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ランドネットとは
株式会社ランドネットとは、不動産売買など、不動産について総合的に手掛けている不動産総合商社です。本社は東京都豊島区南池袋にあり、支店は横浜支店、大阪支店、福岡支店の3店舗を構えます。
早くから不動産業務にITやAIを取り入れて情報とテクノロジーを駆使し、不動産に関してのあらゆる情報を蓄積しているのが特徴です。そのため、投資用ワンルームマンションの取引高・契約件数は業界でも最上位にあり、入居率は7年連続で98%超となっています。
当然業績も好調で、売上高推移(連結)は、2017年7月・171億円、2018年7月223億円、2019年7月301億円、2020年7月357億円、2021年7月411億円となり、4年間で売り上げは2.4倍に増加していて、今後のさらなる成長も期待されています。
経営理念
経営理念としては「全従業員の心物両面の幸福を追求すると同時に、人類・社会の進歩発展に貢献する」としています。
多くの従業員が幸せでありつつ、不動産会社として優良な物件を提供することで、投資家や入居する方々にもより良い生活をして欲しいという願いが感じられます。
ランドネットの強み
ランドネットのメイン事業としては、投資家に向けて賃貸不動産を販売しているのですが、築30年以上の物件から新築物件まで、常に800件以上の売買物件を揃えています。
それらの物件は、適正な賃料設定と仲介業者のネットワークが活用され、また、ランドネット独自の入居者募集ノウハウがあるために、毎年の入居率98%以上が達成できるのです。
そして物件は販売して終わりではなく、入居中の設備トラブルなどにも対応し、コールセンターに相談すれば24時間365日対応してもらえます。
そのほか、バイリンガルスタッフの常駐により多国籍な入居者からの相談やトラブルに対応することができ、部屋にデジタルクロスやIoT照明を備えることで他の不動産会社とは一味違う差別化された物件を提供できています。
ランドネットの歴史
ランドネットは、1999年に株式会社ランド・ネットとして東京都豊島区東池袋に設立されます。設立当初から不動産の販売、仲介、賃貸管理などを手掛けていて、不動産のエキスパートとして会社の歴史を刻んできました。
その後、2005年には現在の会社名である株式会社ランドネットに商号を変更しています。
2010年には海外進出の足がかりとして台湾・香港を選び、海外向けの不動産売買事業を開始します。
さらに、2013年には香港に日商朗透房屋股份有限公司、台湾に朗透地産有限公司(後に日昇房屋有限公司に商号変更)という現地法人を設立します。
国内では2016年に横浜支店、2018年に大阪支店、2021年に福岡支店を開設して、販売拠点を拡大し、2021年7月には東京証券取引所JASDAQスタンダード市場に新規上場を果たしました。
メディア紹介情報
ランドネットは、不動産業界としてはITテクノロジーの活用が顕著であることや、革新的な新しいサービス、システムを導入するなど注目の会社となっています。
そのため、多数のメディアに紹介された実績があり、全国賃貸住宅新聞が電子媒介契約について、週刊ビル経営がリノベーションプラン等について、月刊『家主と地主』がクラウドファンディングについて紹介したり、週刊東洋経済が榮章博社長のインタビューを掲載するなどしています。
マンション直接仕入件数で業界No.1を獲得
ランドネットは、創業から不動産会社として事業を展開しており、蓄積されたビッグデータと独自のシステムを活用し、マンション販売についてスピーディーな売却活動の実現と、ユーザーの資産価値の維持拡大に寄与しています。
そして、その活動が実を結び、株式会社東京商工リサーチが2021年12月に実施した「マンション直接仕入件数調査」で1位になりました。
ランドネットの事業内容
その内容は、大きく分けると不動産の売却、購入、投資、賃貸管理、リフォーム・リノベーション、不動産戦略メディアに分けることができるので、それぞれについて説明していきたいと思います。
不動産の売却
ランドネットは本社と支店合わせて4店舗の展開ですが、不動産の売却は北海道から沖縄まで対応することができ、創業以来32,000件の取引実績があります。
