圧迫面接の実例集|第二新卒の面接対策10

複数の面接官に面接される様子 転職の知識

圧迫面接は、企業にとって大きなリスクがあります。実際、求職者に訴えられて面接官が有罪判決を受けたり、大学側が圧迫面接を問題視して求人票の掲載を取りやめるなど、多くの実例もあります。それでも、理由があって行われているのです。

圧迫面接を受ける求職者側にとっては非常に不快な経験であることは間違いないので、圧迫面接をされたから選考辞退するというのも、あなたに与えられた選択肢の1つです。

この記事では、「それでも入りたい会社の場合、どう対応すべきか」を具体的に解説します。

実際に圧迫面接にあったら、実例集を思い出して落ち着いて対応できるように準備を行ってください。

リスクがあれど圧迫面接をする理由|第二新卒の面接対策8

圧迫面接の心構えと対応方法|第二新卒の面接対策9

圧迫面接での質問は基本的に全て否定的なもの

厳しい表情の面接官
圧迫面接での質問は、あなたの履歴書やそれまでの受け答えを逆手にとって否定してきたり、態度に表したりするものが多くあります。
主なパターンとしては以下のようなものがあります。

態度

面接中に携帯をいじる、貧乏ゆすり、ため息、あくび、頬杖をつくなど、あなたに対して露骨に興味がないという態度をとります。これは面接官も楽ですからとても多いパターンです。圧迫面接と分かっている分にはさほど害はなく気にしないのが一番です。

回答出来ない質問をする

面接中に困った表情を見せる女性

今日の為替レートや日経平均など、あまりその面接に関係がなく覚えていないと答えようがない内容のものを問います。不勉強をわびて、今後について前向きに語ればあまり問題はありません。

拒絶姿勢を取る

「あなたを取って会社にメリットはあるの?」「うちの会社に向いてない」「どうせ長続きしない」「競合の◯◯社の方が向いている」「内定を出しても辞退するのでは?」などといった、採用を拒絶するような言動や、女性の場合「結婚してすぐ辞めるんでしょ?」といった発言もあります。不愉快ですが、前向きで理論的な発言で自分の強みを語りましょう。

将来のビジョンや志望動機の否定

不安そうな表情を見せるビジネスマン
「夢の話だ」「現実は違う」「ありきたりだ」「そんな事はできない」「志望動機が浅い」などと言った形で、あなたの未来などについて否定してきます。落ち着いた態度を保ちながら、具体性をもった話で相手を納得させるつもりで粘り強く抵抗していきましょう。

質問攻め

こちらが答えたことに対して「具体的な根拠は?」「答えになってない」「なぜそう思ったのか?」「もしそれができなかった場合は?」といったたぐいの禅問答的な質門を繰り返してきます。前回の記事でも述べている通り準備が必要ですので、5~6回は再質問されると考えてトレーニングしておくべきです。

圧迫面接の心構えと対応方法|第二新卒の面接対策9

学歴や経歴、人格の否定

履歴書を見ながら面接する様子
「三流大学だね」「成績が酷い」「大したことない」「平凡だ」「印象が薄い」「字が汚い」「幼稚だ」「あなたにできるとは思えない」といった形で、学歴・経歴・人格などを否定してきます。
「そんなことはない」と否定で返しても効果がないので、事実であれば認めて詫びて、相手の主観が強いと感じたら、「たしかに有名大学ではありませんが、◯◯先生の本に感銘を受けて入学し、十分に学びました」など、客観的で具体性のある言葉で自分の強みを話しましょう。

圧迫面接を受けた時に態度に出してはいけないこと

意見が対立した様子
単純なイヤミ的なものや明らかな無理難題、断定できない未来の話題であればそれほど問題はありません。この事例集の質問を、面接時にされたと仮定して一通り回答を考えておけば対応可能な範囲だと思います。

しかし、あなた自身が自分のウイークポイントとして認識している部分に触れられた時は厄介です。
誰でも、自分の弱い部分や苦手な事には触れられたくありません。そのタイミングでどうしても素の自分が出てしまい、不愉快な顔や態度になりがちだからです。この時、間違っても怒りを態度に表してはいけませんし、もっともマズいのが「ふてくされた態度」を取ってしまうことです。

会社はチームで働く場なので、同僚のミスをカバーするために自分に非がない問題でも責任を取らなければならないなど、理不尽な状況に立たされることもあります。そこで自分の感情を押さえて問題解決に向かう能力は、社会人が仕事を続けていく中で欠かせないものなのです。

笑顔を見せる社長と秘書

採用企業が圧迫面接をするのは、この能力を試していると認識してください。状況が良いのであれば誰にでも仕事はできます。しかしピンチの時に粘り強くことに当たれる人材であるかを見ているのです。

「そんな事言われたら普通キレるだろ?」といった状況で、会社にとって少しでも有利な状況を引き出せるのが優秀な企業人ですし、企業側もそれができる人材を求めているということです。

自分の弱点に関する質問は、自分の回答に対して再質問が必ず来ると考えて、より深く回答方法を考えておきましょう。

まとめ

PCの前で笑顔で手を重ねるチーム
「一緒に働くかもしれない人間をここまでこき下ろすことはないだろう…」と思うかもしれませんが、それは大きな間違いです。スポーツで考えれば分かり易いですが、激しい攻撃を守りきったプレーヤーは、間違いなく敵に回したくない、ぜひとも味方にしておきたい人材です。採用側としても、その気がない相手にリスクのある圧迫面接はしたくありません。
圧迫面接に遭遇した場合は、間違いなく採用に近い位置にいると思ってください。

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