花まる学習会の中途入社社員にインタビュー

花まる学習会の中途入社社員にインタビュー
編集部
花まる学習会に2012年10月に中途入社した臼杵允彦(うすきまさひこ)様にインタビューさせていただきました。社員のリアルな評判や働きがいなどを知ることができるので、企業研究には役に立ちますよ!

花まる学習会に入社を決めたきっかけは?

花まる学習会入社のきっかけは、教え子Y君との再会です。

話は大学時代にまでさかのぼります。当時、私は個別指導塾でアルバイトをしていました。そこで出会ったのがY君。中3だった彼は、偏差値25・不登校1年半。高校入試まで残り半年という状況。「ただの受験ではなく、彼にとって一生の自信を得るための受験にしたい」その一心で向き合いました。

努力の末、彼は偏差値52の志望校に見事合格できました。やがて、彼が高1の終わりに差し掛かる頃、私の就職を機に別れが訪れました。個別指導は依存を生むので、このタイミングで、「Y君、あなたの自立の為に、連絡はもうしない。」そう伝え、それぞれの道へ。私は、人材業界R社に入社。人材コンサル営業をしていました。

彼との別れから早4年、一通のメールが届きました。そこには「メアド変えました」の文字が。おそるおそる電話してみると、「東洋大学に行っている」と逞しく話すY君。早速飲みに行くことに。線の細さは相変わらず。雰囲気は変わらないまでも、出会った頃のY君とはまるで別人。しっかり将来を見据えて、自立していました。そこで、心底感じたのです。教育の可能性を。どんな子どもにも無限の可能性がある。

それと同時に、子どもは出会う大人が限られている。そして、どんな大人と出会うかが未来を創る。そう身に染みたので、そこで初めて教育の道を志しました。しかし、大企業からの転職には「本当にそれでいいのか」という不安もありました。

ちょうどその頃、スティーブジョブズが亡くなったのです。彼の人生に興味があり、色々学んでいくうちにあるアメリカの大学で、卒業スピーチをしている動画と出会いました。

「もし、今日が人生最後の日だとしたら、今からやろうとしていることをやるのか」これを毎朝何十年も自問自答していると知りました。それから、私も毎朝、鏡の前での自問自答を始めたのです。それを半年続ける中、『ソロモン流(テレビ)』で、花まる学習会を知り入社を決めました。

就職活動で一番苦労したことはなんですか?またどのように乗り越えましたか?

新卒で就活しているときは、そもそも何がしたいか全くわからず、とにかく知っている先輩にどんな仕事をしているのか知りにいくことからのスタートでした。

幸い応援指導部吹奏楽団に所属していたこともあり、多くの先輩の話を聞くことができました。その中の2人が、「夜12時を超えて仕事していても楽しくて仕方がない」そう語っていたのです。2人とも同じ会社の方でした。それが人材業界R社。当然のごとく興味をもち、大学の教職課からその会社に行っている先輩全員にハガキを書いたりもしました。会って下さったのは、7名ほどだったと思います。

順調にOB訪問を重ね、R社への志望度が上がっていく中、その7人目の先輩で、どん底までつき落とされました。「なんでうちに入りたいの?」を何度も掘り下げられ、30分後に自分の口から出てきたのが「弱っている人を助けたい」という言葉。「アフリカで医者でもなれば?」そう言われたのです。

その時、「お前のような浅いやつはいらない」。そう言われた感じがしました。今まで積み上げてきたものが崩れた瞬間でもありました。心労に近いですが、これが一番苦労したことです。

その後、ファーストフード店に30分こもり出た結論は、「おれは考えても、答えが出るタイプではない。動こう。」でした。山の手線に乗り、隣に座っている人をふと見ると、スーツを着たサラリーマンが座っているじゃありませんか。素朴な疑問が湧いてきたのです。「この人は、どうして今の会社に決められたのだろうか?」そこで、勇気を出して聞いてみました。すると、色々教えてくれたのです。

「IT4年目。入社時はITバブルだったが、今は業界が飽和。転職さえ考えている。」会社説明会では聞けない世の中のリアルを知れた瞬間だったのです。0ベースで社会を知る必要があると思い、私はその日から「電車でOB訪問」を始めました。

説明会や面接の行き帰りの電車は、常に社会人へのインタビュータイム。断られることも少なくなかったですが、ヒアリングできたのが50名を超えるころ、R社に「面白い!」と評価され、内定・入社に繋がりました。直感と思い切った行動から乗り越えることができたのです。

やりがいを感じる瞬間は?