不動産を売りたい場合は、物件の種別や居住状況を問わず無料査定することができ、これまでの取引実績と、独自のデータベースに照会することで即日のスピード査定が可能です。
サポートについては売主瑕疵担保責任免責での売却が可能な「あんしん保証サービス」があり、事件・事故物件/債務超過案件(任売案件)といった一般的には売却が困難な物件でも取り扱うことができます。
不動産の購入
ランドネットでは常時多くの不動産物件を取り扱っています。
居住用物件なら本稿執筆時点で北海道から沖縄まで、全部で325件もの物件が揃います。
各物件は、居住用のほかにも、開業用、テナント向けなど、様々な用途に合わせられます。
不動産投資
不動産投資は、アパートなどを購入し、部屋を入居者に貸すことで賃料を得るという投資方法です。本稿執筆時点で投資用物件は全国で983件も取り扱っています。
ランドネット公式ホームページにある物件リストでは、エリアや物件種別、価格、利回りなどの条件を付けて投資用物件を検索できます。
ダイレクト不動産(中古マンション投資)
不動産投資の中でも、長期的で安定した運用ができるのがダイレクト不動産(中古マンション投資)です。これは、ランドネットが仕入れた物件を仲介業者を通さずダイレクトに投資家(買主)に提供するものです。
それにより仲介手数料がかからず、リーズナブルな価格で投資用物件を購入できます。
不動産クラウドファンディング
不動産投資の新しい手法として、1万円から始められる不動産投資クラウドファンディングというサービスもあります。
ランドネットでは、特定の不動産に対し複数の投資家を募集し、部屋を貸す賃貸事業や不動産売却といった不動産取引で得た収益を投資家に配当します。
投資家は少額を投資するだけで、不動産業界で最も先進的といえるランドネットのノウハウから得られる収益を享受できます。
賃貸管理
ランドネットから投資用物件を購入し、アパート、マンションなどのオーナーになることができます。そして自分のものとなった物件についてですが、入居者募集やトラブル解決といった手間のかかる作業について、ランドネットが賃貸管理として代行してくれるのです。
2021年12月末時点ではランドネットは全国5,907件もの賃貸管理を行っており、そのシステムは万全です。具体的には、管理対象は1室から1棟まるごとまで、設備保証や家賃滞納保証など、火災保険、収支管理アプリの提供などとなっています。
リフォーム・リノベーション
ランドネットでは、古くなったり使い勝手が悪かったりする家(部屋)について、 リフォーム・リノベーションサービスを提供しています。
サービスは複数あり、25㎡までのワンルームを定額でフルリフォームする「ワンルームリノベ」、材料や住宅設備の直接仕入れと直接施工により低コスト化している「ダイレクトリノベ」などがあります。
不動産戦略メディア
ランドネットでは、不動産戦略メディア「リディア」を運営しています。
「リディア」では、不動産関連のニュース記事を読むことや、不動産投資や不動産の購入・売却などについて学べるコラムなどが掲載されていて、不動産について知りたいことが詰まっている情報サイトとなっています。
ランドネットの評判口コミ
ここでは、インターネット上でのランドネットについての評判口コミをまとめました。
担当者が有能すぎる
それだけではなく、評価額や、税額まで提示してくれて、こちらの知りたいことを先回りする有能さだった。
その目標を叶えるため、営業職は平均28.4歳の若きエキスパートが揃い、ユーザーの要望に答えるべく、日々研鑽を重ねています。
年収500万円でも月15万円の家賃収入を得られる
正直45年ローンは長いかなって思いましたが、月々のキャッシュフローは2万円のプラスになり、満足しています。
他社と比較して収入も節税も良い
その後、ランドネットのセミナーで不動産投資の基本的な知識などを学び、ランドネットで購入した物件を合算すると、キャッシュフローをプラスにすることができました。
ランドネットの評判口コミまとめ
セミナーでは、初心者向けの不動産のイロハから、掘り下げた専門的な内容もあり、不動産投資を考えている投資家(買主)にとっては最高の学校的な存在になっています。
