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グランデータとは
グランデータ(旧ひまわりでんき)とは、東京都豊島区南池袋に本社を置き、電気やガスといったエネルギーサービスを提案している会社です。
主に一般の家庭向けに多種多様な電力ブランドを展開しており、様々な提携企業とコラボしたプランも取り扱っています。
基本料金0円等のプランは評判が高く、誰もが安心して利用できる電力サービスの提供はもちろんのこと、電話窓口をわかりやすく設け、コールセンターのオペレーター育成にも積極的に取り組んでいることから、コールセンターの対応品質も顧客から評判です。
そんなグランデータの経営理念、行動指針、持続可能な社会への取り組みを紹介します。
経営理念
グランデータの経営理念は「エネルギーから新しい仕組みをつくる」です。
エネルギー事業を軸に未来の可能性を広げ、人々にとって必要不可欠なサービスの創造を目指しています。
世の中の為になる事を目指す経営理念は、並大抵の努力と覚悟では成し遂げられません。
人々に喜びや感動を届けるにはどうしたら良いか、そして何より自分達がどうしたら感動を作れるのか、日々自問自答しながらも、グランデータはより良い世の中のために挑戦を続けています。
行動指針
- 誠実であること
「顧客」「株主」「従業員」その全てに誠実であることが、より良い世の中のためになり、社会的に存在意義のある行動へとつながると考えています。 - 常に謙虚でいる
謙虚な気持ちを失うだけで目標達成は遠のき、本来の力を発揮できなくなることから、物事がどんなに上手くいこうとも自身を過信せず、常に謙虚でいること自体が力であると考えています。 - 逆境をチャンスに変える
目標に向かって本気で取り組んでいる時ほど高い壁が幾度となく立ちはだかりますが、その苦しい環境とポジティブに向き合い、壁を乗り越えられる意志力こそが物事を好転させる力であると考えています。 - 何があってもあきらめない
無理難題が付きまとってきた時に、できない理由を探すのではなくできる方法を考えることで必ず道は開き、諦めなかった者のみが掴み取れる未来があると信じています。
サステナビリティビジョン
持続可能な社会を実現するために、グランデータでは「永く生きる社会へ」というサステナビリティビジョンを掲げています。
サステナビリティの基本方針として、お客様視点での企業活動を通じた安心と価値の提供、株主の期待を裏切らない成長への挑戦と適切な情報開示、従業員の個性を守り公平で多様性に富んだ環境など、顧客、株主、従業員、取引先、社会への具体的な取り組みを定めています。
また、グランデータはエネルギー事業者としてSDGsの環境問題に向き合い、化石燃料不使用で電気を作る「非化石証明書」を購入することで、再生可能エネルギーの安定的な開発と発展、普及に貢献します。
グランデータで評判の多様なサービス
その他、新規顧客獲得はしていないものの、契約者への提供を継続しているブランドも複数あり、自分のニーズに合った電力サービスを選択することができると評判です。
ここでは、直販している公式サービスと、提携企業とのコラボサービスとして提供している電力ブランドをそれぞれ紹介していきます。
公式サービス
グランデータは公式サービスとして、「ONEでんき」「ABEMAでんき」「賃貸でんき」といった3つの直販ブランドを展開しています。
ONEでんきは基本料金0円で使用料金一律単価のグランデータ一押しのサービスであり、具体的な内容は次項以降で紹介します。
ABEMAでんきはABEMAプレミアムがセットになったお得な電気料金プランで、ABEMAプレミアムを別で契約する場合と比較すると毎月およそ1,000円お得になります。
賃貸でんきはプランによって基本料金が2%~10%オフになり、電気を使う人ほどお得になるサービスです。
提携企業とのコラボサービス
提携企業が販売しグランデータがサービス提供を行うコラボサービスは、下記15ブランドを展開しています。
毎月の電気代から100円を動物福祉団体に寄付することで動物の命を救え、ペット賠償責任保険がついてくるプランがある動物が好きな人にお勧めの「どうぶつでんき」、レオパレス21入居者限定の「レオパレスでんき」、使えば使うほどお得で申込時の事務手数料や解約時の違約金などが一切かからない「ライフでんき」や「エコ得でんき」など、豊富なサービスの中から個々の生活スタイルに合わせた電力ブランドやプランが選べます。
- どうぶつでんき
- レオパレスでんき
- ドアーズでんき
- メルディアでんき
- モダでん
- NEXTでんき
- ONLYでんき
- アレコでんき
- シティネットでんき
- ライフでんき
- エコ得でんき
- くらしエナジー
- くらしのでんき
- セレクトでんき
グランデータの評判口コミ
電気代が安くなった
育児で1日中家にいるので電気代が高いことが悩みでしたが、料金体系が分かりやすく、以前よりも料金が安くなりました。手配もスムーズで良かったです。
また、何かと忙しい引越しの際に手配がスムーズに行われると安心できます。
親切丁寧な過去一の対応
親切なオペレーターから丁寧にわかりやすくプランについて教えてもらえた。
2022年4月現在、電気代に関する問い合わせが増加していることからカスタマーセンターへの電話が混雑し繋がりにくい状態となっているようですが、オペレーターを増員するなど改善を行っています。
