鎌田豊彦弁護士に聞いた!弁護士という仕事の魅力と過酷さ

弁護士バッヂのイメージ アピール企業
編集部
弁護士という仕事にどのようなイメージがありますか?
「カッコイイ」「大変そう」「儲かっていそう」など人によりけりだと思います。

現在、年間の司法試験の受験者数は約7,000人。うち合格者は1,500人前後。合格率25%前後の難関試験に突破してようやくなれる弁護士。

そんな弁護士の実態や詳しい仕事内容、仕事の魅力とは?鎌田豊彦弁護士に伺ってきました!

本記事は鎌田豊彦弁護士に完全独占取材した内容を基に記事としています。

弁護士とは(一般的な知識として)

鎌田豊彦弁護士
弁護士というのは、一言でいってしまえば、国家資格を持った法律の専門家です。司法試験と呼ばれる合格率25%程度の難関試験を突破した後、1年間司法修習生として経験を積み、最後に卒業試験をクリアした人のみなれる狭き門です。

仕事内容は、民事事件から刑事事件まで様々。私の場合、労働問題などを得意としております。

他にも、離婚や遺産相続などの家事事件や、破産・民事再生などの倒産事件を扱っている弁護士もいます。

弁護士は法律を武器とした交渉の専門家。そのため、離婚や交通事故などによる慰謝料請求や相続・遺言問題、債務整理など争いやお困りごとが生じたらぜひご相談ください。

交渉で決着が付かず、調停、審理、訴訟になった時も弁護士ならばあらゆる手段を尽くして、対応することができます。もちろん、不慣れな手続きも全て代行します。弁護士を雇えば裁判所に出向く必要もありません。

依頼人の代わりに有利に交渉を進めて、手間暇や心理的負担を軽減します。

弁護士の主な業務内容

1.離婚・男女問題

鎌田豊彦弁護士
離婚にまつわるお金のトラブルや養育費や親権など子どもに関する問題、その他男女トラブルについて解決します。

2.交通事故

鎌田豊彦弁護士
交通事故の慰謝料や損害賠償に関するトラブルを解決します。示談交渉はもちろん、交通事故裁判にも対応しています。

3.借金

借金の減額や見直し、取り立てや差し押さえなどの問題を解決します。住宅ローンや過払い金などでお悩みの方は弁護士にご相談ください。[/voice]

4.遺産相続

鎌田豊彦弁護士
相続の手続きや遺言、贈与、遺産分割、借金がある場合など家族間でのトラブル等が生じましたら弁護士にご相談ください。

5.労働

鎌田豊彦弁護士
未払い残業代、不当解雇、ハラスメントなどの問題を解決します。

6.債権回収

鎌田豊彦弁護士
支払われるはずのお金が支払われてこない。そんなお悩みを解決します。

7.消費者被害

鎌田豊彦弁護士
悪徳商法によるトラブルやクーリングオフ、返品・返金などのトラブルを解決します。

8.インターネット

鎌田豊彦弁護士
インターネットの書き込みの削除要求、誹謗中傷、名誉毀損などについてお困りでしたら弁護士にご相談ください。インターネットトラブルを解決します。

9.犯罪・刑事事件

鎌田豊彦弁護士
暴力事件、性犯罪、経済・財産事件、薬物事件、交通事故、少年事件などに巻き込まれてしまった場合は弁護士にご相談ください。

10.企業法務

鎌田豊彦弁護士
株主総会の運営や消費者からのクレーム対応、他社との取り引きや契約、知的財産など会社経営におけるトラブル・お悩みなどがありましたら弁護士にご相談ください。

弁護士を目指した理由

鎌田豊彦弁護士
生まれも育ちも東京都港区で、私が生まれたときはすでに亡くなっていましたが、祖父が虎ノ門で法律事務所を開業していました。そのため、出入りする方々も法律関係の人たちが多く、自然と法律が身近な環境で育ちましたね。

大学進学時も「入学するなら法学部」というのがありました。

依頼者のために働けるというのも自分の生き方に合致していましたし、そのため、比較的早い段階で司法試験を受験することを決めました。

弁護士のやりがいとは?

