中島博之弁護士の経歴!漫画村特定後も海賊版を摘発する情熱がやばい!

中島博之弁護士のアイキャッチ
編集部
中島博之弁護士は、漫画村や漫画BANKの運営者やファスト映画投稿者を特定したことが評判となっている弁護士で、違法な海賊版サイトの撲滅を目指す強い漫画愛とやばい情熱の持ち主です。
東京フレックス法律事務所に所属し、2021年には漫画原作者デビューも果たしています。

そんな中島博之弁護士の経歴、漫画村の運営者特定などの実績、漫画原作者としての活動、口コミ評判、取扱業務、中島博之弁護士が所属する東京フレックス法律事務所について調査しました。
本稿にて、改めて海賊版サイトの危険性や違法性を認識していただけたらと思います。

追加情報

中島博之弁護士とは?

中島博之弁護士とは

中島博之弁護士とは、東京フレックス法律事務所に所属し、インターネット上の権利侵害問題などに精通した弁護士です。

これまでに、漫画村やファスト映画の投稿者特定に貢献し、現在も海賊版サイトなどの摘発に力を注いでいます。
中島博之弁護士の活動は、依頼者の問題を解決に導くだけでなく、数々の違法投稿者が摘発されたことで、世の中に大きな抑止効果を生み出しているのです。
様々な著作権問題を解決に導いた活躍により、2023年には文化庁と公益社団法人著作権情報センターが主催する「ゲーム実況・配信に係る著作権セミナー」の講師に指名され、ゲームにおけるガイドラインの重要性などを解説しました。

また、2021年より、代理人ではなく権利者として海賊版などの違法サイトと直接戦いたいとの想いから、漫画原作者「ゆうきまひろ」として活動しています。

プロフィール

中島博之弁護士のプロフィール
  • 名前:中島博之(なかじま ひろゆき)
  • ペンネーム:ゆうきまひろ
  • 出生:1983年生まれ
  • 最終学歴:神戸大学大学院法学研究科法科大学院修了
  • 資格:国会議員政策担当秘書資格・弁護士(第二東京弁護士会)
  • 所属:弁護士法人東京フレックス法律事務所

経歴

編集部
中島博之弁護士の経歴をまとめました。

神戸大学大学院法学研究科法科大学院修了後、衆議院議員秘書を経て弁護士登録し、東京フレックス法律事務所の所属弁護士として、10年以上活動しています。
大手出版社の民事事件の弁護や一般企業の顧問弁護士なども務めており、2021年には漫画原作者としてデビューしました。

中島博之弁護士の経歴
  • 2007年:中央大学法学部卒業
  • 2010年:神戸大学大学院法学研究科法科大学院修了
  • 2010年:衆議院議員秘書
  • 2011年:弁護士登録(第二東京弁護士会)
  • 2011年:弁護士法人東京フレックス法律事務所へ入所
  • 2021年:「ゆうきまひろ」として漫画家デビュー

中島博之弁護士が漫画村のサイト運営者を特定

中島博之弁護士が漫画村のサイト運営者を特定

中島博之弁護士は、これまでに様々な問題解決実績を残してきましたが、2018年に漫画村の運営者情報をアメリカのサーバー提供会社から特定したことで大きな注目を浴びました。

漫画村とは2016年に開設され、漫画や小説などの出版コンテンツを違法に掲載し、インターネット上で誰でも無料で読むことができた海賊版サイトです。2017年から利用者が急激に伸び、影響規模の大きさから2018年にはその違法性について国会でも取り上げられました。
様々な日本政府の対応もあり、漫画村は2018年4月に閉鎖しています。
その後、2019年に著作権法違反の疑いで運営者は逮捕されました。
元運営者には2021年に実刑判決が言い渡されましたが、漫画村に著作権を侵害されたとして、2022年にKADOKAWAや集英社、小学館が元運営者を相手取って総額19億円を超える損害賠償を求めて東京地裁に提訴しており、未だに根深い問題が残っています。

