そうぞくドットコムは、相続税の手続きや不動産の名義変更などのサポートで評判になっている、相続手続きスマホサービスです。
人が亡くなった時、ほとんどの人は不慣れで煩雑な役所手続きに苦労することになります。
そうぞくドットコムは、シニア世代でもスマホで容易に戸籍や住民票などの必要書類の代行取得、遺産分割協議書や相続関係説明図の申請書の自動生成などができるので、その便利さから利用者が近年増加しています。
本稿では、そうぞくドットコムの概要や特徴、評判口コミ、利用するメリット、士業に依頼する場合の費用の違いなどを詳しく紹介していきます。
※当コンテンツはアフィリエイト等を目的として、試供品または取材費をいただいて記事を掲載しています。
この記事の目次
そうぞくドットコムとは

そうぞくドットコムは、不動産名義変更といった相続手続きをスマホで簡単に完結できるサービスです。何回も平日に役所に行く必要がなく、家族の状況に合わせた名義変更などが可能なので、評判高くなっています。
そうぞくドットコムの運営会社は、東京都新宿区大久保にある株式会社AGE technologiesです。CEOの塩原優太さんが立ち上げた会社で、相続手続きに専門家が介在することなく、安価で気軽に利用できるようにと、そうぞくドットコムを開発しました。
2024年(令和6年)4月1日からは不動産の相続登記が義務化されたこともあり、スマホを使ってネット上で容易に手続きができるそうぞくドットコムは、さらに利用者が増加し続けていて、今後のさらなるサービスの進化も期待されています。

そうぞくドットコムのサービス開発の背景や実績、運営会社について、担当者様に取材しました。
サービス開発の背景

CEOの塩原は、前職では中小企業の税務・財務・会計コンサルティングを行う企業に勤めていました。
その時、事業承継と呼ばれる中小企業の経営者自身の後継問題や、相続問題のご相談を受けることも多く、会計士、税理士、弁護士と協業しながら様々なソリューションを提供してきました。
しかし、そのようなコンサルティングサービスは、一般的に専門家が介在することから価格が高く、一般の方が気軽に利用できるサービスではありませんでした。
相続の課題は、富裕層、一般層関わらず普遍的なライフエンディングの課題として存在する為、それらを解決するサービスを作ることができれば新たな市場を切り開けると塩原は考え「そうぞくドットコム」の開発に着手しました。
多様な実績


2020年1月のリリース以降、サービスを通じて累計で手続きされた不動産の件数は4万件を突破しました。
蓄積された相続財産データの資産額は累計1,000億円を超えています。
2022年には、国土交通省「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」に採択いただき、現在は兵庫県神戸市などを含む、全国17の自治体と提携を行っています。
さらに、2022年12月には三菱UFJ信託銀行、2023年4月には常陽銀行、2023年12月には十六銀行と提携を締結しました。
また、2022年8月にかんぽ生命、23年5月にセブン銀行、23年6月にJAが主催する「アクセラレータープログラム」に採択されています。
創業から7年で、NHK、TBSといったテレビ媒体への出演経験があり、日経新聞にも掲載実績があるなど、マスメディアからの注目度も高くなっています。
運営会社のAGE technologiesについて


私たちはシニア・終活領域での相続手続きDXをフックに、相続財産マーケットに挑戦するスタートアップです。
創業以来、一貫してシニア・終活(海外では”AGE tech”と呼ばれる)領域を事業ドメインとしています。
日本の高齢化比率は29.1%と世界で最も高く、年間の死亡者数も毎年増え続けています。
そこで、相続関連のサービスとして2020年1月に相続手続きをDXする”そうぞくドットコム”をリリースし、経営は健全な黒字化で成長し、更なる収益最大化のため事業の多角化を実行中です。
現在、そうぞくドットコムには、約1,000億円相当の資産に関するデータ(所在、保有者、現在の評価額を含む)、及び数万件の相続に関するデータ(家族関係や相続人情報等)を保有しています。
これらの情報を活用して、お客様の「次なる課題」の解決に取り組んでまいります。
今後のサービス展開

