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ジャスミー株式会社とは


あらゆるモノがネットにつながる時代。人々の生活に密接に関わる「衣・食・住・動」が大きく変わろうとしています。
そのなかで、誰もが簡単に安全にそして安心してモノを使うことができるプラットフォームをつくり提供することがジャスミーの使命なのです。
私たちの日常生活で生み出される大切なデータは「GAFA」(Google;グーグル、Apple;アップル、Facebook;フェイスブック、Amazon;アマゾン)に代表される限られた企業に占有されているのが現状です。
そういった環境の中で、ジャスミーのIoTプラットフォームでは、データの主権を本来の持ち主に帰属させ、個々のデータを安全安心に利用してもらうことを目的としています。
ジャスミーではIoTに独自のブロックチェーン技術を融合させることで、業界・業種の垣根を越えて世界中のお客様に最適なIoT プラットフォームを提供していきます。
近年では、日本初のブロックチェーンによる本格的なコンタクトセンターアプリケーションの開発と実証実験にトランスコスモスと連携して着手しております。
トランスコスモスは、1966年の創業以来、優れた“人”と“技術力”を持ち合わせることで、より価値の高いサービスを提供し続けてきたコンタクトセンターなどのアウトソーシングサービス会社です。
お客様のコスト最適化と売上拡大支援のため、世界31カ国・173の拠点を保持しております。
両社が持つノウハウ、技術、開発力を融合することで、新たなブロックチェーン技術の利用方法やIoTを駆使したコンタクトセンターのプラットフォーム等を生み出していきます。
そもそも仮想通貨とは、デジタル上で管理されているお金のことです。
目の前に硬貨や紙幣といった形がないため、どのように管理するの?と思う人もいるかもしれません。
特に最近は、インターネットを使った犯罪が横行しているため「デジタル上で管理するなんて危ないのではないか?」と感じている人も少なくないと思います。そんなときに役に立つのがブロックチェーン技術です。
ジャスミーが提供しているサービスのようにブロックチェーン技術を使えば、目に見えないデジタル上のお金であっても相互監視によって安心安全に管理することができます。
ICOとは、イニシャル・コイン・オファリングの略で、仮想通貨(暗号資産)を新たに発行・販売する ことで資金を調達する方法です。
ICOの目的として、資金調達をすることの他にも、通貨を普及させて通貨に価値を持たせること、そして通貨によって新しい経済システムを作ることがあります。仮想通貨は存在しても価値がなければ意味はないです。
ICOを通じてこの3つの目的を達成することで、通貨として世の中に流通することができるのです。
しかし、日本では仮想通貨を対象とした法律「資金決済法」において、仮想通貨の売買又は他の仮想通貨との交換/売買や交換行為の媒介、取次ぎ又は代理/また、これらの行為に関して、利用者の金銭又は仮想通貨の管理をすることは「仮想通貨交換業」に該当するものと規定されています(資金決済法2条7項)。
つまりは、ICOが仮想通貨を販売や交換する行為である限り、それが可能なのは仮想通貨交換業のみです。
日本ではこの「仮想通貨交換業」は登録制になっており、仮想通貨交換業者として登録されている企業だけです。現実的には日本において一般の企業は、ICOを独自に実施することは現時点では不可能となるわけです。
ジャスミーと仮想通貨の関係

メディアでは既に報道済みですが、暗号資産(仮想通貨)を巡るトラブルの増加によって、消費者庁や金融庁、警察庁が注意喚起しております。
実際には当社や当社関係会社で、暗号資産(仮想通貨)を販売しておりません。
当社の名前を使って暗号資産(仮想通貨)を販売している方は当社と関連が全くございません。
そのため、暗号資産(仮想通貨)の購入代金やそれに関連した金銭を支払うことのないようにご注意ください。
ジャスミーとジャスミーコイン

セキュリティーが高いこと、そして処理能力が高いことから、今後多くの方々に広く用いられるトークンを目指しております。
しかし、先述の通り販売行為は一切行っておりません。
ジャスミー株式会社の主なサービス内容

