日本ウォーターシステムの評判も採用も事業も全部知りたい?社員に全部取材した!

日本ウォーターシステムの評判も採用も事業も全部知りたい?社員に全部取材した! 取材企業記事一覧
編集部
この記事は『日本ウォーターシステム』の会社概要や評判、採用や事業内容などに興味を持っている人に向けて、実際に社員に取材してよりリアルな答えをいただこうという記事です。

今回の記事では『日本ウォーターシステムがどんな会社なのか』と『採用面で重視すること』や『会社の評判を社員に聞いた』という観点で記事を構成しております。

皆様の求めている情報が全て記事一本で解決するかもしれません。最後まで隅々まで読んでみてください。

当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています。

日本ウォーターシステムの梅本本部長が取材協力者

日本ウォーターシステムの梅本本部長が取材協力者

日本ウォーターシステムの梅本本部長

編集部
今回取材のご協力をいただけたのは、日本ウォーターシステムの梅本本部長です。宜しくお願い致します。
日本ウォーターシステム梅本本部長
宜しくお願い致します。
編集部
今回は日本ウォーターシステムのことを知りたい!と思っている方々に有益な情報を提供したいので、色々教えてください。
日本ウォーターシステム梅本本部長
かしこまりました。何でも聞いてください!

日本ウォーターシステムとは

編集部
早速ですが、まずは会社について教えてください。日本ウォーターシステムって何をやっている会社なんですか?
日本ウォーターシステム梅本本部長
弊社は、水処理装置を製造・販売している会社で、特に人工透析治療の時に使う水を作りだす装置を製造しています。装置のほとんどを作っているので、特化していると思っていただいて問題ありません。

主な取引先

編集部
それでは主な取引先について教えてください。
日本ウォーターシステム梅本本部長
クライアント様は99%が病院です。その中でも人工透析治療をしている病院に装置を納めています。納入先は全国に1600施設あり、シェア率は約40%にも上ります。

全国にクライアント様がおりますので、北海道から鹿児島までの6営業所と、東京、大阪支店の2支店でカバーしています。また、弊社の装置を設計して製造する製造工場が静岡にあり、そこで製造した装置を弊社の営業マンが販売し、納めた後も弊社社員が保守管理をするなど、設計から製造、販売、保守管理をすべてやっています。

編集部
シェア率40%!?すごすぎです!驚異の数字ですね。なぜそんな高いシェア率になれるのですか?
日本ウォーターシステム梅本本部長
そうですね、人工透析水処理において1番最初に事業を始めて業界のパイオニア的存在を担っています。なのでこのシェア率を誇れているのだと思います。

営業方法

編集部
優秀な営業さんがいるんですかね?どうやって営業しているんですか?
日本ウォーターシステム梅本本部長
営業スタイルは大きく2つに分けられます。

水処理装置本体を販売する部門

1つ目は、水処理装置本体を販売する部門です。新規案件と買換え案件に分かれ、いずれもお客様のニーズにマッチしたプレゼンテーション営業をしています。

販売後の保守管理を担当する部門

2つ目は販売後の保守管理を担当する部門です。保守管理は、保守管理契約の締結を基本として、消耗品販売・定期的なオーバーホールの営業を行っています。

この2つの営業部門は、透析機器を製造している代理店の営業担当と一緒に病院に営業に行き、透析機器と弊社の装置やサービスをセットで販売しています。販促方法は、全国各地で開催されている透析学会と同時に開催される展示会に出展しPRを行っています。

透析用水作製装置や技術の秘密

透析用水作製装置や技術に秘密はある?
編集部
業界の事を詳しいわけではないので、教えていただきたいのですが、40%のシェア率を誇る秘訣として独自な装置や技術はあるんですか?
日本ウォーターシステム梅本本部長
水を処理するシステムは、弊社独自のものというより、どこも同じようなものなんです。特殊なフィルターで水道水をきれいにし、無菌の状態にして治療に使う、いわゆる“ろ過”ですね。

あの非常に目の細かい、水を通しても通らないくらいの細かい膜を使って、水の中に含まれる不純物、細菌類を取ってしまうというようなシステムです。ただ、先ほどお話した通り、競合他社でもやっているので、システムそのものに独自性はありません。多少あったとしても似たり寄ったりで、そこまで違いは無いと思います。

編集部
なるほど。それではなぜシェア率を40%もとれるのでしょうか!!
日本ウォーターシステム梅本本部長
問題はシステムを導入した後です。このシステムは水道水を使うので、保守管理をきちんとしていなければいけません。全国の水道水は、中に含まれているものがそれぞれ違います。私たちはそれにあわせて機械をエンジニアリングする必要があるのです。その為、入れた後もきちんとした保守管理が必要になります。

