物を買ってくれという営業は基本的にはしておりません。お客様の方から紹介してあげるねとか、お客様発信で口コミで広まっているというのが100%なので、それはサービスと本物志向のお洋服というのが評価されている結果なのだと思います。
取材を終えて-評判のまとめ

会社概要
屋号 | LECTEUR(レクトゥール) |
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所在地 | 〒106-0047 東京都港区南麻布3-6-17 有栖川プレイス103 |
そのオーダースーツ屋さんは東京都港区南麻布に看板も出していない完全予約制のオーダースーツ屋さん『LECTEUR(レクトゥール)』です。
今回は完全予約制のプライベートハウスでゆっくりと自分の着てみたいスーツを作ることができるレクトゥールの五十嵐様に取材をしてきました。隅々までこだわったオーダースーツの質や着心地の良さは編集部もいきなり3着も購入するほど大変満足できるサロンです。