後藤繁樹の馬主実績とG1勝ち馬や賞金を調査!馬主は厳しく儲からない?

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編集部
後藤繁樹さんは、G1制覇したサニングデールの馬主として有名ですが、その人物像は謎に包まれています。
競馬の馬主はお金持ちしかなれない上に儲からないというイメージが世間に浸透している中、後藤繁樹さんは数十年で計160頭以上のサラブレッドを所有し、多額の賞金を手に入れています。

そんな後藤繁樹さんとは一体どんな人物なのか、経歴や実績、所有馬に加えて、かつて運営していたとされる曾田農園について調査しました。
また、馬主になるための要件や実際に儲かっている馬主はどのくらいいるのかについても調査し、紹介していきます。

後藤繁樹とは

後藤繁樹とは

後藤繁樹さんとは、2010年頃まで馬主として160頭を超えるサラブレッドを所有していた人物で、競走馬の生産・育成牧場である曾田農園の元運営者でもあります。
年齢や現在の活動などは不明であるものの、1980年前後から馬主として活動していることや総額30億円以上の競馬賞金を獲得していることから、年配の富裕層であると予想できます。

また、2000年代には馬主の賞金ランキングである馬主リーディングで50位以内に数回ランクインし、2004年には所有馬のサニングデールがG1制覇しており、後藤繁樹さんは馬主として成功を収めた人物と言っても過言ではないでしょう。

プロフィール

  • 名前:後藤繁樹(ごとう しげき)
  • 性別:男性
  • 所属:不明(曾田農園 元代表)
  • 馬主服:黄、紫二本輪、紫袖

後藤繁樹の経歴

後藤繁樹さんは1980年前後から2010年まで馬主として多数の競走馬を所有していました。また、現在はチャンピオンズファームの本場となっている曾田農園を、2009年時点で運営していた人物であることが分かっています。

後藤繁樹さんのその他の経歴や現在の活動については調査中ですが、40年以上前から馬主として活動していた人物のため、既に前線から退いている可能性が考えられます。

馬主としての後藤繁樹の実績

馬主としての後藤繁樹の実績

後藤繁樹さんの所有馬は1986年から中央競馬で活躍し、馬主である後藤繁樹さんに多くの勝利と賞金をもたらしました。

中央競馬では通算145勝を収め、27億6,141万円もの総賞金を獲得し、地方競馬では通算442勝を収め、6億7,882万円もの総賞金を獲得しています。

また、競馬の中でも目玉レースで賞金も高額となる重賞にて中央・地方競馬合わせて24勝を記録しました。
そして、競馬の最高格付け競走であるG1でも1勝しています。
サラブレッドがG1で勝利できる確率はわずか1%未満といわれており、この1勝がどれだけ凄いことであるかが分かります。

過去5年間の馬主リーディング

競馬では、騎手や馬主などの成績をリーディングとしてランキング形式に発表しています。
馬主部門では収得賞金額を集計し、1位の馬主をリーディングオーナーと呼びます。

後藤繁樹さんの過去5年間の馬主リーディング情報として、中央競馬と地方競馬の2006年~2010年の順位と収得賞金額を下表にまとめました。
ちなみに、後藤繁樹さんの所有馬であるサニングデールがG1制覇した2004年に自己最高収得賞金額となる3億1,976万円を獲得しています。

年度中央競馬地方競馬
2006年51位(2億8,241万円)12位(1億2,080万円)
2007年60位(2億4,028万円)29位(6,273万円)
2008年43位(3億1,148万円)41位(5,305万円)
2009年49位(3億1,206万円)14位(1億1,508万円)
2010年66位(2億760万円)69位(3,657万円)

馬主は儲かる?厳格な審査が必要な登録要件とは?

