環境問題や健康課題の解決に取り組む株式会社ユーグレナは、独自のバイオテクノロジーを駆使し、社会に新たな価値を提供し続けています。
ミドリムシを活用した健康食品や化粧品、さらにはバイオ燃料の開発など、多岐にわたる事業展開を行い、持続可能な未来の実現を目指しています。
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この記事の目次
株式会社ユーグレナとは
株式会社ユーグレナは、先進的な技術を活用し、環境問題や健康上の課題に挑戦する企業です。その社名の由来である「ユーグレナ(ミドリムシ)」を軸に、バイオテクノロジー分野で独自の事業を展開しています。
2005年の創業以来、地球規模の持続可能性を高める取り組みを続け、多岐にわたる商品やサービスを通じて人々の生活に変化をもたらしています。
企業理念
ユーグレナの企業理念は、「持続可能な未来の創出」を目指すことにあります。
同社は、バイオテクノロジーを活かして環境負荷の軽減、栄養の提供、そして社会課題の解決に取り組んでいます。
また、この目標を達成するため、「持続可能性を最優先に」という基本方針を掲げ、次の3つ行動指針に注力しています。
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会社の歴史・沿革
2005年に東京大学で生まれたベンチャー企業として設立された株式会社ユーグレナは、同年にユーグレナの大量屋外培養技術を確立しました。
この成果は、ユーグレナを商業ベースで活用する上での画期的なステップとなり、企業の成長基盤を築いています。
以下は主な歴史的な出来事です。
2010年
- 5月:ユーグレナからのバイオジェット燃料製造に関する他社との共同開発を開始
- 10月:火力発電所の排出ガスを用いたユーグレナ培養に関する実証実験及び共同研究を開始
2015年
- 1月:経済産業省第1回日本ベンチャー大賞にて「内閣総理大臣賞(日本ベンチャー大賞)」受賞
- 3月:本社所在地を港区田町に移転
- 6月:バイオ燃料製造設備に向けた契約を他社と締結
- 12月:造設備の建設に関する計画を発表
2020年
- 1月:バイオジェット燃料の製造技術の国際規格であるASTM D7566の新規格を取得
- 3月:ユーグレナバイオディーゼル燃料が完成、初出荷でバスに導入
2023年
- 1月:丸井グループおよびロート製薬と資本業務提携契約を締結
- 2月:「サステナビリティ委員会」を設置
- 5月:マレーシアに「熱帯バイオマス技術研究所」を開設
- 5月:2023スーパー耐久シリーズ第2戦にて、 100%「サステオ」給油車両が24時間完走
- 6月:ESG投資の世界的指数「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に初選定
- 10月:インパクトスタートアップ育成支援プログラム「J-Startup Impact」選定
- 12月:「ユーグレナGENKIプログラム」でのユーグレナクッキーの配布数が累計1,700万食を超える
2024年
- 2月:CFO(Chief Future Officer:最高未来責任者)の取り組みをアップデートし、「未来世代アドバイザリーボード」を設置4月国内初の「サステナブル配送プロジェクト」により杉の木約5,500本相当、4.11トンのCO2排出量削減を達成
- 4月:バングラデシュでのソーシャルビジネス「ユーグレナGENKIプログラム」10周年
- 5月:羽田空港におけるエアラインへのSAF供給および販売実現に向けた基本合意書を締結
- 6月:「サステナブル配送プロジェクト」が第25回物流環境大賞の特別賞を受賞!
