AGREVO BIO(株)とは?事業内容やNPF農法(ナノ粒子機能性農法)を調査!

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編集部
AGREVO BIO(株)は、AGREVO農法に基づく耐寒性植物の研究・開発・生産・販売および輸出入を行っている会社です。「日本から世界へ農業革命を巻き起こす」をモットーに、人類が抱える食糧問題や地球環境問題の解決を目指しています。

2017年のAGREVO BIO(株)設立以降、農作物が本来備え持つ機能性を向上させるための農業の普及促進に尽力しています。バイオテクノロジーを応用させた革新的な農法は、現在特許出願の準備中です。

本稿では、AGREVO BIO(株)の企業概要を始め、事業内容や活動実績、革新的なNPF農法(ナノ粒子機能性農法)、海外事業展開について徹底的に調査しました。

AGREVO BIO(株)とは

AGREVO BIO(株)とは

AGREVO BIO(株)とは、東京都千代田区麹町に本社を構え、AGREVO農法に基づく耐寒性植物の研究・開発・生産・販売および輸出入を行っている会社です。農林水産省が掲げる「2030年5兆円輸出目標」に貢献し、グローバルなニーズに応える高機能作物を安定的に供給しています。

AGREVO BIO(株)は2017年に設立、代表取締役は栁瀨健一社長で、グループ企業各社の経営管理やそれに付与する業務を行う「共生バンク株式会社」の代表取締役も兼任している方です。

同社が採用するAGREVO農法は、栄養効果が高く高機能の作物を効率的に栽培し、かつ収穫量アップを期待できる農法です。「日本から世界へ農業革命を巻き起こす」をモットーに国内外で実証実験を進め、実際に商品化された商品もあります。メディアにも取り上げられた「ともいきバナナ」は、同社の人気商品です。

植物の栽培事業にとどまらず、植物を採用する健康食品・医薬品・化粧品などの新商品開発や生産販売事業も展開しています。

このようにAGREVO BIO(株)は、AGREVO農法を基盤に、幅広い事業を展開するバイオテクノロジーの会社です。

企業理念

AGREVO BIO(株)は、ナノ粒子機能性農法(NPF農法)に基づく耐寒性植物の研究・開発・生産・販売を通じて、世界の農業に貢献し、人類の食糧問題・地球環境問題の解決を目指している会社です。

有機農法を超えるNPF農法により、高機能作物の安定的供給、食の見直し、予防医学の実現、残留農薬ゼロ、循環社会の実現などをビジョンに掲げています。

経営戦略

AGREVO BIO(株)は、AGREVO農法に基づく、植物の革新的なバイオテクノロジー企業として植物の生産ライン拡大に尽力を注いでいます。現在では、国内外で需要の高いバナナ苗の種苗生産やコーヒー種の種苗生産をはじめ、世界からの需要が多いパパイヤ・パイナップル・カカオ・アサイーなど戦略的作物の生産ラインの拡充を進めています。

また、医薬品メーカー・健康食品メーカー・林業商社およびメーカーなどから、使用する成分および素材に関する品種改良の研究や商品開発の依頼も後を絶ちません。企業からのニーズに応えるため、あらゆる植物の研究開発と種苗生産体制の構築も進めています。

AGREVO BIO TECHNOLOGY CENTER(アグレボ バイオ テクノロジー センター )を開設

種苗生産・育苗事業・販売のため、福岡県遠賀郡水巻町に「アグレボバイオテクノロジーセンター」を開設しています。
120万株の種苗を生産し、最終的には1,000万株まで種苗を増産する予定です。

AGREVO BIO(株)の事業内容

AGREVO BIO(株)の事業内容

AGREVO BIO(株)が採用するAGREVO農法は、低温処理による品種改良にナノテクノロジー、プラズマ、パルスなどの複合的なテクノロジーを用いた農法です。AGREVO農法を用いてあらゆる植物に環境への適合性(耐寒性など)と速い成長性および収穫量の増加などを実現しています。

具体的には以下の内容です。

AGREVO BIO(株)の事業内容
  • AGREVO農法に基づく植物による新商品開発および生産販売事業
  • AGREVO農法に基づく種苗からの苗生産および栽培事業
  • AGREVO農法に基づく種苗バイオ生産販売事業
  • AGREVO農法に基づく種苗研究開発事業

AGREVO農法は農作物の品質問題にも貢献し、農作物が本来備え持つ機能性を向上させるための農業を普及しています。

NPF農法(ナノ粒子機能性農法)について

NPF農法(ナノ粒子機能性農法)について

NPF農法(ナノ粒子機能性農法)とは、人類にとって理想の食物四大属性「安心・安全」「栄養機能」「健康機能」「食感機能」を備える世界初の農法です。農作物である食品の機能性(アミノ酸・ビタミン・ミネラル・酵素活性など)を高める革新的な農法で、AGREVO BIO(株)が現在特許出願に向け準備しています。