その後サーバー提供会社も提訴

2022年2月には、集英社、KADOKAWA、講談社、小学館の出版4社が、漫画村などの海賊版サイトにサーバー提供を行っている米クラウドフレア社に対し、海賊版コンテンツの公衆送信・複製の差し止めと損害賠償を求める訴訟を提起しました。
中島博之弁護士も顧問弁護団の1人としてこの裁判を担当しています。

損害賠償請求額は4億6,000万円であり、今回の訴訟を通じて、数年間にわたる海賊版サイト対策への協力要請に対する米クラウドフレア社の非協力的な姿勢が、通信インフラという公共的サービスを担う企業として相応しいのかといった点についても社会に問いたいとしています。

海賊版サイトの危険性

漫画村のような海賊版サイトの運営が犯罪であることは広く認知されていますが、2021年の著作権法改正により、違法アップロードされた漫画をダウンロードした利用者も罪に問われるようになりました。
現在はブラウザ上で閲覧しただけでは犯罪になりませんが、今後の法改正によっては閲覧者も取り締まりの対象となる可能性があります。

また、海賊版サイトを閲覧すると犯罪行為に加担するだけではなく、アクセスするだけでスマートフォンやパソコンがウイルスに感染してしまったり、個人情報を抜き取られたりする危険性もあります。
さらには仮想通貨を生成するマイニングプログラムが埋め込まれているケースも多く、実際に漫画村では、閲覧者のパソコンを利用して仮想通貨のマイニングをしていたことも判明しています。

違法アップロードされたコンテンツをダウンロードや閲覧しないのはもちろんのこと、あらゆる危険が潜んだ怪しい海賊版サイトにはアクセスしないようにしましょう。

漫画原作者「ゆうきまひろ」としてコミックを連載

漫画原作者「ゆうきまひろ」としてコミックを連載

中島博之弁護士は、ゆうきまひろのペンネームで、コミックアプリのマンガワンにて、「弁護士亜蘭陸法は漫画家になりたい」を連載しています。
これまで代理人という立場で様々な著作権侵害と戦ってきましたが、原作者としての権利を持てば、海賊版サイトと直接当事者として対決できるという想いから、漫画原作者デビューしました。

違法アップロードにより楽してお金を稼ぐのは許せないという正義感と、幼少期から手塚治虫の漫画を全巻揃えるほどの漫画好きだった漫画愛が、中島博之弁護士の海賊版サイト撲滅への情熱を後押ししています。

インタビュー記事では、「作品の印税収入が入ったら、すべて海賊版対策に使いたい」と語られており、その熱い想いが伺えます。

中島博之弁護士の口コミ評判

中島博之弁護士の口コミ評判
編集部
中島博之弁護士の問題解決事例とともに、依頼者から寄せられた口コミや評判を紹介します。

Twitterアカウントの凍結解除

中島博之弁護士の口コミ評判①
フォロワーが数十万人のTwitterアカウントが凍結されてしまい、運営に凍結解除の申請をしても同じ内容の返信が来るだけで困惑していました。そこで中島博之弁護士に依頼したところ、迅速に解決していただき、無事に凍結解除できました。
編集部
Twitterアカウントが凍結されてしまった際には、誰でも異議申し立ての申請をすることはできますが、なかなか対応してもらえないことがほとんどです。
中島博之弁護士に依頼したことで、Twitter本社のあるアメリカの法律を前提に、凍結解除を実施してくれたと評判でした。