- 7月:ESG投資の世界的指数「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に2年連続選定
- 7月:ユーグレナ、PETRONAS、Enilive の3社、マレーシアにおけるバイオ燃料製造プラントの建設・運営プロジェクト最終投資決定を完了
現在、株式会社ユーグレナは国内外で事業を展開し、グローバルな課題への解決策を提供しています。
株式会社ユーグレナの商品・サービス
株式会社ユーグレナは「ヘルスケア」、「ビューティーケア」、「バイオ燃料」という3つの柱を中心に事業を展開しています。
以下にて、それぞれの内容を詳しく解説します。
ヘルスケア
ユーグレナの持つ59種類以上の栄養素を活かした製品などの開発・提供しています。主力商品としては次のようなものがあります。
59種類の栄養素を含む「石垣島ユーグレナ」に、母乳に多く含まれる健康成分「ラクトフェリン」と、女王バチが摂取する「ローヤルゼリー」を組み合わせ、これ一つで3つの豊富な栄養を凝縮。日々の健康維持をしっかりサポートします。
本製品の原材料は牛乳由来です。
石垣島ユーグレナが独自に含む「パラミロン」をはじめとする3種類の多糖類と3種の活性菌が、多角的に活力あふれる毎日を支えます。
収穫から3年経っても水分を保持する驚異の果実「カラハリスイカ」に、天然ハーブ「ラフマ」、超低分子コラーゲン「トリペプチド」、そして美容たんぱく質「プロテオグリカン」を組み合わせ、毎日の生活に潤いと弾力を与えます。
ビューティーケア
ユーグレナエキスを配合した化粧品は、肌の保湿やエイジングケアをサポートします。
代表的な商品は以下の通りです。
化粧水や乳液といった基本的なスキンケアから特別なケアまで、複数の機能を一つにまとめたオールインワンクリームをはじめ、ユーグレナなどの成分を配合した化粧品シリーズです。簡単に本格的なスキンケアをしたい方に最適です。
「吸いつくようなもっちり感とハリつや肌」を、根本から育むます。 自然の恵みと職人の技、そして知恵が凝縮された一品で、たとえダメージで失われたうるおいが空洞化していても、優しい感触に包まれながら、満ちあふれるうるおいを実感できる仕上がりへ導きます。
生命力あふれる卵から得られる「セラメント」には、美肌に役立つ豊富な因子がぎっしりと詰まっています。 CONCは、この貴重なエキスを世界で初めて配合したエイジングケア4化粧品です。 肌細胞5の多様な因子に作用し、まるで生まれ変わったような柔らかさと生命力に満ちた肌へと導きます。
自然派志向の消費者を中心に支持され、高い評価を得ています。
バイオ燃料
環境への配慮を重視し、ユーグレナを活用した次世代エネルギーを開発しています。
航空機用の燃料として注目されており、化石燃料と比較してCO₂排出量を大幅に削減可能。活用例は、航空業界での実証実験や物流業界での導入が進行中です。
株式会社ユーグレナは、国産バイオジェット・ディーゼル燃料の開発を目指し、2017年に日本初となる実証プラントの建設を開始し、2018年に竣工しました原料には使用済み食用油を主に使用しながら、ミドリムシも活用。これにより、安全性・実用性の実証や供給先の拡大といった当初の目標を達成しました。
「GREEN OIL JAPAN」宣言では、実証プラントで生産されたバイオ燃料を陸上輸送、海上輸送、航空分野で活用することを推進し、2030年までにバイオ燃料の製造・利用を支援するサポーターを全国に増やすことで、バイオ燃料事業を産業として確立することを目指しています。
利用例と顧客層
株式会社ユーグレナの製品は、次のような形で活用されています。
- 健康食品:栄養補給のために日常生活で使用され、特に健康維持や病気予防を目的とする利用者が多いです。
- スキンケア:自然由来の成分を求める女性が、毎日のスキンケアとして活用。
- バイオ燃料:環境負荷を低減する技術として企業や団体が採用。
利用者層には、健康や美容に関心が高い個人、環境に配慮した企業、そして地域社会への貢献を目指す組織が含まれます。