多種多様なプランに満足
生活スタイルによって電気代が安くなるプランもあれば高くなってしまうプランもあるため、申込み前にプラン内容をよく確認しましょう。
オペレーターの気持ち良い対応
良質なサービスはもちろんのこと、お客様に安心を届けられる質の高い対応が顧客満足度を高めています。
急な依頼にも迅速に対応してくれた
さすがに電気なしで数日暮らすのはしんどかったので助かりました。
そんな中でグランデータは即日対応してもらえたと評判でした。
ただ、確実に電気を使用するためには、引越し1週間前までに事前の申込みを忘れずに行いましょう。
解約時の違約金がかからなかった
グランデータの評判口コミまとめ
コールセンターの対応だけでなく、申込みから電気が利用できるようになるまでの手配もスムーズだと評判で、グランデータに所属する各スタッフのユーザーファーストな取り組みが伺えます。
グランデータが提供する電力サービスは使えば使うほどお得になるプランも多く、1人暮らしの人よりも家族で暮らしている人からの評判や口コミが多数見られました。
グランデータ一押しのONEでんきが評判!
基本料金無料で電気代は使った分だけかかるので、料金体系がわかりやすいと評判です。
そんな評判の高いONEでんきは、グランデータ一押しの電力サービスでもあり、ここではサービス、プラン、エリアごとの料金について紹介します。
基本料金・解約手数料が0円
東京電力などの地域電力では電気を使っていなくても、年間 17,160円(東京電力エナジーパートナー 従量電灯B 50Aの場合)の基本料金がかかります。
しかし、グランデータのONEでんきなら基本料金が0円で使用できます。
電気は一生使うため、いち早く基本料金0円の電力会社に乗り換えた人ほど、長期的に見ると沢山の電気代削減が実現できています。
また、解約時に違約金が発生する電力会社もありますが、ONEでんきは解約手数料も0円です。
そのため、余計な費用が一切かかることなく契約も解約も自由に行えます。
フリープラン料金表
通常、地域電力の使用料金は使えば使うほど単価が高くなりますが、ONEでんきのフリープランは一律単価となっているため、毎月120kwh以上使用する場合にはONEでんきの方がお得になる可能性があります。
一方、1人暮らしで使用量が少ない場合や、既に新電力を利用中の場合には電気代が高くなる可能性もありますので、必ず電気代シミュレーションをしてから申し込みましょう。
各エリアのONEでんき電力量料金は下表の通りで、沖縄県や離島は対応エリア外となっています。
エリア | 電力量料金(1kWhあたり) |
北海道電力 | 29.50円 |
東北電力 | 26.40円 |
東京電力 | 26.40円 |
中部電力 | 26.40円 |
北陸電力 | 21.30円 |
関西電力 | 22.40円 |
中国電力 | 24.40円 |
四国電力 | 24.40円 |
九州電力 | 23.40円 |
ONEでんきが選ばれる理由
ONEでんきが選ばれる理由は気軽に試すことができることであり、ONEでんきへの乗り換えはWebからお手続きで、最短5分で完了し、工事も立ち合いも不要です。
申込み後は待っているだけで切り替えが完了し、初期費用、基本料金、違約金含む解約手数料が全て0円のため、申込みから解約までに支払う料金は実際に使用した電気の分だけで済みます。
電力会社を変えても、電気供給が不安定になったり停電したりするリスクはありませんが、契約期間等の縛りがないため乗り換え後に不安があればすぐに地域電力に戻すことも可能で、安心して利用できます。
グランデータを利用するメリット
電気とガスをセットでお得に利用できる
グランデータでは関東・中部の都市ガスエリアを中心に、ガスの取次販売事業も行っており、「オリジナルガス セットプラン」なら電気と一緒に申込むとガス料金の合計から100円引きされるため、毎月の支払いがお得になるメリットがあります。また、契約時の切替工事や解約手続き等は原則必要なく、ガスの品質も今まで通り安心安全に利用できます。
2022年4月現在、グランデータのガスセットプランを利用できるのは東京ガス、東邦ガス、大阪ガスの都市ガス13Aを使用しているエリアのみとなります。
今後提供エリアの拡大や通信事業へも参入予定で、生活関連サービス全てをグランデータでまとめて、更にお得に利用できるようになるかもしれません。
マイページから料金管理や手続きが可能
グランデータの電力サービスに加入すると、マイページで料金管理や手続きができるようになります。
マイページからは電気使用量・請求内容の内訳、契約情報が確認できる他、支払い方法の変更等も可能で、顧客が見やすいようにリニューアルや機能追加も随時行っています。
使用量や電気代がWebからいつでも確認できることで、過去料金との比較や誤請求の可能性を問い合わせる前に自分で確かめることができるのがメリットです。
引っ越し時の負担軽減
とくにグランデータと提携企業とのコラボサービスについては、引越しの際の新規受付をメインとしているため、初めての引越しで手続きなどに不安のある方へわかりやすく電気を手配してくれるなど、引越し時にかかる手続きの負担を軽減してくれることがメリットです。
他社からの乗り換え時にも複雑な手間はなく、困ったことがあったらカスタマーセンターへ相談しやすいので安心です。
電気料金が高いのは燃料費調整制度が原因?