目の前の子どもの成長を感じた瞬間です。

さらに、それを子ども本人やお母さんお父さんにお伝えすると、とてもいい顔で喜ばれます。その瞬間です。

感動したエピソードは?

A君(6年)のエピソードです。

彼は、純朴で優しく友達にも恵まれていました。一方で、学力は出会った当時の4月時点で、引き算の繰り下がりさえ危うかったのです。はっきり言ってしまえば2年生レベルでした。

そして、お母さんと話をした際、端々に「うちの子ダメなんです」の言葉が。その後、「彼を将来メシが食える大人にする」そう意気込み手を尽くす中で、なかなか越えられない壁がありました。それが、心の壁です。彼が問題に向き合うとき、口癖のように出てくるのが「わからない」という言葉。そのニュアンスは、「考えてもわからない」というより、「考えることができない」という諦めに思えてなりませんでした。彼の自信をどう育めばいいのか。その答えを見つけるべくお母さんと話をしました。

すると、お母さんが目に涙を浮かべながら、「一人っ子の息子の子育てにずっと自信がなく、ついキツいことばかりを言ってしまっていました。この子の為にもう二度と『Aができない』とは言いません!」そうおっしゃったのです。私は驚きとともにお母さんの決意を心に刻みました。

その後、お母さんの言葉が180度変わったのです。毎週のようにお迎えの際、A君が頑張ったこと、褒められたことを教えて下さいました。すると、A君もだんだんと粘り強くなっていったのです。スケートで転んだら「もう帰る」と言って聞かなかったのが、「まだやる!」に変わったり、お父さんが「海行こうか?」と聞くと、「家にいる」だったのが、「行く!」に変わったり。それらの好奇心や頑張りに彼の自信を感じました。勉強面については、「わからない」と度々言うものの、次第に試行錯誤できるようになり、解ける問題が増えていったのです。

ついには、三学期に6年生の範囲に追いつき、無事卒業しました。さらに、その2か月後、お母さんに電話してわかったことがあります。5月に学習障がいについての診断をしていました。

ここからはお母さんの言葉。「去年は、グレーゾーンではあるが、ほぼ学習障がいという診断が出ていたのです。でも今年受けたら、グレーゾーンですらありませんでした!」学習障がいは、なかなか治らないから、どらかというと二次障がいをいかに防ぐかが肝と言われています。なので、この診断結果に私も驚きました。そんなA君のターニングポイントは間違えなくあの時のお母さんの決意にあったと思います。お母さんの言葉が変わることで、ここまで子どもが変わる。感動したエピソードでした。

花まる学習会の長所は?

  1. 「子どもたちをメシが食える大人・モテる人に育てる」この理念が全社員に浸透しているところです。何のために働いているのか、何のために子どもたちに向き合っているのか。このベクトルが本当に全社員揃っているのは強みです。
  2. やりたいことが実現できる会社です。子どもたちやお母さんお父さんのために、この企画をしたいというアイデアなどは、基本的に応援されます。私は、食と子どもの成長は深く繋がっていると考えているので、自由が丘の自然食レストランで、栄養士の先生を呼んで、お母さんたち向けに、食について探究する勉強会をしたい、そう思っていました。この考えを話して、やめた方がいいという人は1人もおらず、イベントとして実現しています。
  3. 一生現場を持てるところです。会社によっては、年次が上がると、マネジメント側になり、現場から離れることは少なくありません。ですが、花まる学習会は全員が教室を持つので、ずっと子どもたちと向き合い続けることができます。日々教室の子どもたちが成長する姿を見れるのもとてもいいところだと思います。

今後の目標は?

私は、人材育成部という部署に所属しています。花まる学習会で、幸せに働ける人を採り育てることによって、私を含めて花まる学習会が関わる子どもたちやお母さんお父さんの幸せを増やすことです。

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2017.05.24
花まる学習会の中途入社社員にインタビュー

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