参加無料!不動産投資関連セミナー情報
このセミナーをきっかけにして不動産投資を行い、副業として儲けを出すことや、リタイア後の生活資金確保に役立てている方が多くいらっしゃいます。
ここでは、無料セミナーについてどのような内容が開講されているのか一例を紹介し、どのような人が参加しているかというデータも明らかにしていきたいと思います。
無料セミナーの一例
「マンション投資は立地が命!データで見る物件選び」は、東京都心で勝てる中古コンパクトマンション経営についてのセミナーです。
ランドネットの営業部 部長・萬代茂明さんが登壇し、多くの不動産取引実績がある不動産コンサルティングマスターによる、データを元にした講義を聞くことができます。
また、「岸博幸氏特別合同WEBセミナー」では、TVでもおなじみの経済学者の岸博幸氏とランドネットの榮章博社長がコロナ禍で成功する不動産投資法に討論形式で解説していきます。
このセミナーでは、令和4年の日本経済と今後の不動産投資の展望について、多くのことが語られました。
セミナー参加者データ
ランドネットのセミナーに参加している方の約4割は年収500~700万円で、決して高収入の方ばかりではないということです。また、8割の方が会社員なので、みなさん、副業としての不動産投資を考えていることが分かります。
年齢層に関しては、約5割が30~40代、約2割が20代となっていて、若年層でもこれから勉強しようと思っている気概のある方が多いという印象です。
ランドネットの物件情報
※各物件データは本稿執筆時点のものです
ダイレクト不動産(中古マンション投資物件)
ダイレクト不動産(中古マンション投資物件)から物件を見てみると、最も安くて20万円から、最高値は3,630万円と大きな差があり、投資家は資金に応じて物件を選ぶことができます。
また、利回りも4.56%から150%まであり、どの物件がリターンが多いのかというデータもすぐに分かります。
不動産ファンド物件
不動産ファンド物件で現在運用中なのは「LANDNET Funding Project 3号」で、最低出資金額(1口)は¥10,000から、想定利回り(年利)は8.0%となっています。
過去に運用されていた物件も同じ出資金、利回りとなっており、安定した投資物件と言えるでしょう。
榮章博社長について
会社を急成長させているだけあり、辣腕の人物であることが予想できるのですが、ここでは榮章博社長のプロフィールや考え方などに迫ってみたいと思います。
榮章博社長のプロフィール
榮章博社長は、名門大学の中央大学法学部を卒業して、法律界ではなく大手不動産流通会社に入社します。そこでは当時あまりIT化が進んでいなかった不動産業界において、データベースシステムについて学び、不動産流通データベースシステムを開発します。
そして会社を退社して独立することになり、1999年にランド・ネット(現ランドネット)を立ち上げます。ランドネットは設立から22年目を迎えますが、今を第二創業期と位置づけ、事業拡大を推進するという考えです。
趣味はテニスや水泳、そして週3回のジム通いとスポーツアクティブな方です。また、モットーは「質実剛健」です。
AIやITのイノベーションに対応し楽しむことが大事
榮章博社長は、不動産だけではなく、まさに今はAIやITのイノベーションによる時代の変革期と考えています。いち早く不動産業界にAIやITを導入しただけあり、ランドネットの基幹システム『RCP』による情報とテクノロジーの活用に自信を持っています。
今後についても、賃貸の管理を請け負ったユーザーだけではなく、その方の2代目、3代目、その孫世代までお付き合いしたいと考えていて、非常に長期的なビジョンを持っています。
日本の不動産への課題は二つ
日本の不動産業界は、築年数が経つこと、設備などの陳腐化スピードが加速していること、という2つの課題に直面していると主張しています。ランドネットでは、この2つの問題に正面から向き合った買取販売を行っていると言います。
また、今後は区分マンションだけではなく、戸建てや一棟ビルを扱って、業界ナンバーワンを本気で取りに行くとしています。
採用情報
ここでは、榮章博社長の言葉からランドネットが求めている人物像に迫り、現在募集している5つの事業部について説明していきます。