この保守管理が大変なんです。弊社のように全国に営業所を持って正社員で保守管理しているのは、競合他社にはありません。これが一番の強みといえるでしょう。

編集部
そうなんですね!何だか業界の裏話を聞いてしまったような気がします!他の会社はどうしているんですか?
日本ウォーターシステム梅本本部長
正社員で全国に人員を配置するのは大変なので、下請けに出すことが多いようです。弊社は1600施設と取引があるので人が必要で配置していますが、他社はシェア率で言うと10~15%だと思うので、なかなか人を配置するのは大変なようです。その為、弊社の保守管理が評価されて契約に繋がっています。人員も多く、売り上げも多い弊社の主力部署です。

IoTにも参入「Jモニター」に注目

IoTにも参入「Jモニター」に注目
編集部
IoTにも参入している記事を拝見しました。今日本ウォーターシステムがPRしていきたいサービスとは何ですか?
日本ウォーターシステム梅本本部長
現在1番PRしている商品は、「Jモニター」という商品です。1年半ほど前から販売しており、装置を遠方監視して異常があった場合にメールで知らせ、透析治療に支障をきたさないようにするシステムです。

安心して使ってもらうために、保守管理を全国の支店・営業所に配置していましたが、突発的な故障が起こる前に、スピーディーに気づき、対応するために開発しました。運転状況のデータを1日1回モニタリングすることができ、正常に機能しているのかデータを見たらわかるようになっています。

競合他社では、遠方監視機能のある装置は現在開発されていません。

編集部
オンライン上で管理できるとはハイテクですね!
日本ウォーターシステム梅本本部長
今後は改良を進めて、簡単な修理だったら遠方操作で自動できるようにしたいと思っています。弊社の担当がいかなくても、病院の担当者や技師の方が、こちらの指示に従って操作していただければ、正常に戻るといったことをできるようにしていきたいです。

社長の経歴

編集部
話は少し変わるのですが、日本ウォーターシステムの社長『滑川 治男』様はどんな方ですか?やはり会社を知るにはトップを知ることも大切だと思いまして。
日本ウォーターシステム梅本本部長
前身の東商株式会社へ入社する前に、当時技術提携していたアメリカの水処理会社に3年ほど留学し、そこで水処理の細心の知識と技術を学んでいました。

その経験と知識を活かし、当時未熟だった人工透析用水処理に参入、市場のトッププランナーとして成長させました。1991年に日本ウォーターシステム株式会社として分社化してからは社長として社業を成長させています。考え方は合理的で、実力重視なので弊社に中途採用で入った社員も実力次第でキャリアアップすることができます。性格は明るくゴルフ好きで、音楽も自分のバンドを持ち、楽しんでいます。

社員の商品への評判

編集部
日本ウォーターシステムの社員は自社の商品に自信を持っていると思いますか?社員の評判って会社としては貴重な意見だと思うんですよね。
日本ウォーターシステム梅本本部長
弊社の水処理装置本体は、水質の清浄化に重きを置いているため競合品と比べると、価格設定は高めとなっています。

その為、品質重視のお客様であればニーズがマッチしますが、弊社の社員からは、もう少し価格を抑えた商品も販売してほしいといった声もあります。

しかし、清浄化と安心を与えるというコンセプトで作っているので、どうしても値段設定は高くなってしまいます。その代わり何かあった場合には、全国の支店営業所で24時間サポートする体制をとっていますので、お客様から大変喜ばれています。

採用情報

採用情報
編集部
ここからは日本ウォーターシステムの採用情報について聞いてみました。求人情報や採用に関連する情報を求めている人は参考にしてください。

採用活動を行う理由

日本ウォーターシステム梅本本部長
採用活動を行う理由として2つあります。

まずは今やっている人工透析の市場がまだ伸ばす余地があるからです。先ほども言いましたが、人工透析治療を行っている施設は4500施設あり、弊社は1600施設しかケアしていません。今後は人材を広く集め、サービス体制を整え伸ばして行きたいと考えています。

もう1つ、弊社は人工透析関係の市場の柱はありますが、もう一つの柱がありません。その為、会社としてはもう1つの柱を立てるために、水関係の新規事業開発を進めています。ここに幅広い知識や技術を持った人材を採用し、2つ目の柱としていきたいと思っています。

求める人物像

日本ウォーターシステム梅本本部長
中途は即戦力に近い人材を募集しています。言われたことをやるのではなく、物事全体像を把握した上で、計画を立て実行できる人がほしいです。

新卒は経験がないので、自分の意見や言いたいことをきちんと言える。更に言えば人の言ったことをきちんと聞いて理解できる人材がほしいです。

営業部は支店だと15人ほどいますが、営業所になると4、5人しかいないので、言われたことだけをやっていると仕事が間に合いません。その為、仕事を計画的に実行していく力が必要です。