鎌田豊彦弁護士
やはり苦労しても、依頼者の要望にできるだけ添える形での結果が出れば、感謝や満足していただける。そこが一番やりがいを感じるところですね。

もちろん、必ずしも希望通りの結果になるわけではありませんが、依頼者の期待に応えてできる限り尽力し、最低でもマイナスを最小限にする。

完全に思い通りの成果を上げられなかったとしても、たいていのお客様からは「ありがとうございました」というお言葉を頂戴しております。

弁護士として心掛けているモットー

鎌田豊彦弁護士
簡単に言えば、弁護士法に書かれている理念を実現することです。

弁護士法の第1章「弁護士の使命及び職務」の第1条には、“弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とする。”と書かれています。

まさにこの“社会正義の実現”こそが私の使命、そして心掛けているモットーです。

どんな相談・依頼を受ける?

鎌田豊彦弁護士
私が現在所属している事務所は「経営・労働・法務」に関する相談を受け付けております。

例えば、「残業代の請求を受けた」「社員がうつなど精神疾患にかかって休職しているのだが、どう対応すればいいか分からない」などといった事柄ですね。

他にも「取引相手が契約通りにモノを売ってくれない」「売掛金を振り込んでもらえない」などのトラブルにも対応しております。

今までで大変だった事例

鎌田豊彦弁護士
事務所での対応ですが、労働組合がからんだ案件ですね。労働組合とは労働者の権利を守るためにつくられた団体。労働条件の維持改善や経済的地位の向上などを目的に様々な活動をしています。

労働組合が関わりますと、労働紛争という形になり、労働委員会から裁判所、そこからさらに高等裁判所へと段階を経ていくので和解まで時間がかかります。私たちが担当した案件は、解決まで3~4年かかりました。

行き着く先が見えないので依頼者も私たちも不安です。あっさり終わるときもあるのですが、そこにたどり着くまでの時間と手間暇が非常にかかる大変な時期があります。

弁護士業界の現状

鎌田豊彦弁護士
2007年から司法試験合格者が3,000人を突破し、現在の弁護士数は約25,000人と言われています。これだけ多くの弁護士が在籍する中、仕事の奪い合いが生じているのが現状です。

そのため、多くの弁護士事務所が広告に力を入れています。
ホームページやブログを使用するのはもちろんのこと、大々的にTVコマーシャルを流して集客を促す事務所も増えています。

このような新しいメディアを使ってどのように自分たちの仕事の魅力をアピールし、お客様にご理解いただくのか。昔と比べて弁護士業界も大きく変化していると感じます。

弁護士業界の今後

鎌田豊彦弁護士
競争も激化し、弁護士もかつてほど収入面などで“おいしい仕事”でなくなってきていることは事実だと思います。

実際に難関である司法試験を突破して弁護士になっても、仕事がなくて、他人様の事務所に間借りして細々と収入を得ているイソ弁(居候弁護士)の数は増えているといいます。

しかし弁護士としての仕事に決してやりがいや魅力がなくなったわけではありません。

上述の通り、弁護士はお客様の期待に応えて感謝される素晴らしい仕事です。今後も人々の役に立つため、決してなくなることはないでしょう。

しかしそのためには、新たなニーズの発掘も大切です。
日本はアメリカと違って訴訟社会ではないので、従来型の価値観でのニーズは追いついていません。しかし、例えば第一東京弁護士会では小中学校に赴いて弁護士が「いじめ防止のための授業」や「憲法に関する授業」などを行っています。

このように今の時代に即した、新たなニーズを発掘することが弁護士業界にも求められていると思います。

まとめ

編集部
弁護士という職業について分かりましたか?

上記に書かれているような問題に直面し、どうすればいいか分からないときは、ぜひ一度弁護士に相談してみましょう。

きっとあなたの味方になってくれるはずですよ。