求める人物像
不動産業界だけではなく、世界全体が変革の真っ只中にありますが、ランドネットが求めているのは「変化を探し、変化に対応し、変化を機会に変えられる人」です。
また、様々なユーザーそれぞれのライフプランに対応し、一人ひとりのユーザーのライフプランに先見性を持った提案が出来る“発想力”を重要視しています。
求人のある5つの事業部
求人を行っているのは、売買事業部、賃貸事業部、建築事業部、システム部、バックオフィスの5つです。
売買事業部は、マンションを売りたいオーナーと投資家の間に入ったり、投資用不動産の営業などを行うランドネットの花形事業部です。
賃貸事業部は、ランドネットが管理する物件について、家賃の回収や入退去時の立ち会いなどを行います。
建築事業部は、リフォーム・リノベーションの設計、施工管理が主業務になります。
システム部は、ITを活用するランドネットの頭脳を担う部署で、ウェブシステムを開発したり、社内基幹システムを構築したりします。
最後に、バックオフィスは経営企画職や事務職などとなっています。
まとめ
ここ数年で400億円以上まで売り上げを伸ばし、飛ぶ鳥を落とす勢いの会社は、有能なシステムとスタッフに支えられ、今後も伸びていくことが予想されます。
社長もITやAIへの先見の明があり、テクノロジーの活用によりますます良い投資物件が提供されるでしょう。
不動産投資を考えている方、就職したいと考えている方にとって、ランドネットは信頼して自分のお金や将来を預けられる会社と言えます。
会社概要
名称 | 株式会社ランドネット |
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本社所在地 | 〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋 7階 |
支店所在地 | (横浜支店) 〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1-4-1 横浜天理ビル10階 (大阪支店) 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-11-4 大阪駅前第4ビル5階 (福岡支店) 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1-10-20 天神ビジネスセンター4階 |
設立 | 平成11年9月29日 |
代表者 | 榮 章博 |
資本金 | 6億9,595万6,000円(2021年10月31日時点) |
従業員数 | 496名(2021年7月時点) |
事業内容 | 不動産投資事業 投資用中古マンションの売買・売買仲介・賃貸・賃貸仲介・賃貸管理 不動産コンサルティング 不動産投資セミナーの開催 不動産賃貸事業 リノベーション事業・リフォーム事業 不動産クラウドファンディング事業 |
免許番号 | 宅地建物取引業 国土交通大臣(2)第8622号 建設業 東京都知事許可(般-30)第150058号 不動産特定共同事業 第1号事業者 許可番号 東京都知事 第117号 古物商許可証 東京都公安委員会 第305512116337号 産業廃棄物収集運搬業 東京都許可 第1300219874号 埼玉県許可 第01100219874号 神奈川県許可 第01400219874号 千葉県許可 第01200219874号 |
登録番号 | 賃貸住宅管理業 国土交通大臣(2)第000083号 マンション管理業 国土交通大臣(2)第034068号 二級建築士事務所 東京都知事登録 第15779号 |
営業時間 | 10:00~19:30 定休日:水曜日 |
300件以上もの居住用物件を扱い(本稿執筆時点)、支店それぞれに不動産のプロフェッショナルが常駐しているので、購入だけではなく運用や賃貸などに関してもまとめて相談できると、良い評判や口コミが聞こえてきます。
ここでは、ランドネットでの不動産投資や就職について考えている方に向けて、ランドネットについて詳しく知ることができるように、概要から社長について、採用情報など、編集部で詳しく調べた内容を紹介していきます。