株式会社ユーグレナの社員の評判口コミ
ここでは、実際に株式会社ユーグレナで働く社員の評判・口コミを紹介します。
生産的で楽しく働ける職場
若い社員が多く、活気に満ちた職場。社長やCEOの考えや行動に共感する人々が集まっており、意欲的なメンバーが多い。各自が目標と希望を持ちながら、日々自己研鑽を重ね、チーム全体の成長に向けて努力している。長期的な発展を目指して、それぞれが懸命に取り組んでいる。
若い人が多く活気にあふれ、社長やCEOの理念に共感するやる気のあるメンバーが集まっている印象です。
それぞれが目標を持ち、自己成長やチームの発展に努力しており、長期的な成長を目指して取り組んでいると思われます。
協調性のある、ワークライフバランス整う職場
協調性が重視され、ワークライフバランスが整った環境が魅力的。やるべき業務はしっかりと与えられるものの、自分のペースで進める余地もある。有給消化率も高く、働きやすい職場といえる。
一方で、自ら積極的に動き、通常の数倍のスピード感で物事を進めることが求められる場面もある。
職場環境が整っていて働きやすい一方、主体的に動き、スピード感を持って成果を出す姿勢が求められる印象です。
ベンチャー企業の中の一流企業
大手企業のような一般的な環境をイメージして入社すると、さまざまな面でギャップを感じる可能性がある。社内の人間関係は良好で、気の合うメンバーが多かった。また、上層部から社員を「人財」として大切にされていることを実感できた。
この会社を選ぶかどうかは、若い企業特有の未熟な部分をどこまで許容できるかが判断基準になるだろう。
この会社の入社を検討する際には、ベンチャー企業特有の未整備な面や変化の速さをどれだけ受け入れられるかを判断基準とした方がいいでしょう。
株式会社ユーグレナの営業方法(営業電話・勧誘電話・訪問販売)について
株式会社ユーグレナでは、自社の商品やサービスを広めるため、営業電話、勧誘電話、訪問販売などの方法を活用しています。
それぞれの営業スタイルについて、具体的な特徴や目的を以下に詳しく解説します。
営業電話
営業電話は、既存顧客に関心を持っている潜在顧客に向けて製品やキャンペーンの情報を伝える手段です。限られた時間で商品の魅力を分かりやすく伝え、購入やサービス利用につなげることを目的としています。
健康食品を提案する場合、ユーグレナを使用した栄養サプリメントや粉末製品の特徴を説明し、利用のメリットを伝えましょう。ユーグレナ由来の成分を活かしたスキンケア商品の効果や使用方法を案内しています。そのほか、初回限定の割引や定期購入プランの特典を顧客にキャンペーンを紹介しています。
勧誘電話
勧誘電話は、新規顧客を開拓したり、以前商品を購入したことのある顧客に再度アプローチする営業手法です。この方法では、潜在顧客の興味を引き出し、試用や購入を促すことを目的としています。
お試しセットの案内は、初回購入特典やトライアルセットの提供を通じて、商品の利用を促進します。アンケート形式のヒアリングをすることで、顧客のニーズや関心を聞き出し、それに合った商品を提案します。健康食品やスキンケア製品を定期購入することの利便性やメリットを説明しています。
訪問販売
訪問販売は、顧客の自宅や職場を訪問して商品を直接紹介する営業方法です。商品の詳細な説明や試用を通じて、信頼を構築しながら購入を検討してもらうことを目指しています。
実演や試用の提供する歳、健康食品やスキンケア製品の使用方法を実際に示し、商品の効果を直接伝えましょう。契約プランの提案、定期購入の仕組みや特典について詳しく説明します。
無料サンプルの提示ができれば、商品を試してもらい、実際に効果を実感してもらうことで購入意欲を高めることができます。
株式会社ユーグレナの社長について
株式会社ユーグレナの代表を務めるのは出雲充(いずも みつる)氏です。
出雲氏は、東京大学農学部で学んだ後、ミドリムシ(ユーグレナ)の可能性に魅了され、2005年に同社を設立しました。