権利侵害投稿の削除と発信者情報開示請求

中島博之弁護士の口コミ評判②
当社の権利侵害を行う投稿が、海外の動画共有サイトなどでされており、どのように対応したら良いか分からずに困っていたため、弁護士に頼ることにしました。
海外とのやり取りになるので、その分弁護士費用が膨れ上がってしまうのではないかと懸念していましたが、中島博之弁護士の粋な計らいによって費用を抑えることができました。
権利侵害にあたる投稿の削除に加えて、発信者情報の開示までしていただき、大変助かりました。
編集部
中島博之弁護士は英語対応も可能であり、海賊版サイトなど、インターネット上の権利侵害対策に強い弁護士のため、海外のサイトやサーバーを通じた権利侵害も対処してもらえたと評判です。
また、費用をできるだけ抑えた対応を意識するなど、依頼者に寄り添う姿勢も高く評価されています。

アプリの不正アクセス被害を解決

中島博之弁護士の口コミ評判③
運営しているスマートフォンアプリにて、不正アクセスやチート行為を行う者が現れ、対応に追われていました。被害の解決と拡大防止のため、中島博之先生に不正アクセスを受けないためのシステム設計から不正アクセス者の特定まで行っていただき、被害が拡大するのを防げました。
編集部
スマートフォンアプリの荒らしユーザーの摘発も行っており、その後の荒らし行為への抑止効果にも大いに貢献していることが伺えます。
アプリ内で不正行為を行うことは、ゲーム上の規約違反となるだけでなく、現実世界でも違法行為として罪に問われる場合がありますので、軽い気持ちで行わないようにしましょう。

中島博之弁護士の口コミ評判まとめ

編集部
中島博之弁護士の口コミや評判を調査したところ、問題解決はもちろんのこと、迅速かつ依頼者に寄り添った対応が評価されていました。

我々の生活を豊かで便利にしてくれるインターネットやSNSですが、アカウントのなりすましや乗っ取り、権利侵害にあたる投稿、サイトへの不正アクセスなど、その裏には様々な問題が潜んでいます。
そのため、万が一トラブルが発生してしまった時に、中島博之弁護士のような頼れる存在がいると安心です。

東京フレックス法律事務所とは?

東京フレックス法律事務所とは?

中島博之弁護士が所属する東京フレックス法律事務所とは、1978年に槙枝法律事務所として設立され、東京都新宿区に事務所を置く法律事務所です。

東京フレックス法律事務所の取扱業務は、企業法務、M&A・事業継承、事業再生、IT法務、知的財産・エンタメ法務、刑事事件、一般民事事件などと多岐にわたり、各分野において、高い専門性と豊富な経験を有した11名の弁護士が対応しています。

案件を成功に導くためのアイデアを依頼者とともに考え、時には法律面だけでなく、財務やビジネス面も含めた総合的なアドバイスを行うことを大切にしています。

中島博之弁護士の取扱業務と得意分野

中島博之弁護士の取扱業務と得意分野
編集部
漫画村のサイト運営者を特定したことで話題の中島博之弁護士にはどのようなトラブルの依頼ができるのか、取扱業務と得意分野を調査しました。

取扱業務

編集部
東京フレックス法律事務所の公式サイトに掲載されている中島博之弁護士の取扱業務は、以下の通りです。一般企業の法務なども担当していますが、取扱業務からはIT・インターネット関連の問題に特化した弁護士であることが伺えます。
中島博之弁護士の取扱業務
  • 企業法務
  • 知的財産法
  • インターネット上の権利侵害対策
  • YoutubeやTwitter等SNSに関係する法務
  • スマートフォン向けアプリに関する法律問題
  • スマートエネルギーに関する法律問題
  • サイバー犯罪対策です。

得意分野

企業の顧問弁護士を務めたり、取扱業務に関するあらゆる問題解決実績があったりと、取扱業務全般が得意分野のようです。

インターネット上の権利侵害対策には、漫画村の運営者特定などが該当し、YouTubeやTwitter等の海外企業が提供するサービスにおける法的トラブルでも、多数の解決実績を持っています。
スマートフォン向けアプリに関する法律問題では、アプリ開発や運営で困っている企業に対し、利用規約の策定・リニューアルや納品トラブルの対応、ビジネススキームの考案なども実施しています。