現在は、特にニーズの高い「相続財産の売却・処分」に関する事業から着手しています。
相続後、「親の財産を売却して現金化したい」と考える方が多いため、そうしたニーズに応えるべく、財産の売却支援や買取サービスなどを提供してまいります。
この分野には、すでに“そうぞくドットコム”を上回る成長の可能性が見えており、現在はこの領域に注力している段階です。
今後は、一次相続のサポートにとどまらず、二次相続を見据えた対策も含めた「生前コンサルティングサービス」の展開も計画しています。
さらに、海外のエイジテック事例に則った金融サービスの展開なども視野に入れ、今後5年でさまざまな新規事業の立ち上げを計画しています。
最終的には、超高齢社会を迎える日本において、シニア世代とそのご家族を包括的に支える、唯一無二の終活プラットフォームの構築を目指しています。
そうぞくドットコムの特徴

そうぞくドットコムのサービスが人気になっているのは実績や実際の会社のデータからはっきりしました。

では、何がそうぞくドットコムのサービスをそこまで人気にしているのか、その特徴や強みについて詳しく教えていただきました。
役所に出向く必要がない

そうぞくドットコムの特徴として、必要書類の収集に関して、役所に行かなくても家で待つだけで完了します。
相続手続きでは、戸籍謄本をはじめ、住民票、不動産の固定資産評価証明書など、様々な書類集めが発生します。今までは相続人の方がわざわざ役所に出向いていましたが、全国の市区町村からそうぞくドットコムが代行取得することで、これらを解決することができます。
さらに、スマホからリアルタイムでいつでも書類の収集状況を閲覧できる機能もあります。
申請書類はオンラインで手軽に作成可能

手続きに必要な申請書類一式は、ネットで簡単に作成可能です。
相続手続きの際には、作成しなければならない申請書類(遺産分割協議書や相続関係説明図等)が複数あります。
書類作成の際には、テンプレートを参考にすることも可能ですが、実際には状況に応じたさまざまなパターンが存在します。また、「空白の幅は何cm」といった細かいルールが明文化されていないことも多く、書類の作成は難解で複雑になっています。
そうぞくドットコムでは、利用者がシステムの案内に沿って必要な情報を入力するだけで、申請に必要な書類一式を自動で生成できるサービスを提供しています。わずか数秒で書類が完成するため、煩雑になりがちな手続きもスムーズに進めることができます。
日本全国どこからでも利用可能

そうぞくドットコムは、日本全国どこからでも利用できるサービスです。
すでに多くの地域で活用されており、たとえば「実家とは別の都道府県に住んでいる」といったケースでも、現地に足を運ぶことなく、リモートで手続きを完了させることが可能です。
特に現役世代で仕事や家庭に忙しい40代・50代の方々でも、無理なく相続手続きを完了できるよう、負担を最小限に抑えた仕組みを整えています。
そうぞくドットコムの評判口コミ

そうぞくドットコムの評判口コミはどうなっているのか、実際にサービスを利用した方からの評価を調べました。
初めての相続でも安心してできた
父の相続手続きという人生で初めての経験に直面し、不安と戸惑いの中にいました。
仕事をしながら自分で作業というのは到底無理だと感じていたところ、銀行口座の凍結手続きで訪れた窓口で「そうぞくドットコム」を紹介していただいたことが転機となりました。
「そうぞくドットコム」さんとは主にメールでのやりとりになりましたが、担当の方の返信は分かりやすく的確でした。しかも自分では把握しきれていなかった口座を見つけていただき、その後の対応にも協力いただけて本当に助かりました。
流石、相続手続きに特化したサービスだけあり、専用のマイページからの手続きも非常にスムーズで、しかも銀行から推奨されたこともあり安心して手続きを進めることができました。

相続は多くのユーザーが初めての経験ということもあり、しかも役所での手続きが多く、個人でやり遂げようとすると法的知識の不足や煩雑な書類手続きでギブアップしてしまう方も多くいます。
そうぞくドットコムなら自宅にいながらメールでのやり取りでほぼ全てが完結するので、時間も費用も無駄にせずに相続手続きを終えることができます。
全部ネット上で終わる簡単さ
相続手続きは2回目になりましたが、前回に引き続きそうぞくドットコム様にお願いしました。
相続は1回経験したからと言って個人でできるようなものではなく、その点ネット上で全部終わるそうぞくドットコム様は心強い味方です。
一時的な手続き停止というオーダーにも応えてくれて、スムーズに作業が進行していきました。
問い合わせには常に迅速に丁寧に回答いただき、本当に助かりました。