1.IoT化戦略とマネジメントの支援

2.IoTプラットフォーム

3.IoTデバイスの提供

4.IoTサービスのための開発環境の提供

5.セキュアなデータ分析環境の提供

ジャスミー理念は「データの民主化」であること

「ジャスミーIoTプラットフォーム」というサービスはこの思想のもとに展開されています。
私たちが安全に管理されていると妄信していたデータは、たとえGAFAなどの大企業に保管されていたとしても、サイバー攻撃、システムの欠陥、人為的なミス、意図的な流出などによって常に脅威に脅かされています。
そのなか、ジャスミーが採用しているのが、中央集権型よりも一層セキュアにデータを保管できる分散管理型のブロックチェーン技術を採用したIoTプラットフォームです。このようなユーザー同士で互いのデータを管理しあう民主的な手法を採用することで、データの主権を個人のもとに戻します。
このプラットフォームを機軸に皆様と一緒に新しいIoTビジネスモデルを創出し、「情報新時代」において、再び日本が世界をリードする一助になれると確信しています。
IoTプラットフォームの普及を目指した「Jasmy Initiative」の始動


Jasmy Initiativeを通じて、会員企業の皆さまとともにジャスミーIoTプラットフォームを利用したアプリケーションなどの設計・概念実証・実証実験・情報交換等を行っております。
このJasmy Initiativeでは、
- ユーザーの機器あるいはユーザー自身のデータをいかに安心安全に保有し、有効活用していくか。
- 膨大なデータの中からいかに有益なデータを抽出し、利活用していくか。
- 個人のデータを超大手企業が独占的に使用するのではなく、いかに幅広い人たちが有効活用していくか。
といった課題に対して会員の皆さまとともに取り組んでおります。
現在は、すでに業務提携しているVAIO、トランスコスモスなどが会員企業として、ジャスミーと協業しております。
世界中のお客様に高品質で安全なIoTプラットフォームを提供するためにも、ぜひ1社でも多くの企業様にご参加いただければと思っております。
Jasmy Initiativeについて詳しく知りたい人は、ぜひ公式ホームページよりお問い合わせください。
ブロック生成1秒未満のジャスミーIoT基盤について

ジャスミーのIoT基盤においては、ブロックの生成間隔は1秒未満と非常に短いです。このブロックチェーン網を総称して「JasmyNET」と呼んでおります。
JasmyNETに接続されたIoT機器は、ブロックチェーン上のスマートコントラクト(契約をスマートに行えるプロトコル)で制御されます。
その結果、機器の不正利用などを防ぎ、安全性を保つことができます。
このスマートコントラクトについては、2020年10月20日に開かれたスマートコントトラクト推進議員連盟設立総会での講演で、代表自らその重要性を説いています。
ほかにも、マルウェアなどの脅威から守ったり、機器を失くしてしまったときに遠隔操作でデバイスの安全性を確保できたりする機能もございます。
さらにIoT基盤を通じて、デバイスはデータを収集することも可能です。
新たな情報を集めることで、企業は今までにない画期的なサービスをユーザーに提供できるようになります。
ジャスミーIoTプラットフォームには2つのコアサービスがある

1.SKC (Secure Knowledge Communicator)

ひとつは、ジャスミーが提供するブロックチェーンを簡単に利用できる本人認証と登録機能。
次に、自らのデータを自身のスマートフォンやブロックチェーン上に安全に分散管理・蓄積する機能。
そして最後が、ユーザーが自らの意思で自身のデータの授受を許諾したり、トレース(追跡)したりできる機能です。
これにより、企業がさまざまなデータや個人情報を常に自社で保持することなく、ユーザーが望む形で必要なときに適宜利用することが可能になります。
2.SG (Smart Guardian)

電子情報技術産業協会(JEIDA)では世界のIoT市場は、2030年には400兆円を超えると予想されています。(引用元:https://newswitch.jp/p/14805)
そのため、誰もが「情報新時代」に即したサービスや新しい機器開発を開始できる環境が求められるようになってきます。
こうした時代に応え、ジャスミーは、IoT商品やサービスを生み出す企業様に対し、IoTモジュールとジャスミーIoTプラットフォームを一元的に提供していきます。
ジャスミーの過去の取り組み

株式会社ヴィッツとの協力

ですが、それを提供するためには、利用者の活動データなどビックデータを収集分析する必要があります。その際、ジャスミーのブロックチェーン技術を活用する計画です。
また今後も、MaaSのような新たなサービスを共同で提供するために、社会実装や実証実験などを共同で進める等、協力していきたいと思っております。
トランスコスモス株式会社との協力