馬主=富豪という一般的なイメージはあながち間違っておらず、馬主になるためにはJRA審査機関の厳格な審査をクリアしないといけません。

馬主には、個人馬主、組合馬主、法人馬主の3種類ありますが、今回は後藤繁樹さんが該当する個人馬主登録の要件と、馬主は儲かるのかについて紹介します。

個人馬主になるための要件

個人馬主になるための要件としてまず、日本中央競馬会競馬施行規程の第7条第1号~第13号に定められた事項の全てに該当しないことが求められます。
規程によると、過去に禁錮以上の刑に処せられた者や競馬法などの規定に違反して罰金の刑に処せられた者の他、騎手や調教師も馬主になることはできません。

次に、今後も継続的に得られる見込みのある所得金額が過去2年間いずれも1,700万円以上あることが必要となります。
単純計算すると約3,000万円以上の年収を安定して稼いでいなければいけません。

そして、継続的に保有する資産額が7,500万円以上あることが最後の要件となります。
資産には本人名義の不動産、預貯金、有価証券が含まれます。

このように、馬主になるには一般的に富裕層と言われる年収と資産があることが必須条件といえるでしょう。

黒字の馬主は2割程で儲からない?

年間収支が黒字になる馬主は全体の2割程といわれており、儲かっていない馬主の方が圧倒的に多いようです。
競走馬の購入費用に加えて調教費用など様々な経費がかかるため、投資した金額を回収して黒字化するのは難しく、全盛期には数億円の賞金を獲得していた後藤繁樹さんの所有馬の中にも、1勝もせずに現役を終えたサラブレッドがいました。

サラブレッドを所有しているだけで、1頭あたり少なくとも月に数十万円の厩舎預託費がかかるとされており、レースで好成績を収められなかった場合には、年間数百万円の赤字となってしまいます。そのため、お金持ちが道楽や趣味で馬主をやっていることも多いようです。

しかし、かの有名なディープインパクトは0歳の時に7,000万円で落札された後、競走馬として14億円以上の獲得賞金をあげ、種牡馬として51億円で売却されるなど、莫大な利益を獲得した馬主も存在します。

後藤繁樹の所有馬がG1制覇

後藤繁樹の所有馬がG1制覇

後藤繁樹さんが所有していた160頭以上のサラブレッドの中で1頭だけG1制覇した競走馬がいました。
それは、2004年の高松宮記念を制したサニングデールです。

高松宮記念は4歳以上のサラブレッドが出走でき、中京競馬場の芝コース1,200mにて最大18頭が競い合うレースです。
サニングデールが勝利した2004年の高松宮記念1着賞金は9,400万円でしたが、2022年の1着賞金は1億7,000万円にまで上がっており、他のG1格付けでも賞金は上がり続けています。

また、サニングデールは高松宮記念以外にも、CBC賞、ファルコンS、函館スプリントS、阪急杯といった重賞を制覇し、約3年の現役期間で中央・地方合わせて賞金4億3,539万円を稼ぎました。

その他の重賞勝利馬

サニングデールの他、リキセレナードが重賞競走(G3)の小倉3歳Sを制覇しています。
さらにアーバンストリートは重賞競走(G3)のシルクロードSを制覇し、かつて後藤繁樹さんが運営していたとされる曾田農園の出身馬として初の重賞勝ちをもたらしました。

そして、重賞制覇こそ果たせなかったものの総獲得賞金1億円以上を獲得したスクールボーイやタータンフィールズといった優秀なサラブレッドも所有し、総獲得賞金5,000万円以上のサラブレッドも10頭以上所有していました。

曾田農園について

後藤繁樹さんは、かつて北海道にあった競走馬の生産・育成牧場である曾田農園(レキシントンファーム)を運営していたとされています。
そのため、後藤繁樹さんは曾田農園出身のサラブレッドを多数所有していました。

2022年現在、曾田農園があった場所はチャンピオンズファームの本場となっており、所有者は変わったものの、現在もサラブレッドの生産をしていることは変わらないようです。

まとめ

編集部
以上が、後藤繁樹さんの経歴、実績、所有馬、馬主になるための要件などを調査した内容です。

調査の結果、後藤繁樹さんの詳しいプロフィール情報を得ることはできませんでしたが、馬主として優秀な成績を収めていたことが分かりました。

本稿で紹介したように、一般人では登録要件をクリアするのが難しい馬主ですが、一口数万円から競走馬に出資できる一口馬主というシステムもあり、競馬が好きで馬主気分を味わい方にお勧めです。

また、競馬界は2011年の売上がピーク時の半分になるなど一時低迷していましたが、その後10年間売上を伸ばし続けています。
競馬や馬主、競走馬に興味を持った方は節度を持って競馬を楽しみましょう。