2021年9月から燃料費調整額の値上げが続いており、2022年度も大手電力会社にて相次いで値上げを発表しています。
日本では1996年より、天然ガスや石炭などの火力燃料の価格変動をできる限り迅速に電気料金に反映させることで電力会社の経営環境の安定を図るため、経済情勢に応じて毎月自動的に電気料金を調整する燃料費調整制度が導入されています。
そのため、海外から輸入している火力燃料が高騰すると、電気料金も高くなってしまうのです。
また、再生可能エネルギーの普及と安定的な供給を実現するために、再生可能エネルギー発電促進賦課金も電気料金に上乗せされています。
これは全国一律で毎年度経済産業大臣が決定しており、2012年の法改定から毎年値上がりし続けています。
グランデータの提供サービスは市場連動型プランではない
こういったことから、グランデータを含む全ての電力会社で電気料金が年々高くなっている傾向があります。
また、グランデータが提供している電力サービスが市場連動型プランであるといった誤認をされている方も一部いるようですが、グランデータの提供サービスは全て市場連動型プランではありません。
市場連動型プランは、日本で唯一電力の売買ができる市場である日本卸電力取引所(JEPX)の価格と連動して電気料金単価が決まるプランであり、電力や燃料不足で市場価格が高騰している昨今、特に電気料金値上げの影響を受けています。
2021年には電力卸売価格の高騰が起こり、市場連動型プランの契約者が通常の5~10倍の電気代を請求されたことで大きな問題となりました。
電気料金の仕組み
電気料金の仕組みとして、各社共通で、基本料金・電力量料金(使用料金)・燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金がまとめて請求されます。
燃料費調整額及び再生可能エネルギー発電促進賦課金については、グランデータでも他社でも同一の金額となります。
例えばグランデータのONEでんきでは電力量料金が一律単価であり、東京電力の場合には使用量に応じて電力量料金が異なりますが、市場連動型プランを提供している会社の場合には、原価の変動に応じて電気料金単価そのものが変動します。
そのため、電力サービス契約の際には、市場連動型プランであるかどうかを確認してから契約することがお勧めです。
電気に関するよくある質問Q&A
Q.どんな人でも電気代がお得になるのか?
オール電化の場合や電気給湯器などに特殊な設備がある場合も電気代が変わってきますので、不安な点がある場合には、グランデータのカスタマーセンターや販売店まで相談してください。
Q.申込み後にどのくらいで切り替わる?
Q.料金の支払い方法は?
Q.電気容量(アンペア数)を変更するには?
まとめ
毎日使用する電気代は安いに越したことはないですが、何かあった時に頼れるコールセンターの対応の良さやWebからいつでも料金内訳が確認できるグランデータの透明性のあるサービスは安全安心に利用できます。
また、一部ネット上ではグランデータに関する事実無根の悪質な評判口コミを載せ、他社サービスに誘導するアフィリエイトブログが見受けられていますが、グランデータではより良いサービスの提供を常に心がけ、持続可能な社会の実現を目指してあらゆる課題と向き合い取り組んでいる優良企業であると考えられます。
電力サービス乗り換えの際にはよく調べ、電気代シミュレーションを行い、自分に合ったプランを契約するようにしましょう。
会社概要
名称 | 株式会社グランデータ |
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所在地 | 〒171-0022 東京都豊島区南池袋二丁目9番9号 |
設立 | 2018年7月13日 |
代表取締役 | 手島太一 |
資本金 | 582,915,000円 ※2022年2月現在 |
事業内容 | エネルギー事業 |
旧名称はひまわりでんきで、2020年4月にグランデータへ社名変更しました。
本稿では、グランデータの電力サービス利用者の評判口コミや各種サービス内容、利用するメリット、よくある質問、顧客から評判のONEでんきについて紹介していきます。
また、昨今電気料金が高くなっている原因について調査し、その理由と電気料金の仕組みについても解説していますので、今の電気料金に不満や不安を感じている方や新電力への乗り換えを検討している方必見の内容となっています。