圧迫面接への心構えと対応方法:第二新卒の面接対策9

圧迫面接への心構えと対応方法:第二新卒の面接対策9

ここでは第二新卒のみなさんが、圧迫面接に遭遇したときに慌てず対応できるように、圧迫面接時の応対方法や心構えをまとめていきます。採用面接時の圧迫面接は、見込みのない応募者に対しては行われません。つまり圧迫面接に遭遇するということは、自分はもう一歩のところまで来ていると考えてください。ここで圧迫面接のからくりを掴み、むしろワクワクして面接に望める自分になりましょう。

就活生に悪意を感じさせる質問を続けるのは意外に大変なことです

就活生に悪意を感じさせる質問を続けるのは意外に大変なことです

何の恨みもない赤の他人に対して、意図的に相手を怒らせるための会話を続けるのが圧迫面接です。自分がそれを行なう立場で考えればわかりますが、面接官にとっても精神的な負担の大きい相当に困難な面接です。

このため無差別に行なうわけでは決して無く、一定以上の能力を持っていると判断した人材に対して、精神的負荷がかかった状態でも期待した能力を発揮できるかをテストするために行います。就活面接で行われる圧迫面接とは:第二新卒の面接対策8でも述べている通り、圧迫面接では基本的には以下の能力を試しています。

  • 強い志望動機
  • 簡単にキレない精神力
  • 精神的に厳しい状態での冷静さ

このように要求されていることがはっきりと分かっているため、圧迫面接対策はそれほど難しいことではありません。

圧迫面接が始まったと気づく事が肝心です

圧迫面接の流れとしては最初は普通の質問から始まり、何らかのタイミングで回答者の答えから派生させて徐々に厳しい質問内容に変わっていきます。必ず場の空気が悪くなりますので、素早く空気の変化を感じ取ってください。

そしてここで「よし、来たぞ!」と感じるだけで、一方的に圧迫される立場ではなくなります。何の準備もない状態で責め立てられるから動揺してしまうわけで、ボールを蹴り出す時のように、当たることが分かっていればそれほど痛みは感じないものです。

次に面接者が何について知りたいのかを判断します。「志望動機」を問われている場合には、最終的に「それでも御社を志望します」といった話に落とせるように会話をつなげていきましょう。「キレない精神力」を求められているのであれば、相手は怒らせようとしているだけですから、決して怒りの表情は見せずに、全ての質問にニッコリと微笑んで答えるようにします。「厳しい状態での冷静さ」を求められているのであれば、とにかく心の動揺を表に出さないことです。声のトーンをあげずにゆっくりと落ち着いて話します。このような場合は、複式呼吸でゆっくりとしたサイクルの大きめな呼吸を続けると、脈拍数が落ちて同時に気持ちも落ち着いてきますので試してみてください。

複数の面接官による圧迫面接

複数の面接官による圧迫面接

面接官が複数いる場合は、それぞれの面接官に役割分担が行われているケースがあります。これを知っておくことで、更に心に余裕が生まれますのでご紹介しておきます。

3人の面接官がチームで圧迫面接を行う場合は、

  • 攻撃を行う
  • 優しい言葉を掛ける
  • 中立の立場

に担当を分けて、年長者が真ん中に座る形で中立の立場を取ることが多くなります。

ポイントとしては、攻撃担当者から厳しい質問を受けている時にも、その他の二人の存在を忘れないようにすることです。むしろあなたの変化を見逃さないようにしているのは質問者ではありません。攻撃者はあなたの回答のアラを探して切り返す役目ですから、あなたにとってそれほど重要ではなく、むしろその他の二人があなたにとって重要な人物と心得るべきです。

圧迫面接に対応するためのテクニック

精神面や知識面での準備ができたら次はテクニックですが、以下のようなパターンが多くなっています。

回答に対する一方的な否定

考えが甘い、現実的にありえない、たいしたことがない、長続きしなさそう、といった求職者の話した内容を全否定するような切り返しをし続けてくるものです。

回答に対して更になぜ?と繰り返される

それはなぜ?、出来なかったときはどうするの?などを繰り返し、回答者を困らせようとする質門を行います。これらの質門は、その場で返す回答そのものをあまり重要視されておらず、

  • 感情的にならない
  • 臨機応変に対応する
  • 冷静な回答をする

といった、あなたのその場での態度と精神状態の安定度を問われていると考えてください。ただし、なぜ?を連発される質問形式は圧迫面接でなくても起こり得ます。回答内容が曖昧であったり、十分に質問に答えられていない時です。このため圧迫面接の有無にかかわらず、事前の面接準備では、自分の回答に対してなぜ?という質門を繰り返し、回答の質を上げておく必要があります。

この点については、面接で重視される「志望理由」について:第二新卒の面接対策2の「更に聞き返されると考えて回答を構成する」で詳しく述べています。また圧迫面接の事例については圧迫面接の実例集:第二新卒の面接対策10でサンプルを掲載していますのでそちらも参考にしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?わかっていれば圧迫面接はそれほど怖いものではありません。他人を攻撃するという行為は、かなりのエネルギーを必要とします。根っからのSはであろうはずもなく、仕事として必死でその役回りを演じているのです。「面接担当者も辛いんだろうな・・・」と、相手を気遣う気持ちの余裕を持って面接に向かってください。

圧迫面接への心構えと対応方法:第二新卒の面接対策9

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