そうぞくドットコムの強みであるネット上で完結するサービスは、ユーザーから高い評価を受けています。
マイページから進捗状況を確認でき、必要な入力も簡単に実行し、分からないことは担当者に質問して回答を受けることができます。
相続手続きは非常に手続きが複雑なので、そうぞくドットコムのオンラインサービスは価値があると受け止められています。
複雑な家族関係でもスムーズに完了
祖母が亡くなったのですが、複数の子供がいて相続人が多く、中にはすでに他界している叔父もいるなど複雑な家族関係が相続の悩みでした。
このような状況でそうぞくドットコムにサポートを受けられるか不安だったのですが、担当者さんから丁寧に手続きの流れを説明していただき、専用のアカウントも発行してもらえたので、手続きの進捗状況がリアルタイムで確認できたおかげで快適に待てました。
特に良かったのは、相続放棄について質問した際の対応です。
家庭裁判所のサイトを見ながら内容を教えてくださり、自分たちの家族に必要な手続きを、自信を持って判断できました。
他にも、申込書に記載ミスがあった際や法務局への書類提出をサポートしてくれる点などは大きな時間の節約になり、そうぞくドットコムのサービスと担当者さんには深く感謝です。

相続の手続きは個人にとって想像以上に時間と費用と精神的な負担を強いるので、その手続きをサポートするそうぞくドットコムのサービスは利用者から感謝の声を受けることが多くなっています。
中でも、相続では複雑な家庭の状況がクローズアップされることが多くなりますが、そうぞくドットコムでは可能な限り手続きをサポートし、依頼者の負担を軽減できています。
具体的には、戸籍集めから法務局への提出までを一貫してサポート、書類発送には追跡番号のあるレターパックを使用して到着まで確認可能、オンラインで進捗確認が可能など、依頼者の不安を解消するサービスが好評になっています。
そうぞくドットコムの評判口コミまとめ
そうぞくドットコムのサービスに対する評判口コミでは、サポートの手厚さ、負担の軽減、士業と比べて費用が安いなど、多くの高評価が見られました。
サポートの質に関しても、メールでの質問に対してレスポンスが早く、法律が絡む事柄でも分かりやすく回答してくれるので安心できたといった声がありました。
もしも個人でやっていたら膨大な時間がかかり、途中で諦めていたかもしれないけど、「そうぞくドットコムに頼んだおかげで安心して手続きをしっかり進めることができ、わずか3か月で完了した」といった意見もありました。
士業に依頼していたら数十万円のところ、そうぞくドットコムなら約10万円という安さで全部の手続きが完了したという出費を抑えられた喜びの声もありました。

そうぞくドットコムは、専門家が絡む難しい手続きを一般人でも気軽に実行できるように作られたサービスで、その狙い通りに依頼者からの満足の評判口コミが多くあがっています。
相続登記義務化について


そうぞくドットコムのサービスが、より多くの方にとって必要となったきっかけの一つである、相続登記義務化について教えてください。

相続登記義務化は2021年4月に国会で可決され、2024年4月より施工された法律です。
不動産を相続で取得した人が、その事実を知った日から3年以内に相続登記を行うことが法律で義務付けられ、正当な理由なく登記を怠ると、10万円以下の過料が科される可能性があります。
日本には、「空き家問題」「所有者不明土地問題」のような、”相続手続きの放置市場”が存在します。空き家の数は2018年時点で846万戸と、この50年で8倍に増加しています(出所:平成30年住宅・土地統計調査(総務省統計局))。
さらに、所有者が誰か分からない土地の増加も進み、2040年時点では北海道の面積より大きくなるとの予測もあります。
そして、空き家や所有者不明土地が生まれた要因として最も多い理由は「相続」です(出所:「令和元年空き家所有者実態調査」令和2年12月 国土交通省)。
相続の際に、名義変更を放置した結果、それが空き家や所有者不明土地になったという歴史的な背景があるために「相続登記義務化法案」が成立しました。
そうぞくドットコムと士業に依頼する場合の費用の違い


相続など、法律知識が絡む事柄を司法書士などの士業の方に頼むと高額になるというイメージがあります。
実際のところ、そうぞくドットコムと士業に依頼する場合ではどれぐらい費用に違いがでるのでしょうか。