出雲氏は、ミドリムシの商業利用を可能にする屋外大量培養技術を世界で初めて確立し、健康食品や化粧品、さらにはバイオ燃料の分野で事業展開を進めてきました。
出雲氏の経営方針は「挑戦と創造」に重点を置き、環境問題や社会課題に取り組む革新的な事業を推進することです。
社員一人ひとりのアイデアや個性を大切にする風土をつくり、新しい可能性を切り開く企業文化を育んでいます。出雲氏のリーダーシップの下で、株式会社ユーグレナは持続可能な未来を目指して成長を続けています。
株式会社ユーグレナの実績・特長
株式会社ユーグレナは、ミドリムシの活用を軸に、多くの成果を挙げています。
その実績は特許取得、研究開発、品質管理体制など多岐にわたります。
特許と研究の成果
- 屋外大量培養技術の特許取得
ミドリムシの商業化を可能にした技術が同社の基盤を支えています。 - 共同研究の推進
国内外の大学や研究機関と提携し、ミドリムシのさらなる活用法を模索。 - バイオ燃料開発
環境負荷を軽減するバイオジェット燃料を開発し、実証実験を進行中。
技術、組織、人材
- 革新的なバイオテクノロジー
ユーグレナが持つ特有の成分「パラミロン」を活用し、健康増進や美容分野での応用を実現。 - 多様性のある組織
技術者、営業、マーケティング専門家が連携し、チーム力を発揮。 - サステナブルな取り組み
SDGsに基づいた事業戦略を進め、持続可能性を追求。
認証取得と品質管理
- ISO9001取得
高い品質管理基準をクリアし、信頼性の高い製品を提供。 - CSR活動
地域社会や環境に配慮した活動を通じて、社会貢献を強化。
競合他社との差別化について
株式会社ユーグレナは、競合他社との差別化を明確にするため独自の戦略を打ち出しています。
戦略と取り組み
- ユニークな製品展開
ミドリムシを主成分とする健康食品、化粧品、バイオ燃料を展開し、他社では実現できない価値を提供。 - 一貫した事業モデル
ミドリムシの培養から商品化、販売までを社内で完結させる仕組みにより、高品質と効率性を両立。 - 環境配慮型ビジネス
環境に優しい商品やサービスを中心に据え、エコ志向の消費者のニーズに対応。
商品・価格帯
- 健康食品
サプリメントや粉末商品など1,000円~5,000円の価格帯で提供し、初回限定価格や定期プランでリピート率を向上。 - 化粧品
3,000円~10,000円の価格設定で、自然由来の高品質商品を提供。 - バイオ燃料
航空業界や物流分野に向けた環境負荷の少ないエネルギーとして活用。
他社との差別化ポイント
- 技術力
ミドリムシを活用した独自技術が他社にない競争力を生んでいます。 - 環境対応型の商品開発
環境負荷を削減する商品ラインアップが、企業としての信頼性を強化。 - 多様な商品カテゴリ
健康食品からバイオ燃料まで、多角的な事業展開で幅広い市場ニーズに対応。
まとめ
株式会社ユーグレナは、革新的な技術力とサステナブルなビジョンを武器に、健康・美容・環境分野で多くの成果を挙げてきました。
代表である出雲充氏のリーダーシップのもと、社員一人ひとりが新しい挑戦に取り組む風土を構築。競合他社との差別化では、独自技術と商品展開に加え、持続可能性を重視した戦略が強みとなっています。
会社概要
会社名 | 株式会社 ユーグレナ |
資本金 | 158億6,779万円(2023年12月末時点) |
設立年月日 | 2005年8月9日 |
本社所在地 | 〒108-0014 東京都港区芝5-29-11 G-BASE 田町2階 |
事業内容 | ユーグレナ等の微細藻類等の研究開発、生産 ユーグレナ等の微細藻類等の食品、化粧品の製造、販売 ユーグレナ等の微細藻類等のバイオ燃料技術開発、環境関連技術開発 バイオテクノロジー関連ビジネスの事業開発、投資等 |
HP | https://www.euglena.jp/ |
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この記事では、株式会社ユーグレナの企業理念、実績、評判について詳しく紹介します。