さらにAGREVO BIO(株)は、NPF農法を用いて高機能な作物づくりを実現し、農食権を一体的に考える農業の実現をグローバルミッションに掲げています。

NPF農法(ナノ粒子機能性農法)の仕組み

NPN農法では、先進的バイオテクノロジーを用いて栽培する植物に肥料を与え、高機能の作物を栽培します。

そのためにはまず土壌の生態性の修復から手掛ける必要があります。まずは、ミネラル・酵素・ビタミンの栄養素が豊富に含まれ、生きた微生物が存在する最高品質の土壌を作ります。そして、作物自体の免疫力を強くしていくことで、免疫向上・生活習慣病予防・アンチエイジングの効果を期待できる農作物をたくさん収穫できるのです。

NPF農法の仕組みは以下の通りです。

NPF農法の仕組み
  1. 土壌微生物を活性化し、土壌根幹環境を最適化
  2. ナノテクノロジーを取り入れた効率的な葉面散布
    気象条件や環境に合わせてシステムで管理できる「灌水同時施肥(かんすいどうじせひ)」とナノテクノロジーを応用した「葉面施肥(根と葉から養分を吸収させる施肥方法)」の技術を採用しています。
  3. 最先端のIT技術でデータを蓄積し、植物の免疫力を強化

上記のような工程を経て、高機能で高付加価値がついた作物を栽培し、さらには収穫量を増加させます。

AGREVO BIO(株)の海外事業展開

AGREVO BIO(株)は、海外事業を展開しAGREVO農法を拡大しています。2019年には極寒地域モンゴルでAGREVO農法を採用した寒さに強い小麦の栽培実証実験を行い、同年9月に収穫しています。さらに、同実験を基盤に大豆・トウモロコシ・蕎麦など本格的穀物への技術応用を、モンゴルに続いてロシアのシベリアでも実施しています。

AGREVO BIO(株)の実績・取り組み

AGREVO BIO(株)は、先述した海外事業のほかに、国内でもNPF栽培を実施しています。

NPF農法(ナノ粒子機能性農法)で栽培された「ともいきバナナ」の奉納

ともいきバナナ

ともいきバナナとは、ともいきふぁーむ株式会社が手掛ける無農薬バナナです。NPF農法によって鹿児島県で栽培された商品で、2018年には伊勢神宮に奉納しています。濃厚で甘味が強く、皮ごと食べられるバナナとして人気がある商品です。

ともいきバナナの品種である「グロスミッシェル種」は、現在流通の多い「キャベンディッシュ種」に比べ、小ぶりな実で味も香りもよく、クリーミーな風味の品種です。しかし栽培が難しく、国内外でほとんど流通していません。そこで、「グロスミッシェル種」のバナナをNPF農法でよみがえらせ、旧種の種よりも濃厚な香りと強い甘味に進化したバナナの栽培に成功しています。

糖度の高さが特徴で、一般的なバナナの糖度15度をはるかに超え、芳醇な甘さに定評があります。名水百選にも選ばれている水を原水から毎日くみ上げ、一株一株丁寧にミネラル豊富な水をたっぷり与え栽培。盆地特有の寒暖差と、ハウス栽培での高湿・空調管理でバナナの旨味と甘味を高めています。

まとめ

編集部
以上がAGREVO BIO(株)の事業内容やNPF農法について調査した結果です。

同社はAGREVO農法に基づく、植物の革新的なバイオテクノロジー企業です。環境により栽培が難しいとされる作物や機能性が高い作物を栽培し、収穫量の増加を実現しています。さらに植物に関する研究を重ね、高機能植物による商品開発や生産販売事業も展開しています。

これから国内の農業は人口減少や高齢化に伴い、市場が縮小する可能性が高まります。一方、世界の農産物マーケットが拡大し、食卓に並ぶ食品のほとんどが輸入品になるかもしれません。
このような農政状況の中、生産性を効率化し機能性の高い作物を栽培するAGREVO農法は、まさに画期的な手法と言えるでしょう。

会社概要

名称AGREVO BIO株式会社
所在地〒102-0083
東京都千代田区麹町二丁目5番地4 第2押田ビル2階
設立2017年12月7日
代表者代表取締役 栁瀨健一
事業目的AGREVO農法に基づく耐寒性植物の研究・開発・生産・販売及び輸出入