相続手続きを司法書士、行政書士、税理士などの士業に頼むと、30万〜50万円の費用がかかります。
銀行などが提供するサービスだと、最低金額でも100万円ほどの費用がかかることもあります。
そうぞくドットコムは、最も利用されている不動産名義変更プランで115,000円(税抜)、不動産名義変更と銀行預金の払い戻しがセットになったプランで165,000円(税抜)で利用できます。
また資料請求をするだけで「3万円の特別割引」を実施しており、実際は10万円以下の金額で利用できます。

つまり、そうぞくドットコムなら士業に依頼するより数十万円も安くできる可能性があります。
サービスの流れとおすすめの人

相続関連の手続きを簡単に安くできるそうぞくドットコム。
では実際にサービスを利用する際の流れと、利用するのにおすすめの人はどのような人なのか、詳しく教えていただきました。
サービスの流れ・目的達成に必要な期間
最初はWebか電話にて資料請求をしていただいた後、送付させていただく資料に同封している申込書を返送していただき、申込が完了します。
申込後、マイページから簡単なご家族、相続の状況を回答していただきます。その後は、基本的に「家で待つ」だけです。
必要書類の収集が完了したら、マイページにて申請書の作成を実施してください。
その後、製本済みの申請書を受け取っていただき、相続人間での捺印等の実施となります。
最後に書類一式を返送していただき、その書類をそうぞくドットコムから法務局・銀行に送付し、手続きが完了となります。

かかる期間は、お客様のご家族構成、財産の種別・数、そして相続のご状況によりますが、一般的には3〜4ヶ月となります。
尚、期間のお約束はしておりませんが、お急ぎの方向けに、有料オプションとして「お急ぎプラン」を提供しています。
サービスの利用がおすすめの人

以下のような方には特に、そうぞくドットコムのサービスが適切であると考えています。
そうぞくドットコムを利用するメリットと注意点

費用が安く済む、相続の手続きが簡単になる、日本全国どこからでも自宅で手続きできるなど、多くのメリットがあるそうぞくドットコム。

ここでは、自身で行う不動産名義変更手続きと比べたメリットについて詳しく教えていただきます。
また、そうぞくドットコムを利用する上での注意点について説明していただきました。
自身で行う不動産名義変更手続きと比べたメリット

まず、手続きを通してほとんど役所に行く必要がない点は大きなメリットです(印鑑証明書のみ必要な場合ご自身で取得する必要があります)。
また、戸籍の収集にあたって、旧漢字で書かれた改正原戸籍など、難解な書類の解読などの手間・負担がなく、そうぞくドットコムの申請書は自動で生成されるため、役所HPからフォーマットなどをダウンロードしてご自身で作成する必要もありません。
さらに、税金の計算などもすべて自動で行われるため、計算の手間・負担がありません(申請書作成プランの場合はご自身で計算する必要があります)。
相続法の改正など、最新の法律知識等を調べたり、勉強したりする必要もなく、スマホで簡単に手続きできる点がメリットです。
そうぞくドットコムが対応できないケース

そうぞくドットコムで対応できないケースは、以下のとおりです。
まとめ
以上がそうぞくドットコムについて、サービスの詳細や評判口コミなどを担当者様にお話を伺って詳しく紹介したものです。
相続の手続きは個人で実行するには不可能と思えるほど煩雑で複雑、そして多大な時間を要するものとなっています。
それを全てネット上での手続きに集約したサービスがそうぞくドットコムであり、多くの依頼者がサポートを受けて作業を完遂しています。

士業よりも安く、それでいて手厚いサービスを受けて相続手続きを終えることができる。
そうぞくドットコム以上に相続手続きに向いているサービスはないとまで言えるほどしっかりと設計されたサービスになっているので、相続の手続きが発生した場合はそうぞくドットコムの利用がおすすめです。
会社概要
社名 | 株式会社AGE technologies |
住所 | 東京都新宿区大久保1-2-1 天翔東新宿ビル901 |
代表者 | 塩原 優太 |
設立日 | 2018年3月20日 |
免許 | 宅地建物取引業:東京都知事(1)第112196号 |
公式サイト | https://age-technologies.co.jp/ |
内容は、そうぞくドットコムの担当者様に取材したものなので、どこよりも詳細で分かりやすいものとなっています、相続でお困りの方はぜひご覧ください。