また、サイバー犯罪については警察への捜査協力を行い、違法行為を行う人物の特定や摘発にも大きく貢献しています。

中島博之弁護士の解決実績

中島博之弁護士の解決実績
編集部
漫画村問題以外にも、中島博之弁護士は数々の解決実績を残しています。
ここでは、ネットニュース等のメディアに取り上げられている代表的な実績を紹介します。

ファスト映画投稿者の特定と逮捕に貢献

2020年頃から問題となっていたファスト映画の投稿者特定と逮捕に貢献した実績があります。
ファスト映画とは、映画の映像を無断で使用し、10分程度にまとめてストーリーを明かす違法動画であり、中島博之弁護士の協力によって、2021年にファスト映画の投稿者が全国で初めて摘発されました。
著作権法違反容疑で逮捕された投稿者は既に有罪判決が確定しており、その後のテレビ局や映画会社からの民事訴訟により、2022年には投稿者2名に5億円の賠償が命じられました。

このファスト映画摘発に対し、中島博之弁護士は「悪質さは漫画村と変わらない」と述べ、著作権侵害だけでなく、営業妨害や不正競争防止法等に触れる可能性もあると言及しています。

大手量販店の著作権侵害事件を解決に導く

人気フィギュアの「もにまるず」に酷似した商品が大手量販店ダイソーで販売されていた問題で、作者からの依頼を受けた中島博之弁護士は、早急な販売停止と販売企画会社との和解による問題解決に導きました。

中島博之弁護士主導のもと「もにまるず」の著作権登録を行い、粘り強い交渉の末に酷似商品の販売企画会社から著作権侵害があったと謝罪があり、和解が成立しました。

交渉が決裂して訴訟になった場合のプランも打ち立てており、あらゆる展開にも適切な対応ができる弁護士であることが伺えます。

漫画ネタバレサイトを摘発

漫画「ケンガンオメガ」のネタバレサイト問題が起きた際には、小学館の弁護を担当しました。
中島博之弁護士が摘発に携わったネタバレサイトの漫画ルでは、漫画のセリフなどを文字起こしして無断公開したとして、サイト運営会社と代表者が書類送検されています。

この問題は、2020年に小学館側からサイトを管理するサーバー会社に発信者情報開示請求を行ったものの、サイト運営者が開示を拒否したため、民事の裁判となりました。
中島博之弁護士はネタバレ自体が違法なのではなく、漫画の内容をそのまま抜き出している行為が違法であると語っており、行き過ぎたネタバレは海賊版サイトと変わらない被害を生み出すとしています。

スマホゲームの不正利用者摘発に貢献

中島博之弁護士は、スマートフォン用ゲーム「人狼ジャッジメント」で不正や迷惑行為を行った人物の特定にも協力し、当時男子高校生だった同人物は、偽計業務妨害と全国初となる私電磁的記録不正作出・同供用の罪で摘発されています。

その後、さらなる法的措置として同人物に対し損害賠償請求訴訟を提起したところ、1,000万円の損害賠償請求が認められる結果となりました。
裁判を担当した中島博之弁護士は、今回のように度の過ぎた行為には法的責任の追及を行う場合もあるとした上で、「他人の迷惑を顧みない、自分本位の行動をとることのリスクをよく考え、正しいアプリ利用を心掛けてほしい」とコメントしています。

まとめ

編集部
以上が、中島博之弁護士の実績や口コミ評判などについて調査した内容です。
漫画村やファスト映画の摘発は、海賊版サイトの抑止力となっていますが、権利侵害にあたる投稿は後を絶ちません。
違法アップロードをしないのはもちろんのこと、運営者に広告費などの収益が発生しないように、サイトを閲覧しないことが一番です。

また、SNSアカウントの凍結や著作権侵害に悩んでいる場合には、中島博之弁護士のような知的財産法やインターネット上の問題に詳しい弁護士に依頼し、問題を早期解決しましょう。