みんなで農家さんとは?
みんなで農家さんとは、植物本来の順応性を最大限に活かしたAGREVO農法を用い、日本国内において熱帯果樹栽培の普及を行っているアグリバイオベンチャーです。AGREVO農法を活用し、植物の栽培可能エリアを塗り替えるという、従来の気候を活かした栽培方法からの脱却を目指しています。
また、みんなで農家さんは、農業における生産性拡大の革命を図り、無農薬バナナや無農薬コーヒーの栽培、無農薬鉢植えシリーズの販売を展開しています。
東京都千代田区麹町に本社を構え、代表理事は「都市綜研インベストファンド株式会社」の代表取締役でもある栁瀨健一氏。「みんなで大家さん販売株式会社」を経営し、資産運用のサポートも手掛けています。
みんなで農家さんは、同系列の「みんなで大家さん」が不動産投資事業を行っているため、一部ネットで「怪しい」と噂されているようです。しかし、みんなで農家さんは、無農薬バナナやコーヒーといった農作物の普及・販売を行っている法人であり、どんな事業に取り組んでいるのかは明白です。
「農業を、変えよう」のコンセプトが評判
みんなで農家さんは、従来の気候や風土に適した植物を栽培する農業スタイルから抜け出し、気候に左右されず植物を栽培できる方法を採用しています。それがAGREVO農法です。
「農業を、変えよう」のコンセプトのもと、元来難しいとされる植物栽培条件の「気候」をクリアし、植物の栽培可能エリアを拡大しようと活動しています。
ミッション
みんなで農家さんが掲げているミッションは、以下の通りです。
- 自然科学に基づく革新的な農業を通じて食品革命を起こす
- 体の自然治癒力・自己治癒能力・免疫力を向上させる農作物を生産する農業を普及する
- 農業の三次化、六次化を通じて高付加価値ビジネスモデルを構築し、共生共栄の思想を実践し、会員の共同利益を求める
AGREVO農法について
AGREVO農法とは、先進的バイオテクノロジーを用いた施肥手法による高機能作物を栽培する方法です。最高品質の土壌作りを行うことにより、残留農薬ゼロを実現します。
AGREVO農法が採用されると、温暖な国からの輸入品を国内で栽培できるようになるため、日本の農業復興や国民の健康増進にも役立つと期待されています。
AGREVO農法の普及が進めば、国内の農業が活気づくことによる経済効果のほかにも、輸入作物で問題視されている遺伝子組み換えやポストハーベストによる健康リスクの回避にもつながるでしょう。
AGREVO農法がもたらす農業作物の性能向上
AGREBVO農法での栽培は、作物の機能性と生産性の向上が期待でき、「儲かる農家」実現の一助となります。AGREVO農法がもたらす効果は以下の通りです。
- 植物の成長スピードが倍増する
- 南国のフルーツを日本で生産できる
- 収穫量が増える
- 遺伝子情報の変化により新たな成分が発見されることで、植物の品質の向上が期待できる
みんなで農家さんの販売商品ラインナップ
現在は無農薬バナナ・無農薬コーヒー・無農薬鉢植えシリーズに限られますが、今後もラインナップは増えていくことが予想されます。
無農薬バナナ(グロスミッチェル種)
グロスミッチェル種のバナナはデザートバナナに分類され、タイでは黄金の香りを意味する「ホムトン」と呼ばれています。グロスミッチェル種の生産は難しく、一般的なバナナ(キャベンディッシュ種)と比べても流通が少ない、希少性が高いバナナです。
みんなで農家さんが提供しているAGREVO農法で商品化に成功したのが「神バナナ」です。南国鹿児島の名水百選にも選ばれた地で水・土地・管理にこだわり、丁寧に栽培されています。1本約800円にもかかわらず皮ごと食べられる商品として人気を誇り、メディアにも取り上げられました。
みんなで農家さんの無農薬バナナの栽培条件は、以下の通りです。
品種 | グロスミッチェル種 |
ロット | 200株~(必要面積10α程度~) |
植付期間 | 年中 |
収穫サイクル | 5回/3年 |
無農薬コーヒー(ティピカ種)
みんなで農家さんが栽培している「ティピカ種」とは、コーヒーの三大品種の一つ「アラビカ種」の中で、最も原種に近いとされている品種です。甘みと酸味が特徴で、生産が非常に難しいとも言われています。
無農薬コーヒーの栽培条件は以下の通りです。
品種 | ティピカ種 |
ロット | 200株~(必要面積10α程度~) |
植付期間 | 年中 |
収穫サイクル | 2回/年以上 |
無農薬鉢植えシリーズ
みんなで農家さんは、安心安全なトロピカルフルーツの普及を目指し、一般家庭で収穫が可能な無農薬バナナなどの開発を目指しています。
現在は、バナナ・パパイヤ・グァバ・ライチといったトロピカルフルーツの予約注文を受け付けています。量産化が可能な予約注文数に達した時点で販売をスタートするシステムです。
まとめ
みんなで農家さんは、「農業を、変えよう」をコンセプトに、AGREVO農法をベースとした機能性が高い作物の栽培方法を提供し、「儲かる農家」の実現に努めています。
国内では輸入の割合が圧倒的に多いトロピカルフルーツですが、AGREVO農法により国内栽培されたトロピカルフルーツがマーケットに出回る日も近いかもしれません。
会社概要
名称 | 一般社団法人みんなで農家さん |
---|---|
所在地 | 〒102-0083 東京都千代田区麹町五丁目3番地 |
設立 | 平成23年12月5日 |
役員 | 代表理事 栁瀨健一 |
事業目的 | 自然・天然・本然の理念に従い、人の健康を増進するために革新的農業技術及び農法によって、食糧(食品)を開発し、生産し、普及することを目的とする。 |
みんなで農家さんは、農業作物の性能向上と生産性の引き上げにより、儲かる農業の実現にむけ取り組んでいます。実際に無農薬バナナ「神バナナ」は皮ごと食べられるバナナとして人気を誇っている商品です。
本稿では、一部ネット上で怪しいと噂されているみんなで農家さんについて、概要や会社の代名詞ともいえるAGREVO農法、販売商品ラインナップを徹底調査しました。