また、国内で初めてのブロックチェーンを活用したコンタクトセンターアプリケーションの開発、実証実験に着手しております。こちらはトランスコスモス株式会社や「Jasmy Initiative」のメンバーと進めており、顧客データを安全で効率的に活用し、なおかつデータの利便性を向上させることを目的としております。
ジャスミーの今後と戦略について


そこで2019年4月上旬にジャスミーIoTプラットフォームを活用した事業の実証実験、商用アプリ開発などを会員企業と共に行う「Jasmy Initiative」を設立しました。
現在は、実証実験を通して、ジャスミーIoTプラットフォームの実現を目指していきます。
またジャスミーではそのほかにも、以下のような活動を行っております。
ジャスミー独自のスマートフォンアプリ提供とトークン配布を計画

例えば、自宅での就業や学習など新しい働き方・学び方に合わせたコミュニケーションツールの提供やビジネス用データとプライベート用データの明確な分割管理、家でも外でも安心してスマホやパソコンを使える環境の実現などです。
加えて、近々ジャスミーならではのスマートフォンアプリを提供することも計画中です。また、ジャスミープラットフォームで利用できるトークン(仮称:ジャスミー・コイン)の配布も実施予定です。
このトークンは、ジャスミーの挑戦に賛同、協力していただける人やともに挑戦を実行していただける人に対し、提供する方針です。
Jasmy IDEATHON(アイデアソン)

ジャスミーの基本思想である「データの民主化」と、ジャスミーIoTプラットフォームの基本設計についての内容をトルツメでお伝えするほか、パネルディスカッションやジャスミーIoTプラットフォームで未来ビジネスを創出するプログラムなどを実施しています。
“ジャスミーアイデアソンの模様はこちらから”。
(https://jasmy.io/campus/2019/08/000027.html)
ジャスミーリーグ

「データの民主化」を掲げるJasmyの思想に共鳴し、ともにイノベーションを目指す学生から企業人までの開発者を、ジャスミーIoTプラットフォームを通じて支援することを基本思想としています。
ジャスミーIoTプラットフォームをベースとして学び合いながら、世界に誇る新しい日本のデータ社会の在り方を創るべく集う「仲間」や、競い合う「ライバル」として、志のあるエンジニアやプランナーが集う場所です。
様々な開発者向け(エンジニア、ビジネスプランナー向け)コンテンツを充実させて、支援を広げています。
「データの民主化」とは、個人のデータを再び本来の持つべき個人の手に戻し、安全な状態で分散管理することです。
Campus(オンライン学習コンテンツ)

IoT・ブロックチェーンについて学び、ジャスミーIoTプラットフォームで変わるデータ社会の未来について考えるオンライン学習コンテンツ、参加・体験型学習コンテンツを提供しています。
競争コンテンツ

協働コンテンツ

デベロッパープログラム

ジャスミーリーグのYouTubeチャンネル

まとめ

ジャスミーは最新のIoTプラットフォームを構築・提供している会社です。
IoT、プラットフォーム、ブロックチェーンなど聞きなれない言葉がたくさん出てきて、「何のことなのだろう」と不安を感じている人もいるかもしれません。
ジャスミーが行おうとしていることは、今後ますます増加していくデータを分散管理型であるブロックチェーン技術を用いてセキュアに管理していくこと。そして、データの主権をGAFAなどの巨大企業から個人へと取り戻していくことです。
IoTの発達により私たちの生活はますます便利になろうとしています。
しかしIoTシステムを使用すればするほど、私たちのデータは巨大企業に抜き取られ、私たちの思想や考え、行動様式などさまざまな事柄を間接的にコントロールされる可能性だってなくはないのです。
そのような未来の到来を危惧(きぐ)して、動き出しているのがジャスミーです。
安心安全な環境にてIoT機器を使っていきたいと考えている方は、ぜひジャスミーの事業運営を一緒に見守っていきましょう。
ジャスミーは2016年4月に設立された企業です。
そんなジャスミーとは一体どのようなサービスを提供している会社なのか?
ジャスミーの目的とは?
社員の方に直撃取材してきましたので、ぜひご覧ください!