部門ごとに目標がありますが、その目標に対し自分の役割を理解して、計画を立て実行に移せる人材が会社の核になっていくと思います。

入社後に得られる経験

日本ウォーターシステム梅本本部長
経験や知識で言うと、水処理や人工透析の水処理の知識・電気や機械の知識を得ることができます。なかでも水処理に関する知識は、どこの会社でも通用する知識だと思います。また本体営業はプレゼンで営業するので、プレゼンテーションスキルも得られます。あと規模が小さいので、支店や営業所で管理職になると経営者的な感覚でマネージメントを経験することができます。

平均年収と平均勤続年数

日本ウォーターシステム梅本本部長
平均年収は530万、平均勤続年数は13年、福利厚生は自前のものはありませんが健康保険組合の福利厚生施設が使えます。

採用面接で重要視すること

日本ウォーターシステム梅本本部長
先ほども言いましたが、自分を積極的にアピールできているかという点とコミュニケーション力を重要視しています。聞かれたことだけに答えるよりも、聞かれたことに答えてさらに自分の意見や考えといった+αがほしいです。

一例ですが、よく面接で自己紹介してくださいと言ったときに、出身学校と名前だけを答えて終わってしまう人がいますが、会社として聞きたいのは自己紹介なので自分とはこうゆう人間ですといったアピールをしてもらいたいです。

大きな会社ではないので色んなことをやらなければなりません。言われたことだけをやっていたら置いて行かれてしまいます。失敗してもいいので積極的に仕事に取り組む姿勢を大切にできる方が望ましいですね。

社員の評判Q&A(中途社員編)

編集部
最後に現場を知るためには現場社員に聞いてしまえ!ということで日本ウォーターシステムに中途で2015年4月に入社した社員に評判を聞いてみました。
社員の評判Q&A(中途社員編)

日本ウォーターシステム設計部「佐々木太一」様

Q1.日本ウォーターシステムに入社した理由

日本ウォーターシステム佐々木様
技術者として何か世の中のためになりたいと思っていました。転職活動では医療系の求人を探していましたが、医療の人工透析に関わる機械に携われると知り、自分の希望と求人がマッチしていると思い応募しました。

Q2.前職から転職を決断した理由は?

日本ウォーターシステム佐々木様
前職では半導体製造装置の設計開発していました。半導体を作るための装置を開発していました。その時に純水というものを使っていたので、現在の業務にも活きる経験ができていたのだと思います。ゼロからではなく、今までの経験を活かせるというところが一番大きかったです。水関係に興味はありましたが、これまで深くは携わってこなかったので、この会社で知識や技術を身に着けていきたいです。

Q3.転職して良かったですか?

日本ウォーターシステム佐々木様
前職では設計をしていましたが、現場に直結するような設計ではなかったので、現場の声があまり聞こえないところがありました。しかし日本ウォーターシステムでは、直接ではないにしても、現場により近い環境となっていますので、自分の設計が良いか悪いかの判断がつきやすいです。

Q4.入社前と入社後のギャップは?

日本ウォーターシステム佐々木様
部署間の壁がそんなに無かったことです。例えば設計部と営業部、品質管理など距離が近いので、コミュニケーションがとりやすかったりします。

Q5.日本ウォーターシステムの長所は?

日本ウォーターシステム佐々木様
まずは全国のお客様から信頼されているという実績です。1600施設以上の契約実績があり、この業界ではトップシェアを誇っています。そこに至るまでは設計以外の力が大きく、お客様の要望に対応するフィールドエンジニアの方たちの意見が設計に反映されていたり、迅速に対応している点が信頼に繋がっているのだと感じます。

あと、先輩方が優しいところですね。OJT・研修体制が整っているところも、この会社の良いところだと思います。

Q6.最後に日本ウォーターシステムに興味がある求職者へ

日本ウォーターシステム佐々木様
先ほどOJTがしっかりしていると言ったのですが、ただ先輩たちに聞いて教えてもらうだけでなく、技を盗むような積極性があるといいと思っています。

取材のまとめ

編集部
業界の裏話のようなことも聞けて新鮮でした。普段我々が利用している病院にも日本ウォーターシステムの製品が導入されている可能性が高いですよね。働き甲斐も安定感もある企業だと思います。

会社概要

会社名日本ウォーターシステム株式会社
本社〒104-0032
東京都中央区八丁堀4丁目9番4号 西野金陵ビル4階
設立1986年(昭和61年)
資本金9,800万円
従業員数80名
代表取締役社長滑川 治男
主要銀行三菱東京UFJ銀行 京橋中央支店 ほか
一般建設業の許可東京都知事 許可(般-22)第89205号
管工事業・電気工事業・さく井工事業・水道施設工事業